Niacin - Time Crunch

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Niacin - Time Crunch (2001)
Time Crunch

 どうしても生きていると自分の世代と近い連中との会話が多くなる。若い世代と常に絡んでいるような生活環境だと面白いのかなぁなんて思うけど、そういう事にもなかなかならない。何かさ、ジジイの会話って大半が健康志向とかで、まぁ、健康にはほぼ全く感心がない自分的にはどうにも知識が増えていくということ以外の何者でもなく、実践することもほぼないままなのであまり会話としては意味がないんだよな。もっとクリエイティブなことに会話の時間を使いたいと思うし、ロックもまた然りと思ったり。

 フュージョン系のベーシストってのは突出して目立つこともあって探してってもなるほど、こんだけ弾いてりゃ目立つわな、って人も多い。それ以上に目立つんだからそりゃ凄いよね。んで、ロックの世界に行っても当然そういうのはたくさんいるんだけど、今回はBilly Sheehanという稀代の天才。概ねMr.Bigで知られている人だけど自分的に最初に知ったのはデヴィッド・リー・ロスの時かな。スゲェなぁ…ってその派手なプレイに感心したのが最初。今回は2002年のNiacinの4枚目の作品「Time Crunch」をチョイス。このバンドはビリー・シーンがMr.Bigでは発揮出来ないスタイルをこれでもかってばかりにプレイ。メンバーにも恵まれているからか、完全にフュージョンとロックの合いの子をプレイしている感じでちょいと驚いた感あるけど、このアルバムはもうバンドとして出来上がってきている頃なのでかなり充実した作品に仕上がってる。

 ビリー・シーンも弾きまくりだし、ハモンドのプレイも最高、ドラムもこれでもかとばかりに叩いていて曲の良し悪しを問う以前に白熱しているプレイに耳奪われるという作品。インストバンドものでここまで楽しめるのもそうそう多くない。しかもビリー・シーンがいることでバンドの音が軽くならないので明らかにロック視点ってのは肌に合う。強烈なのはKing Crimsonの「Red」のカバーか。やっぱり馴染みある曲がこうして出てくると「おぉ〜」って思うじゃない?それでいてこのアルバムの流れもあるから浮いたり沈んだりっての思うけど、しっかりと馴染んでて違和感なし。それどころかもっとやってくれってな具合だ。プレイヤー達がとことんプレイして楽しむ、という意味でフュージョン的だけどそれをロックのエナジーで持ってやっているというところか。面白いアプローチでなかなかここまで出来ていたアルバムってのはこれまではなかったなぁ。ちょっとびっくりするくらいの新分野開拓アルバムのひとつかも。



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フレ
Posted byフレ

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