Jeff Beck - Live At The Hollywood Bowl
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Jeff Beck - Live At The Hollywood Bowl
![LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL [2CD+BLU-RAY]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/517-gqWTuWL.jpg)
一体何歳までロックをやり続けるんだ?ってくらいにジジイロッカー達の活躍が止まらない。しばし姿を見せないことはあってもふとしたことで大きなイベントやライブを行ったりして、健在さを見せつけてくる。もっともそのライブの観客の方も随分な年齢の方々が多いのでお互いそういうペースくらいが良いのだろう。それにつけてもどうしたってノスタルジックな演奏会になってしまうムードは否めないが、新しい取り組みを持って挑んでいる今でも現役なミュージシャン、即ちレトロに縛られない発展途上系のミュージシャンやバンドってのもあるのが凄い。中でもジェフ・ベックのアグレッシブさは90年代終盤から一気に駆け上がってきて20年、そのままライブとアルバム、DVDリリースなどと枚挙に暇がない。
Jeff Beckの「Live At The Hollywood Bowl」の映像がリリースされた。ゲスト陣も爺さんばかりだけど、ビリー・ギボンズ、バディ・ガイ、ステイーブン・タイラー、ヤン・ハマーの参加などなど、更には女性ボーカルも迎えベースはロンダ・スミス、なるほど。一応アルバム「」のお披露目ってのがメインだからその辺から始まるけど、歌ってるお姫様と観客の年齢差がありすぎてどうにも拍子抜けと言うか調子っぱずれと言うか…、そんなのはあるけど、久々にこんだけブルースやロックレベルのプレイをするベックを見たかも。もっとテクニカルフュージョンロック的なのが多かったし、ゲスト陣とやる時くらいしかスタンダードなのはやってるの見ることもなかったし、それにしては勿体無いバンドの面々だなと思いつつもやっぱりカッコ良い。どこにも属さないジェフ・ベックというギタージャンル、どんだけビリー・ギボンズやバディ・ガイが弾こうがその斜め上を行ってるベックのプレイ、そりゃもう流石ですわ…ってな具合。スティーブン・タイラーが歌った「Train Kept A Rollin'」や「Shapes of Things」なんかはやっぱりロックスターなんだなぁ…、一気にステージの主役に躍り出てしまうし、ベックももり立てるし、二人が近寄ってジャムってる姿はやっぱりカッコ良いしサマになってる。ジジイと言うのが無いんだよね、そこには。ロックスターが二人、って感じで貫禄と圧巻のセッションだった。スティーブン・タイラーからしても憧れのベックとのプレイだけど、当然そんなのは場馴れしてるから見せることも臆することもなく、ただただカッコ良いステージを見せてくれた。バディ・ガイはなぁ、ワンパターンだけど迫力は凄いね。ビリー・ギボンズも然りだけど、こっちのがまだバンドに馴染んでいるか(笑)。
んでもってプリンス追悼ってのもあっての「Purple Rain」を歌うのがBEth Hartって実力派の女性ボーカル。歌メロの崩し方がハンパないが、さすがの歌声。期待してたのはベックのギターソロなんだけど、そこまで気合い入れて弾いてはいないからサワリ程度のプレイでちょいと残念。プリンスってホント、ミュージシャンから慕われていたミュージシャンだったんだな、と。天才は天才を知るってところか。御大71歳、それこのプレイ、バディ・ガイなんても75歳くらいなんじゃないか?一体どうなってるんだロックってのは。いやいや、終わってるのは間違いないが、随分楽しませてくれるものだ。そんな余計な事を思いながらじっくりと見てこのパフォーマンスを楽しめたライブ。素晴らしい。
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一体何歳までロックをやり続けるんだ?ってくらいにジジイロッカー達の活躍が止まらない。しばし姿を見せないことはあってもふとしたことで大きなイベントやライブを行ったりして、健在さを見せつけてくる。もっともそのライブの観客の方も随分な年齢の方々が多いのでお互いそういうペースくらいが良いのだろう。それにつけてもどうしたってノスタルジックな演奏会になってしまうムードは否めないが、新しい取り組みを持って挑んでいる今でも現役なミュージシャン、即ちレトロに縛られない発展途上系のミュージシャンやバンドってのもあるのが凄い。中でもジェフ・ベックのアグレッシブさは90年代終盤から一気に駆け上がってきて20年、そのままライブとアルバム、DVDリリースなどと枚挙に暇がない。
Jeff Beckの「Live At The Hollywood Bowl」の映像がリリースされた。ゲスト陣も爺さんばかりだけど、ビリー・ギボンズ、バディ・ガイ、ステイーブン・タイラー、ヤン・ハマーの参加などなど、更には女性ボーカルも迎えベースはロンダ・スミス、なるほど。一応アルバム「」のお披露目ってのがメインだからその辺から始まるけど、歌ってるお姫様と観客の年齢差がありすぎてどうにも拍子抜けと言うか調子っぱずれと言うか…、そんなのはあるけど、久々にこんだけブルースやロックレベルのプレイをするベックを見たかも。もっとテクニカルフュージョンロック的なのが多かったし、ゲスト陣とやる時くらいしかスタンダードなのはやってるの見ることもなかったし、それにしては勿体無いバンドの面々だなと思いつつもやっぱりカッコ良い。どこにも属さないジェフ・ベックというギタージャンル、どんだけビリー・ギボンズやバディ・ガイが弾こうがその斜め上を行ってるベックのプレイ、そりゃもう流石ですわ…ってな具合。スティーブン・タイラーが歌った「Train Kept A Rollin'」や「Shapes of Things」なんかはやっぱりロックスターなんだなぁ…、一気にステージの主役に躍り出てしまうし、ベックももり立てるし、二人が近寄ってジャムってる姿はやっぱりカッコ良いしサマになってる。ジジイと言うのが無いんだよね、そこには。ロックスターが二人、って感じで貫禄と圧巻のセッションだった。スティーブン・タイラーからしても憧れのベックとのプレイだけど、当然そんなのは場馴れしてるから見せることも臆することもなく、ただただカッコ良いステージを見せてくれた。バディ・ガイはなぁ、ワンパターンだけど迫力は凄いね。ビリー・ギボンズも然りだけど、こっちのがまだバンドに馴染んでいるか(笑)。
んでもってプリンス追悼ってのもあっての「Purple Rain」を歌うのがBEth Hartって実力派の女性ボーカル。歌メロの崩し方がハンパないが、さすがの歌声。期待してたのはベックのギターソロなんだけど、そこまで気合い入れて弾いてはいないからサワリ程度のプレイでちょいと残念。プリンスってホント、ミュージシャンから慕われていたミュージシャンだったんだな、と。天才は天才を知るってところか。御大71歳、それこのプレイ、バディ・ガイなんても75歳くらいなんじゃないか?一体どうなってるんだロックってのは。いやいや、終わってるのは間違いないが、随分楽しませてくれるものだ。そんな余計な事を思いながらじっくりと見てこのパフォーマンスを楽しめたライブ。素晴らしい。
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