Victor Wooten - A Show of Hands
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Victor Wooten - A Show of Hands (1996)

ベーシストが本領を発揮するのはあくまでも楽曲の中のフレーズのひとつでしかない、という側面とプレイヤーとしてのテクニック披露会というのもあるのだろう。それぞれの活躍するフィールドによってその凄さの伝わり方は違うけど、ひたすらリズムが素晴らしいという人もいれば指さばきが凄いって人もいる。後はも好みだからね。それでもベース一本で名を挙げていくってのはなかなか難しいお話で、ジャズやフュージョンの世界でもそんなには多くないし、ロックの世界だってそうだ。ところがそれらを含めても全ベーシストから一目置かれる存在って人もいる。ジャコパスなんかもその一人だろうけど、こんかい取り上げるヴィクター・ウッテンって人も超絶な方。
アルバムよりはYouTubeでのベースプレイをアレコレ見てもらう方が早いんだけど、1996年からソロ名義でのアルバムを幾つかコンスタントにリリースしていて、それぞれ作風が異なるんだけど、このファーストソロアルバム「A Show of Hands」はベース一本と歌声程度で作られていて、そりゃ飽きるだろ、って思いつつもヴィクター・ウッテンにそれはあり得ない。とにかく多彩なテクニックと音色を持つ超絶超人ベーシストなワケで、リズムもメロディもハーモニーも同時に奏でつつ、更にはスラップを駆使しての正体不明なプレイを繰り広げてくれる圧倒的変態。ベース聴いてるだけでこんだけ楽しめるって世界があったのかと思うばかりの作品なのでロック野郎も味わってほしい、この超絶さ。
そんなテクニックとユニークさを持ちつつももちろんメロディのセンスや歌心的なトコロも豊富に持ち合わせていて、ベースでそういうのやれるんだ、ってくらいにハーモニックスとタッピングを組み合わせてのメロディ展開、その時でもベース音はしっかりと鳴らしているから何本ものベースが同時に鳴っててどうやってるんだ?ってなるくらいに豊富な音色が聞こえる。一人ミュージックマシーンみたいになってて情感豊かにベース特有の味わいのある柔らかな音で本当に多彩なフレーズを紡ぎ出してくれている作品。楽器演る人だったらもう圧巻、なんじゃないかな。素晴らしき作品。

ベーシストが本領を発揮するのはあくまでも楽曲の中のフレーズのひとつでしかない、という側面とプレイヤーとしてのテクニック披露会というのもあるのだろう。それぞれの活躍するフィールドによってその凄さの伝わり方は違うけど、ひたすらリズムが素晴らしいという人もいれば指さばきが凄いって人もいる。後はも好みだからね。それでもベース一本で名を挙げていくってのはなかなか難しいお話で、ジャズやフュージョンの世界でもそんなには多くないし、ロックの世界だってそうだ。ところがそれらを含めても全ベーシストから一目置かれる存在って人もいる。ジャコパスなんかもその一人だろうけど、こんかい取り上げるヴィクター・ウッテンって人も超絶な方。
アルバムよりはYouTubeでのベースプレイをアレコレ見てもらう方が早いんだけど、1996年からソロ名義でのアルバムを幾つかコンスタントにリリースしていて、それぞれ作風が異なるんだけど、このファーストソロアルバム「A Show of Hands」はベース一本と歌声程度で作られていて、そりゃ飽きるだろ、って思いつつもヴィクター・ウッテンにそれはあり得ない。とにかく多彩なテクニックと音色を持つ超絶超人ベーシストなワケで、リズムもメロディもハーモニーも同時に奏でつつ、更にはスラップを駆使しての正体不明なプレイを繰り広げてくれる圧倒的変態。ベース聴いてるだけでこんだけ楽しめるって世界があったのかと思うばかりの作品なのでロック野郎も味わってほしい、この超絶さ。
そんなテクニックとユニークさを持ちつつももちろんメロディのセンスや歌心的なトコロも豊富に持ち合わせていて、ベースでそういうのやれるんだ、ってくらいにハーモニックスとタッピングを組み合わせてのメロディ展開、その時でもベース音はしっかりと鳴らしているから何本ものベースが同時に鳴っててどうやってるんだ?ってなるくらいに豊富な音色が聞こえる。一人ミュージックマシーンみたいになってて情感豊かにベース特有の味わいのある柔らかな音で本当に多彩なフレーズを紡ぎ出してくれている作品。楽器演る人だったらもう圧巻、なんじゃないかな。素晴らしき作品。
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