Wishbone Ash - 40th Anniversary Concert - Live In London

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Wishbone Ash - 40th Anniversary Concert - Live In London
40th Anniversary Concert - Live In London [DVD] by Wishbone Ash

 Wishbone Ashって凄いわ。70年代を風靡したバンドとしては知られているし、名盤も幾つかあって歴史に残る作品になっているけれど、実は継続して今までもずっとやっている、オリジナルメンバーのアンディ・パウエルがひたすら頑張って活動しているってのは知られていない。ニッチな世界ではこないだ来日公演やったじゃないか、ってあるけど、そんなのもさほど知られてはいなかっただろうし、知ってもライブ行くか?ってぇとそうでもないって話。んなこともあってさ、近年のライブの映像ってのはライブに行ってみようかな、っていう動機づけになると思うんだな。何せ昔よりうまくなってるってのも多いし、やっぱり70年代を知ってると違う、と思うし。

 Wishbone Ashの40周年記念ライブを丸ごと記録してリリースされている「40th Anniversary Concert - Live In London」。アンディ・パウエルが過去の名曲を惜しむことなくプレイして歌っている。しかも、あのフライングVのギターの音色そのままで、あの線の細い繊細な音色もそのままで変わらない。他のメンツはすべて変わっているんで、これがWishbone Ashか?ってな姿ではあるけど、アンディ・パウエルが楽しんでやってるからなぁ…、元々ライブやってる時にどこかに華があるようなバンドでもなかったし、ただ単にプレイするバンドって感じだったから、もしオリジナルメンバーで再結成されていたとしてもこんな感じに地味な演奏者の集団って感じだったんじゃないだろうか。それを思うとこういうメンツでの楽曲再演って姿は悪くない。むしろ昔は弱かったプレイ面を今の若さとテクニックで補強して演奏できるという良さもある。

 そんなことを思いつつも見ているんだけど、やっぱり味わい深い。Wishbone Ashってツインギターの云々なんかで広まっているけど、その実もっと深くてトラッドやプログレッシブな志向性も強いし、その繊細さを紡ぎ出す中心にギターの音色を持ってきているという特性のあるバンド、だからうるさくはなくて音楽的に美しく聴いていられる。ギターでメロディを奏でる所になればホント、瞬時に空気が澄み渡ってのツインギターが飛び出してくるし、この美しさは普遍なんだ…ってつくづく思い知らされる。やっぱり「アーガス」の楽曲群の美しさはここでも圧倒的に郡を抜いて素晴らしい。


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フレ
Posted byフレ

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