McAuley Schenker Group - Perfect Timing
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McAuley Schenker Group - Perfect Timing (1987)

季節が変わるタイミング、様々な変化を実感できる時期なので好きな季節でもある。着るものも食べるものも変わり、自分的にも色々変化していかなきゃってのも思うしね、今年は他の要因もあったから環境を割と変えている。勝手に変えられる環境変化じゃなくって自分で意識して変えていってるからその変化を楽しんでるし、新たな時流に乗った環境ってのはここまで変わったんだ、とか随分と進歩しているんだな、なんてのが多くて驚く。このまま年重ねてったら何だこれは?みたいな時代になるんだろうか。なるべく時流に着いていってるつもりなんだけど、全然追いつかないってことが分かった。もっともっと敏感に触れ続けていかないとやっぱり取り残される。
1987年にリリースされたM.S.Gの「Perfect Timing」。M.S.Gったらマイケル・シェンカー・グループかマジソンスクエアガーデンだろ、ってな話だが、当時からマイケル・シェンカーがインタビューなんかで言ってたのがこれはマッコリー・シェンカー・グループだ、ってな事。コイツ、何言ってるんだ?って思ったが、それくらいにフロントボーカルのロビン・マッコリーを重宝してたんだろう。アルバムジャケットだって二人しかいないし。元々好きだったから新作リリースを特に気にしてたが、MTVで見たシングルはどうにもパッとしない。と言うか、あの神懸かったマイケル・シェンカーのギタープレイは無く、どうにもキャッチーで普通にそこら辺にあるハードロックバンドの音にしか聴こえなかった。中途半端にAORなサウンドに近かったし、陰のない、抜けた明るさを持つような音だから引っ掛かりも無かった。だからアルバムも全然聴かないままM.S.Gは終わった感あった。
ロビン・マッコリーってアイルランド出身なんだ…、マイケルがドイツでしょ、他のメンバーは仕事で参加している感じだから英国、アメリカなどLionheart組もあるけど、そこまでアルバムの音に反映されていないのでは?と思ったら初っ端の曲はロッキー・ニュートンとロビンの作品ですか…、正に多国籍軍なバンドがアメリカ進出のサウンドを皆で狙ったというような作品。おかげで個々人のテクニックや技量は十分ながらも肝心の音楽が面白くないという結果に終わっている気がする。もっともこのヘンでマイケルを知った人も多いだろうからあながち失敗とも言えないのだろう。そんな経緯もあったけどアルバムは何回か聞いたことあったくらい。今回また久々に聴いてみたけど、やっぱりこの音作りが一番のネックか。曲もどうにも面白味なく、マイケル・シェンカーのギターも冴えてない、ってかそこまで聴かせるプレイが多くない。出て来た時はさすがにメロディアスなギターを聴かせてくれるし、幾つかはインパクトあるリフもあるから、思ってるよりも悪くない。ただ、ここまでキャッチーな歌メロと曲構成は好ましくないな。
マッコリー・シェンカー・グループを思い出したのはこないだのマイケル・シェンカー・フェストでのライブで歌ってたのを見てからさ、ロビン無茶苦茶歌上手い、ってのを実感して…、周りが如何に下手くそな歌い手で味わい深い歌手だったかってのを思ってしまってさ、それでロビンの歌ってこんだけ歌えたんだったら全盛期も凄かったんだろうな、ってのがあったから。んでアルバム聴くんだけど、そこまで突出した歌には聴こえないんだから不思議。色々とプロデュースミスだったんじゃないか、このユニット、とか思うワケです。まぁ、次作「セイヴ・ユアセルフ」ではその辺払拭してのアルバムに仕上がっていてファンも増えたらしいから初めてのトライでの反省点は大いにあった、ってことか。どうにもうだつの上がらないアルバムという印象。マイケルのプレイも何か鬼気迫ったフレーズが見当たらないんだよね。

季節が変わるタイミング、様々な変化を実感できる時期なので好きな季節でもある。着るものも食べるものも変わり、自分的にも色々変化していかなきゃってのも思うしね、今年は他の要因もあったから環境を割と変えている。勝手に変えられる環境変化じゃなくって自分で意識して変えていってるからその変化を楽しんでるし、新たな時流に乗った環境ってのはここまで変わったんだ、とか随分と進歩しているんだな、なんてのが多くて驚く。このまま年重ねてったら何だこれは?みたいな時代になるんだろうか。なるべく時流に着いていってるつもりなんだけど、全然追いつかないってことが分かった。もっともっと敏感に触れ続けていかないとやっぱり取り残される。
1987年にリリースされたM.S.Gの「Perfect Timing」。M.S.Gったらマイケル・シェンカー・グループかマジソンスクエアガーデンだろ、ってな話だが、当時からマイケル・シェンカーがインタビューなんかで言ってたのがこれはマッコリー・シェンカー・グループだ、ってな事。コイツ、何言ってるんだ?って思ったが、それくらいにフロントボーカルのロビン・マッコリーを重宝してたんだろう。アルバムジャケットだって二人しかいないし。元々好きだったから新作リリースを特に気にしてたが、MTVで見たシングルはどうにもパッとしない。と言うか、あの神懸かったマイケル・シェンカーのギタープレイは無く、どうにもキャッチーで普通にそこら辺にあるハードロックバンドの音にしか聴こえなかった。中途半端にAORなサウンドに近かったし、陰のない、抜けた明るさを持つような音だから引っ掛かりも無かった。だからアルバムも全然聴かないままM.S.Gは終わった感あった。
ロビン・マッコリーってアイルランド出身なんだ…、マイケルがドイツでしょ、他のメンバーは仕事で参加している感じだから英国、アメリカなどLionheart組もあるけど、そこまでアルバムの音に反映されていないのでは?と思ったら初っ端の曲はロッキー・ニュートンとロビンの作品ですか…、正に多国籍軍なバンドがアメリカ進出のサウンドを皆で狙ったというような作品。おかげで個々人のテクニックや技量は十分ながらも肝心の音楽が面白くないという結果に終わっている気がする。もっともこのヘンでマイケルを知った人も多いだろうからあながち失敗とも言えないのだろう。そんな経緯もあったけどアルバムは何回か聞いたことあったくらい。今回また久々に聴いてみたけど、やっぱりこの音作りが一番のネックか。曲もどうにも面白味なく、マイケル・シェンカーのギターも冴えてない、ってかそこまで聴かせるプレイが多くない。出て来た時はさすがにメロディアスなギターを聴かせてくれるし、幾つかはインパクトあるリフもあるから、思ってるよりも悪くない。ただ、ここまでキャッチーな歌メロと曲構成は好ましくないな。
マッコリー・シェンカー・グループを思い出したのはこないだのマイケル・シェンカー・フェストでのライブで歌ってたのを見てからさ、ロビン無茶苦茶歌上手い、ってのを実感して…、周りが如何に下手くそな歌い手で味わい深い歌手だったかってのを思ってしまってさ、それでロビンの歌ってこんだけ歌えたんだったら全盛期も凄かったんだろうな、ってのがあったから。んでアルバム聴くんだけど、そこまで突出した歌には聴こえないんだから不思議。色々とプロデュースミスだったんじゃないか、このユニット、とか思うワケです。まぁ、次作「セイヴ・ユアセルフ」ではその辺払拭してのアルバムに仕上がっていてファンも増えたらしいから初めてのトライでの反省点は大いにあった、ってことか。どうにもうだつの上がらないアルバムという印象。マイケルのプレイも何か鬼気迫ったフレーズが見当たらないんだよね。
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