John Mayall & The Bluesbreakers - Bare Wires
1 Comments
John Mayall & The Bluesbreakers - Bare Wires (1968)

ミック・テイラーって言えばジョン・メイオールのトコロで云々ってこないだ仲間が言ってたな…って思い出して、その辺のアルバムを探してみる。確かこの辺り…だったよな、と色々と確認しながら探し出すけど、いや、これ、凄いメンツが揃ってる。アルバムはJohn Mayall & The Bluesbreakersの1968年リリースの「Bare Wires」だ。なんてったってギターはミック・テイラー、サックスにディック・ヘクストール・スミス、ドラムはジョン・ハイズマンという後のColloseum組がそのまま入ってる。そしてベースには後にグリーンスレイドに参加するトニー・リーブス、やや地味だけどもうひとりのサックスには後にJuicy Lusyに参加するクリス・マーサーという布陣。
面白いのはミック・テイラーはピーター・グリーンの替わりに参加しているし、ベースのトニー・リーブスはアンディ・フレイザーの替わりに参加してる。ドラムのジョン・ハイズマンはキーフ・ハートレーとの入れ替わりというワケで、これだけで英国のこの頃の3つのバンドへ巣立っていった連中の後釜に参加ってのが分かる。そしてここからも3つのバンドに派生していくんだからジョン・メイオールがどうしてジョン・メイオール学校と言われるか分かるトコロだろう。それでいて当のジョン・メイオールも実験的なスタイルを実践していて、この「Bare Wires」というアルバムでは明らかにサイケデリックスタイルな曲にチャレンジしている。それをこのメンツで演ってるんだから凄い。昔このアルバムでミック・テイラーが弾いているのが凄いって言われてて、どこが凄いんだよ、全然弾いてないだろって思って全然聴く気にならなかった。今もそう思うし、たまに出てくる時のミック・テイラーのギタープレイはそりゃもう若々しくて熱いな、ってプレイだけど全編ギターの出番が少な過ぎ。
ところがそこから軸足を変えて聴いていると、何やら凄いなぁってのがジョン・ハイズマンのドラムやディック・ヘクストール・スミスのサックスやトニー・リーブスのベースで、ジョン・メイオールの歌はホント聴こえなくなる。だからこの辺のミュージシャンはホント凄い才能あった人達だなって思う。肝心のアルバムそのものの評で言ってみれば、まったく面白味に欠ける作品じゃないか?って思うだが、ミュージシャンの力量がそれを支えているという感じ。言い過ぎか。時代的なアルバムとしては必要な作品だったろうし、それでハジけた部分もあっただろうから、駄作じゃないのは重々承知の上での好みのお話。

ミック・テイラーって言えばジョン・メイオールのトコロで云々ってこないだ仲間が言ってたな…って思い出して、その辺のアルバムを探してみる。確かこの辺り…だったよな、と色々と確認しながら探し出すけど、いや、これ、凄いメンツが揃ってる。アルバムはJohn Mayall & The Bluesbreakersの1968年リリースの「Bare Wires」だ。なんてったってギターはミック・テイラー、サックスにディック・ヘクストール・スミス、ドラムはジョン・ハイズマンという後のColloseum組がそのまま入ってる。そしてベースには後にグリーンスレイドに参加するトニー・リーブス、やや地味だけどもうひとりのサックスには後にJuicy Lusyに参加するクリス・マーサーという布陣。
面白いのはミック・テイラーはピーター・グリーンの替わりに参加しているし、ベースのトニー・リーブスはアンディ・フレイザーの替わりに参加してる。ドラムのジョン・ハイズマンはキーフ・ハートレーとの入れ替わりというワケで、これだけで英国のこの頃の3つのバンドへ巣立っていった連中の後釜に参加ってのが分かる。そしてここからも3つのバンドに派生していくんだからジョン・メイオールがどうしてジョン・メイオール学校と言われるか分かるトコロだろう。それでいて当のジョン・メイオールも実験的なスタイルを実践していて、この「Bare Wires」というアルバムでは明らかにサイケデリックスタイルな曲にチャレンジしている。それをこのメンツで演ってるんだから凄い。昔このアルバムでミック・テイラーが弾いているのが凄いって言われてて、どこが凄いんだよ、全然弾いてないだろって思って全然聴く気にならなかった。今もそう思うし、たまに出てくる時のミック・テイラーのギタープレイはそりゃもう若々しくて熱いな、ってプレイだけど全編ギターの出番が少な過ぎ。
ところがそこから軸足を変えて聴いていると、何やら凄いなぁってのがジョン・ハイズマンのドラムやディック・ヘクストール・スミスのサックスやトニー・リーブスのベースで、ジョン・メイオールの歌はホント聴こえなくなる。だからこの辺のミュージシャンはホント凄い才能あった人達だなって思う。肝心のアルバムそのものの評で言ってみれば、まったく面白味に欠ける作品じゃないか?って思うだが、ミュージシャンの力量がそれを支えているという感じ。言い過ぎか。時代的なアルバムとしては必要な作品だったろうし、それでハジけた部分もあっただろうから、駄作じゃないのは重々承知の上での好みのお話。
- 関連記事
-
- CCS(Alexis Korner) - Ccs 2
- John Mayall & The Bluesbreakers - Bare Wires
- Stone The Crows - Teenage Licks