Deep Purple - California Jam 1974
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Deep Purple - California Jam 74
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歌が上手いバンドってのは普通に受け入れられやすいし、バンド感と言うよりも聴きやすさが入ってくるのかな。ロックの世界でも素晴らしく歌の上手い人ってのが何人もいるんで、そういうのをホント目の当たりにすると凄さに痺れてしまう。ポール・ロジャースとか生で聴くと素晴らしく歌が上手いの分かるしさ、素人でもアレ、ハンパない上手さだ、って感じるもん。ただ、それだけじゃやっぱ受け入れられなくて、そこはスター性だったりカリスマ性だったりその存在感の強さみたいなのがボーカリストとして大きくなっていくための必要条件なんだろうな。そんなことを強く感じだのがこれ。
Deep Purpleの有名な「California Jam 74」のライブ映像。いや、あんまり興味なかったから昔々にチラリと見た程度で、全然ギター目立ってないしなぁ…って忘れてたんです(笑)。何回かリリースされてるみたいだけど別に素晴らしい画質になったとか何かがあるワケでもないし、普通に流してたんだけど、そっか、ってな事で見てみた。全員若い(笑)。それが最初の印象なんだが、こんだけリッチーが前に出てこない、と言うか映像的に目立って映ってこないってのはどうなんだ?Deep Purpleって不思議でさ、別にリッチーのバンドじゃないんだもんね。だからギターが目立たなくても不思議はないんだけど、どうしてもリッチーのギターの印象があるからこうして映像的なアイテムになった時にギターヒーロー的なカメラワークになっていないのはちょいと面白い。明らかにグレン・ヒューズのバンドになってる。デヴィッド・カヴァーデールの若々しい歌声とステージ慣れしていないぎごちなさ、それに比べてのグレン・ヒューズの胴に入ったスタイルは圧倒的にバンドを制覇してしまっている、少なくともステージ上では。ルックスも派手でカッコ良いしベースも派手で歌は上手いしステージでも動くし、ど真ん中って感じ。その辺リッチーは繊細というかいつも通りなんだが、昔ほど派手派手でもないし。
ここでのカヴァーデールってまだまだ無名のシンガーでしかないんだよね?それでこのライブか…、凄いタフじゃなきゃ出来ないわ。だからこそのこの後のカヴァーデール産業が出来上がるんだろうけど、今普通に見てても音だけならヒケを取ってないし、凄い歌い方。ただ、個性的かってぇとそうでもないし、そこはもうグレン・ヒューズの方が圧倒的だし、なかなか悩ましい時代だったんだろう。収録されている楽曲もこの頃の曲ばかりで、そりゃそうだけど、イマイチ地味感漂うしなぁ…、第二期の派手さが良くも悪くもパープルにイメージを作りすぎたのか。ま、そんな流れであっても結局は最後の最後のギターぶっ壊しパフォーマンスでライブのすべての印象を作り変えてそこに持ってってしまう所はやっぱりリッチーのエンタメバンドと言うべきなのかもなぁ…。やっぱりこのインパクト凄いもん。
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歌が上手いバンドってのは普通に受け入れられやすいし、バンド感と言うよりも聴きやすさが入ってくるのかな。ロックの世界でも素晴らしく歌の上手い人ってのが何人もいるんで、そういうのをホント目の当たりにすると凄さに痺れてしまう。ポール・ロジャースとか生で聴くと素晴らしく歌が上手いの分かるしさ、素人でもアレ、ハンパない上手さだ、って感じるもん。ただ、それだけじゃやっぱ受け入れられなくて、そこはスター性だったりカリスマ性だったりその存在感の強さみたいなのがボーカリストとして大きくなっていくための必要条件なんだろうな。そんなことを強く感じだのがこれ。
Deep Purpleの有名な「California Jam 74」のライブ映像。いや、あんまり興味なかったから昔々にチラリと見た程度で、全然ギター目立ってないしなぁ…って忘れてたんです(笑)。何回かリリースされてるみたいだけど別に素晴らしい画質になったとか何かがあるワケでもないし、普通に流してたんだけど、そっか、ってな事で見てみた。全員若い(笑)。それが最初の印象なんだが、こんだけリッチーが前に出てこない、と言うか映像的に目立って映ってこないってのはどうなんだ?Deep Purpleって不思議でさ、別にリッチーのバンドじゃないんだもんね。だからギターが目立たなくても不思議はないんだけど、どうしてもリッチーのギターの印象があるからこうして映像的なアイテムになった時にギターヒーロー的なカメラワークになっていないのはちょいと面白い。明らかにグレン・ヒューズのバンドになってる。デヴィッド・カヴァーデールの若々しい歌声とステージ慣れしていないぎごちなさ、それに比べてのグレン・ヒューズの胴に入ったスタイルは圧倒的にバンドを制覇してしまっている、少なくともステージ上では。ルックスも派手でカッコ良いしベースも派手で歌は上手いしステージでも動くし、ど真ん中って感じ。その辺リッチーは繊細というかいつも通りなんだが、昔ほど派手派手でもないし。
ここでのカヴァーデールってまだまだ無名のシンガーでしかないんだよね?それでこのライブか…、凄いタフじゃなきゃ出来ないわ。だからこそのこの後のカヴァーデール産業が出来上がるんだろうけど、今普通に見てても音だけならヒケを取ってないし、凄い歌い方。ただ、個性的かってぇとそうでもないし、そこはもうグレン・ヒューズの方が圧倒的だし、なかなか悩ましい時代だったんだろう。収録されている楽曲もこの頃の曲ばかりで、そりゃそうだけど、イマイチ地味感漂うしなぁ…、第二期の派手さが良くも悪くもパープルにイメージを作りすぎたのか。ま、そんな流れであっても結局は最後の最後のギターぶっ壊しパフォーマンスでライブのすべての印象を作り変えてそこに持ってってしまう所はやっぱりリッチーのエンタメバンドと言うべきなのかもなぁ…。やっぱりこのインパクト凄いもん。
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