Savoy Brown - Raw Sienna
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Savoy Brown - Raw Sienna (1970)

ブルースロックと一言で言っててもやっぱり結構違いがあるもんで、好みの差が出てくる。この辺は初期体験の違いになるのだろうけど、ヘヴィーに心に響いたモノがやっぱりいちばん好きなんだよね。それはもう自分的にはブルースだったけど、世間的にはブルースロックの範疇で、モノホンのブルースってんではなかったが、それでもこういうのがブルースなのか、と衝撃を受けるには十分なレベルだった。まぁ、ジャニスやらZeppelinやらMike Bloomfieldあたりだったが。
そこからすると英国の3大ブルースバンドとして語られているFleetwood Mac、Chicken Shack、Savoy Brownってのはブルースロックってよりもブルースベースでのロックバンドってイメージで、それも初期はブルースから始まってるけどすぐに進化していった英国お決まりのパターンで、それもやや軽めに聞こえるのが自分的感覚。そんな中からのSavoy Brownの1970年6枚目のアルバム「Raw Sienna」。取り立ててコレってんでもないけど、全盛期周辺のメンバーも安定してた時期のアルバムだ。その分既にブルースバンドという枠組みからは大きく外れていて、こちらもブルースにホーンセクションを導入していて、シカゴ影響ありありか。そこに英国風味の牧歌的感性が働いているんだから面白い。Kinksにバターフィールドバンドが加わった感覚があって、実に中途半端。その面白さが受けたんだろうけど、この辺別の感覚で聴いていると面白いのかもなぁ…と思った。
自分的にはどうもブルースギターを聴いてしまうので、曲全体が軽いからそこでギターのエグさが出てきても、なかなかバランス悪くて…。ブルースだけどブルースバンドってんでもないなぁ…みたいに思えて、それなりに全アルバム聴いてるけど、どうにもハマれないバンドのひとつ。それでもKinks的に聴くというスタンスなら聴けるのかな。その意味だとかなりユニークなバンド。英国3大ブルースバンドの一角なんて思うからおかしくなるんだ。70年代以降はもう発展している英国バンドとして聴こう。

ブルースロックと一言で言っててもやっぱり結構違いがあるもんで、好みの差が出てくる。この辺は初期体験の違いになるのだろうけど、ヘヴィーに心に響いたモノがやっぱりいちばん好きなんだよね。それはもう自分的にはブルースだったけど、世間的にはブルースロックの範疇で、モノホンのブルースってんではなかったが、それでもこういうのがブルースなのか、と衝撃を受けるには十分なレベルだった。まぁ、ジャニスやらZeppelinやらMike Bloomfieldあたりだったが。
そこからすると英国の3大ブルースバンドとして語られているFleetwood Mac、Chicken Shack、Savoy Brownってのはブルースロックってよりもブルースベースでのロックバンドってイメージで、それも初期はブルースから始まってるけどすぐに進化していった英国お決まりのパターンで、それもやや軽めに聞こえるのが自分的感覚。そんな中からのSavoy Brownの1970年6枚目のアルバム「Raw Sienna」。取り立ててコレってんでもないけど、全盛期周辺のメンバーも安定してた時期のアルバムだ。その分既にブルースバンドという枠組みからは大きく外れていて、こちらもブルースにホーンセクションを導入していて、シカゴ影響ありありか。そこに英国風味の牧歌的感性が働いているんだから面白い。Kinksにバターフィールドバンドが加わった感覚があって、実に中途半端。その面白さが受けたんだろうけど、この辺別の感覚で聴いていると面白いのかもなぁ…と思った。
自分的にはどうもブルースギターを聴いてしまうので、曲全体が軽いからそこでギターのエグさが出てきても、なかなかバランス悪くて…。ブルースだけどブルースバンドってんでもないなぁ…みたいに思えて、それなりに全アルバム聴いてるけど、どうにもハマれないバンドのひとつ。それでもKinks的に聴くというスタンスなら聴けるのかな。その意味だとかなりユニークなバンド。英国3大ブルースバンドの一角なんて思うからおかしくなるんだ。70年代以降はもう発展している英国バンドとして聴こう。
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