Robert Plant - Carry Fire
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Robert Plant - Carry Fire (2017)

自分にとってLed Zeppelinってのはやっぱり特別な存在であって、そのフォロワーなんてのもそれなりに楽しんだりもする。Black Country Communionのジェイソンのドラムはやっぱり強烈にボンゾだったなぁ…ってのは他の人がやってもやっぱり違うってのを完全に上回っていて、ボンゾそのままじゃないか、なんてくらいに思ってしまうんだからえこひいきってモンだろう。曲の作りも実にLed Zeppelin的でニタニタしながら何度も聴いているんだが、そこで何が単調になっているのかと思うと、あんだけ熱唱しているグレン・ヒューズのボーカルラインがZeppelin的じゃないってトコなのだ。そっか、そこで全然違うんだよなぁ…、プラントだったらどんな感じに歌ったんだろ?なんて思うけど、今やロックからは離れた世界にいるロバート・プラントにそれは酷というものなので、何となくイメージするしかない。そんな所にロバート・プラントの新作が…、結構あちこちで宣伝してるからちょいと気になってね、あんまりソロアルバムまで聴くこともないけど、もうさ、最後のあがきって感じだし。
Robert Plantの2017年作品「キャリー・ファイア」。11枚目のアルバムってことらしい。良いペースだろうね、もうソロになってから30年くらいになるんだろうから、数年に一枚のペースでしょ?うん、凄い。最近のプラントと言えばZeppelinの名曲郡も超アコースティック民族アレンジにしちゃってやってるみたいなのあって、そこからすると民族系バンドを組んで上手くその世界で作り上げている、それでバンドとの一体感も熟成扠せながらのツアーを重ねての新作リリース、という流れのようなので音的にはなかなか面白いものに仕上がったんだろうと。聴いていると、今更なんだけどLed Zeppelinの声です(笑)。廊下によっての衰えなんかはあるんだろうけど、やっぱりZeppelinの声。聴いた瞬間からやっぱりこの声と歌い回しなんだよなぁ…と納得しちゃってさ、やってる音楽的には幅広いアコースティック民族系な風景だったりするし、下手したら英国の新しいバンドの音って言われてもおかしくないくらいの落ち着いた大人のロック、とも言えるのか、いつしかこんな新世界的な音を作り上げていた。
面白いよな〜って思うのが、ここにジミー・ペイジがちょっとリフめいたものを入れたらZeppelinになっちゃうんだ、みたいな感じが、やっぱりロバート・プラントってZeppelinの人なんだっていう感じ。メロディセンスがそのままなんだからそうなるんだろうし、今でも高音域な歌と歌い方は昔から変わらない、馴染みのある歌声で様々なロックが聞こえてくる。そういえば、民族系から随分と普通のロック系に戻ってきた作品も多いので、そもそも好きな事やります、ってアルバムなんだろうな。あと何枚もリリース出来ないだろうから、ここでの気迫はリスナー的に嬉しい。アルバムジャケットの潔さと言うか御大ここにありき、的なジジイ姿も立派だ。そしてどういう繋がりだったのか、プリテンダーズのクリッシー・ハインドがゲスト参加していて「Bluebirds Over The Mountain」なんて曲をデュエットしている。案の定クリッシーの方が低い歌声ってのは通常の男女のデュエットってのと違っててユニーク、というかゲストの意味ってあんまりないんじゃ?って思ったけどね。クリッシー・ハインドってZeppelinが似合わないんだが…。
単純にね、アルバム的に良い。聴きやすいし、馴染んだ声が出てくるし、大人の音だし、さらりと聴けるのもあるしじっくり聴いてもそんだけ作り込んでるし他には聞く事のない音楽の世界だし。ペープラの時の音の発展系というような雰囲気か、唯一無二の世界観を作り上げてる。Zeppelin時代はそう思わなかったけど、実はロバート・プラントって音楽を作るという才能も相当持ち合わせていたのか?って思うくらいの作品。見事。
Zeppelin Cover満載のBBCライブ!

