Johnny Winter - Nothing But the Blues
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Johnny Winter - Nothing But the Blues (1977)

ブルースって一言で言うけど、特定のパターンだけの音楽でもなく、実に様々なスタイルや形態がある。例えばシカゴスタイルからテキサス、カントリースタイルやドブロでのプレイ、アーバンブルースやモダン・ブルースなどの違いはもちろんあるし、ロックと融合してくるとそれはもっと多様になるので、簡単にブルースとも言えないパターンまでもが出て来る。時代と共にそのアグレッシブさは変わっていくけど、それをゴリゴリとプログレッシブに進めていたのがジョニー・ウィンターだったのかもしれない。ちょいとハードに弾きまくるブルーススタイルからR&R、ハードロックまで駒を進めつつ、黒人ブルースのルーツに立ち戻ってのブルースまでをそのキャリアの中で存分に発揮して作品を残してくれている。ホントに何でも好きでブルースやりたかった人なんだなと。
Johnny Winterの1977年リリースの「Nothing But the Blues」。アルバムジャケットだけでも聴いてみたいって思わせるセンスもあるが、中味もマディ・ウォーターズとのジョイントアルバムだし、ジェームス・コットンとのアルバムとも言える純黒人ブルースとの融合を果たした多分ジョニー・ウィンターのアルバムの中では一番黒人ブルースに接近したアルバムだろう。だから思い切りブルースしているアルバムで、装飾のないジョニー・ウィンターを味わえる。何せマディ・ウォーターズのバックバンドと言うか、ジェームス・コットンのバンドがバックで演奏してるし、ジェームス・コットンはそこかしこでハープでジョニー・ウィンターに絡んでくるし、最後の曲はマディ・ウォーターズ作曲で本人が歌ってるし、それがジョニー・ウィンターのアルバムのラスト飾ってる。どれだけ敬愛した作品なんだ、ってくらいに愛に溢れたアルバム。
ジョニー・ウィンター作曲のオリジナル作品ばかりだけど、どこからどう斬っても普通にどこかのオリジナルブルースな作品ばかりで、誰がカバーしてもおかしくないし、誰かの作品だと言ってもおかしくないくらいにブルースってモンを知っている人のアルバム。スタイルはモダンもアーバンもシカゴもドブロもロックもあってブルースと言われるものは何でも吸収していたジョニー・ウィンターの本領発揮と言わんばかりの作品で、休む間もなく次から次へとブルースを味わせてくれる。全く驚くべきプレイヤー。

ブルースって一言で言うけど、特定のパターンだけの音楽でもなく、実に様々なスタイルや形態がある。例えばシカゴスタイルからテキサス、カントリースタイルやドブロでのプレイ、アーバンブルースやモダン・ブルースなどの違いはもちろんあるし、ロックと融合してくるとそれはもっと多様になるので、簡単にブルースとも言えないパターンまでもが出て来る。時代と共にそのアグレッシブさは変わっていくけど、それをゴリゴリとプログレッシブに進めていたのがジョニー・ウィンターだったのかもしれない。ちょいとハードに弾きまくるブルーススタイルからR&R、ハードロックまで駒を進めつつ、黒人ブルースのルーツに立ち戻ってのブルースまでをそのキャリアの中で存分に発揮して作品を残してくれている。ホントに何でも好きでブルースやりたかった人なんだなと。
Johnny Winterの1977年リリースの「Nothing But the Blues」。アルバムジャケットだけでも聴いてみたいって思わせるセンスもあるが、中味もマディ・ウォーターズとのジョイントアルバムだし、ジェームス・コットンとのアルバムとも言える純黒人ブルースとの融合を果たした多分ジョニー・ウィンターのアルバムの中では一番黒人ブルースに接近したアルバムだろう。だから思い切りブルースしているアルバムで、装飾のないジョニー・ウィンターを味わえる。何せマディ・ウォーターズのバックバンドと言うか、ジェームス・コットンのバンドがバックで演奏してるし、ジェームス・コットンはそこかしこでハープでジョニー・ウィンターに絡んでくるし、最後の曲はマディ・ウォーターズ作曲で本人が歌ってるし、それがジョニー・ウィンターのアルバムのラスト飾ってる。どれだけ敬愛した作品なんだ、ってくらいに愛に溢れたアルバム。
ジョニー・ウィンター作曲のオリジナル作品ばかりだけど、どこからどう斬っても普通にどこかのオリジナルブルースな作品ばかりで、誰がカバーしてもおかしくないし、誰かの作品だと言ってもおかしくないくらいにブルースってモンを知っている人のアルバム。スタイルはモダンもアーバンもシカゴもドブロもロックもあってブルースと言われるものは何でも吸収していたジョニー・ウィンターの本領発揮と言わんばかりの作品で、休む間もなく次から次へとブルースを味わせてくれる。全く驚くべきプレイヤー。
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