Black Country Communion - BCCIV
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Black Country Communion - BCCIV (2017)

フラリとPC関連ショップを覗くと随分と洗練されてしまった感があって、それでも妙なモノが幾つかは置いてあったから楽しんだけど、昔はもうもっと怪しいモノばかりで店構えだってジャンク屋に近い様相だったのになぁ…と思いつつフラフラ。こんなスピーカーあるんだ?今時だとBluetooth対応の無線スピーカーってのもあるのは当たり前にしても、JBLからこんなん出てるとは…、ハーマンになってからJBLブランドも路線変わってて、こういう手軽なブランドにも進出したんだな、などと今更ながらその汎用品路線に驚くが、それが故に見かけて面白そうだったから買っちゃうという始末。しかも小さいからどうなってるんだ?って思って不思議に見てたら驚きのフルレンジ1発しかないモノラルでのパワフルスピーカー。モノラル一発?今更かよ?そこをJBLがやる??オーマイガーッ!な感じですがね、その意外性に負けて聴いてみると、これがまたパワフル。さすがだ…。ちなみにコレ↓
アマゾン見てて、あれ?って思って初めてリリースを知ったBlack Country Communionの「BCCIV」。見たことないジャケットだしさ、「BCCIV」って新作って今度のギタリスト誰にしたんだ?って思ったらジョー・ボナマッサが戻ってきてるからびっくり。結局そういう事か?ジェイソンとグレンはCalifornia Bleedまで作って同じことやってて、速攻解散しちゃったのはその布石?まぁいいや、ボナマッサのギターで聴けるならそりゃ良いもん。ってことでBlack Country Communionの新作、とにかく70年代のロック好きな連中なら皆歓喜する期待の音そのままが出てきます。古臭い音の作り方もあるけど、ジェイソン・ボーナムのドラムがもうジョン・ボーナムの域にあって、本人も親父の大ファンだからフレーズもパクりまくっててついついイヤリとしちゃうドラミングもアチコチで聴ける。そこへボナマッサもトーンやフレーズなんかをモロにZeppelin風にして入ってくるもんだからもうね、ニタニタもんです。歌も曲もグレン・ヒューズだから質は高品位でキープ出来ているでしょ、この年でこんだけ歌えてしかも覇気があるってのはやっぱり若いメンツに囲まれてるからかね、年齢を感じさせない歌。
今作はそんな感触だけど、アコギとリール楽器によるバラードというか静かめな曲もあったりして正にZeppelinの世界に近づいているのか?単なるリスナーの愚痴ではあるけど、Zeppelinみたいな音って表面は出来るし、ここまでやってりゃそりゃ凄いんだけど、アコースティックやワールドミュージック的な部分を吸収して取り入れてロック的に発展させるみたいな創造性のあるアプローチがあっても良いんじゃないかな、とも思う。ま、別の方向でのチャレンジやアプローチがあるからまた大いに発展していく可能性はたっぷり残されているのも頼もしい。多分今作は彼らのアルバムとしては最高傑作だと思う。アルバムタイトルからしても最高傑作じゃないとマズイだろうし(笑)。んで、長尺な曲がいくつかあって、それはもうね、かなり圧巻というか圧倒的な曲に仕上がっててロックってこういうモンだよな、ってのを納得しちゃうくらいの迫力。グレン・ヒューズの気合と根性で出来上がっているのかね、この迫力は。凄いモノがある。今の時代にこういうのがどういう風に受け取られるのか分かんないけど、王道ロック好きな人はまず聴いて欲しい。「The Cove」とか凄いよ。最後の最後までニヤリとさせてくれます…Zeppelin好きなら分かるか?
そんな感じで全曲聴きどころあるし、グレン・ヒューズが自身の作品としてリリースしたのも頷くアルバム。全編に渡ってのジェイソン・ボーナムのドラムの存在感のデカさが自分的には凄く響いててね、今度はボナマッサにも印象的なギターリフを練ってもらって、それ一発での曲とか作って欲しいくらい。後は民族系との融合を果たした圧巻の楽曲とか…、あぁ、キリがないけど、このバンドにはどうしてもZeppelinの直系の幻想を抱いてしまう。うん、素晴らしい、バンザイ!ってなトコだ。

フラリとPC関連ショップを覗くと随分と洗練されてしまった感があって、それでも妙なモノが幾つかは置いてあったから楽しんだけど、昔はもうもっと怪しいモノばかりで店構えだってジャンク屋に近い様相だったのになぁ…と思いつつフラフラ。こんなスピーカーあるんだ?今時だとBluetooth対応の無線スピーカーってのもあるのは当たり前にしても、JBLからこんなん出てるとは…、ハーマンになってからJBLブランドも路線変わってて、こういう手軽なブランドにも進出したんだな、などと今更ながらその汎用品路線に驚くが、それが故に見かけて面白そうだったから買っちゃうという始末。しかも小さいからどうなってるんだ?って思って不思議に見てたら驚きのフルレンジ1発しかないモノラルでのパワフルスピーカー。モノラル一発?今更かよ?そこをJBLがやる??オーマイガーッ!な感じですがね、その意外性に負けて聴いてみると、これがまたパワフル。さすがだ…。ちなみにコレ↓
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売り上げランキング: 3,232
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今作はそんな感触だけど、アコギとリール楽器によるバラードというか静かめな曲もあったりして正にZeppelinの世界に近づいているのか?単なるリスナーの愚痴ではあるけど、Zeppelinみたいな音って表面は出来るし、ここまでやってりゃそりゃ凄いんだけど、アコースティックやワールドミュージック的な部分を吸収して取り入れてロック的に発展させるみたいな創造性のあるアプローチがあっても良いんじゃないかな、とも思う。ま、別の方向でのチャレンジやアプローチがあるからまた大いに発展していく可能性はたっぷり残されているのも頼もしい。多分今作は彼らのアルバムとしては最高傑作だと思う。アルバムタイトルからしても最高傑作じゃないとマズイだろうし(笑)。んで、長尺な曲がいくつかあって、それはもうね、かなり圧巻というか圧倒的な曲に仕上がっててロックってこういうモンだよな、ってのを納得しちゃうくらいの迫力。グレン・ヒューズの気合と根性で出来上がっているのかね、この迫力は。凄いモノがある。今の時代にこういうのがどういう風に受け取られるのか分かんないけど、王道ロック好きな人はまず聴いて欲しい。「The Cove」とか凄いよ。最後の最後までニヤリとさせてくれます…Zeppelin好きなら分かるか?
そんな感じで全曲聴きどころあるし、グレン・ヒューズが自身の作品としてリリースしたのも頷くアルバム。全編に渡ってのジェイソン・ボーナムのドラムの存在感のデカさが自分的には凄く響いててね、今度はボナマッサにも印象的なギターリフを練ってもらって、それ一発での曲とか作って欲しいくらい。後は民族系との融合を果たした圧巻の楽曲とか…、あぁ、キリがないけど、このバンドにはどうしてもZeppelinの直系の幻想を抱いてしまう。うん、素晴らしい、バンザイ!ってなトコだ。
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