Tear Gas - Piggy Go Getter

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Tear Gas - Piggy Go Getter (1970)
Piggy Go Getter by Tear Gas (2004-01-01) 【並行輸入品】

 さすがにiPhoneも使い方が決まってきてしまって、もっともっと色々な使い方あるだろ?なんて思うんだが、そこまで関わってる時間がないので、ほとんど触りきってない。街中での人達は何をあんなにやることがあるのだろう?ってくらいに依存している姿を見かけるが、不思議なもんだ。音楽聴くか本読むかくらいで、あとは適当に情報収集程度で動画は見ないんだよね。ゲームもやらないし。持ってれば地図や天気見たり、渋滞情報とか…、結構色々使ってるな(笑)。それくらい生活に密着しちゃったってことか。当たり前な事ですな。

 英国の空気はやっぱり奥深くて面白いし、聴いてて染み入るトコ多いし、やっぱり聴き親しんでるからか馴染み深い。ブルースロックなんてのはもうそれこそロック好きだ、って思った頃からの付き合いだしね。んなことで、メジャーなのからちょいと離れてTeag Gasってバンドの「Piggy Go Getter」って1970年のファーストアルバム。一応ブルースロックらしいギターだったっけ?って思って聴き始めてたんだけど、到底そんなことなく、正しく英国ロック。そうとしか言えない風味を味わえる。牧歌的なアコースティック的な世界もあれば後に通じるハードロック路線もあったり、まぁ、言うならばビートルズの発展系とも言える作風もあるのかな。このバンド、後にアレックス・ハーヴェイ・センセーショナル・バンドに発展していくんだけど、ベースはあのクリス・グレン。あの、ってのはマイケル・シェンカー・グループに参加している人だ。ドラムのテッド・マッケンナもこの後のアルバムから参加しているから、この人達凄い長い付き合いなんです。

 そんな話題はありつつも、Teag Gasそのものはかなりレベルも高く、何でこういうのが後の世代にきちんと残されていかないのかなと思うくらいの作品。今時の何かを聴くくらいならこの辺聴いてる方が全然楽しいと思うんだけどね。みんな真剣に何もないところからロックを作ってるからアイディア豊富でギターにしたってしっかりとエグく弾いてくれるし、ドラムもドカドカと騒ぎ立ててて楽しめる。それでいて繊細で美しい音色がそこかしこで鳴ってる…、良く聴いてりゃコンガも鳴ってるじゃないか(笑)。なんて頼もしいんだ…。





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フレ
Posted byフレ

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