自分にとってLed Zeppelinってのはやっぱり特別な存在であって、そのフォロワーなんてのもそれなりに楽しんだりもする。Black Country Communionのジェイソンのドラムはやっぱり強烈にボンゾだったなぁ…ってのは他の人がやってもやっぱり違うってのを完全に上回っていて、ボンゾそのままじゃないか、なんてくらいに思ってしまうんだからえこひいきってモンだろう。曲の作りも実にLed Zeppelin的でニタニタしながら何度も聴いているんだが、そこで何が単調になっているのかと思うと、あんだけ熱唱しているグレン・ヒューズのボーカルラインがZeppelin的じゃないってトコなのだ。そっか、そこで全然違うんだよなぁ…、プラントだったらどんな感じに歌ったんだろ?なんて思うけど、今やロックからは離れた世界にいるロバート・プラントにそれは酷というものなので、何となくイメージするしかない。そんな所にロバート・プラントの新作が…、結構あちこちで宣伝してるからちょいと気になってね、あんまりソロアルバムまで聴くこともないけど、もうさ、最後のあがきって感じだし。
Robert Plantの2017年作品「キャリー・ファイア」。11枚目のアルバムってことらしい。良いペースだろうね、もうソロになってから30年くらいになるんだろうから、数年に一枚のペースでしょ?うん、凄い。最近のプラントと言えばZeppelinの名曲郡も超アコースティック民族アレンジにしちゃってやってるみたいなのあって、そこからすると民族系バンドを組んで上手くその世界で作り上げている、それでバンドとの一体感も熟成扠せながらのツアーを重ねての新作リリース、という流れのようなので音的にはなかなか面白いものに仕上がったんだろうと。聴いていると、今更なんだけどLed Zeppelinの声です(笑)。廊下によっての衰えなんかはあるんだろうけど、やっぱりZeppelinの声。聴いた瞬間からやっぱりこの声と歌い回しなんだよなぁ…と納得しちゃってさ、やってる音楽的には幅広いアコースティック民族系な風景だったりするし、下手したら英国の新しいバンドの音って言われてもおかしくないくらいの落ち着いた大人のロック、とも言えるのか、いつしかこんな新世界的な音を作り上げていた。
面白いよな〜って思うのが、ここにジミー・ペイジがちょっとリフめいたものを入れたらZeppelinになっちゃうんだ、みたいな感じが、やっぱりロバート・プラントってZeppelinの人なんだっていう感じ。メロディセンスがそのままなんだからそうなるんだろうし、今でも高音域な歌と歌い方は昔から変わらない、馴染みのある歌声で様々なロックが聞こえてくる。そういえば、民族系から随分と普通のロック系に戻ってきた作品も多いので、そもそも好きな事やります、ってアルバムなんだろうな。あと何枚もリリース出来ないだろうから、ここでの気迫はリスナー的に嬉しい。アルバムジャケットの潔さと言うか御大ここにありき、的なジジイ姿も立派だ。そしてどういう繋がりだったのか、プリテンダーズのクリッシー・ハインドがゲスト参加していて「Bluebirds Over The Mountain」なんて曲をデュエットしている。案の定クリッシーの方が低い歌声ってのは通常の男女のデュエットってのと違っててユニーク、というかゲストの意味ってあんまりないんじゃ?って思ったけどね。クリッシー・ハインドってZeppelinが似合わないんだが…。
単純にね、アルバム的に良い。聴きやすいし、馴染んだ声が出てくるし、大人の音だし、さらりと聴けるのもあるしじっくり聴いてもそんだけ作り込んでるし他には聞く事のない音楽の世界だし。ペープラの時の音の発展系というような雰囲気か、唯一無二の世界観を作り上げてる。Zeppelin時代はそう思わなかったけど、実はロバート・プラントって音楽を作るという才能も相当持ち合わせていたのか?って思うくらいの作品。見事。
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