Santana - Abraxas
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Santana - Abraxas (1970)

ギターを歌わせるってのはやっぱり簡単ではないと思う。アグレッシブにギターの持ち味を存分に出していくってのはまだやりやすい部分はあると思うけど、歌わせる、即ちギターが泣き叫んでいるかのようなメロディを弾きまくり呼吸をしているかのように奏でるというのはそういう音楽スタイルでなければ出来ないというのもあるけど、なかなかそっちには行かないしね。フュージョン系のギタリストが割とそこに近い位置にある気がするかな。
サンタナの1970年出世作二枚目のアルバム「Abraxas」。ご存知「Black Magic Woman」が入っているんで知られているし、それよりもやっぱりウッドストックでのパフォーマンスの後にリリースされているってのもあってリスナー側からはかなり期待のアルバムとなった時代背景も大きいだろう。そして、あのパフォーマンスで見せたようなラテン・ロックの中でギターを歌わせるという全く新しいモノを見せてくれたという期待感、何だあれ?みたいなのがあったんだと思う。それでいてまだ皆が知らなかったラテンな雰囲気と綺麗に奏でるメロディラインをギターで弾くという、そんなところが斬新だった時代。どこか宇宙的神秘的なアルバムジャケットも宗教的で不思議感を味わせてくれたものだ。
この手の音楽ってやっぱり一般的には鳴り得なかったんだろうけど、それでも時代背景によって結構売れたようだし、それで知名度も上がり、おかげでFleetwood Macも株が上がったってモンだ。今聴いててもやっぱり斬新なスタイルでの音楽だと思うもん。こういうの聴いてると何で70年代の英国のあのヘンのB級ロック路線の連中がやってた何でもありなロックのどれかが当たらなかったんだろうか?とも思う。このサンタナだって十二分にヘンテコなワケだし。本当の音楽のセンスがポイントなのだろうか、B級感なんてまるでなく、ダントツに唯一無二の世界観を早々に出しているアルバムで、いつ聴いても新鮮な作品。

ギターを歌わせるってのはやっぱり簡単ではないと思う。アグレッシブにギターの持ち味を存分に出していくってのはまだやりやすい部分はあると思うけど、歌わせる、即ちギターが泣き叫んでいるかのようなメロディを弾きまくり呼吸をしているかのように奏でるというのはそういう音楽スタイルでなければ出来ないというのもあるけど、なかなかそっちには行かないしね。フュージョン系のギタリストが割とそこに近い位置にある気がするかな。
サンタナの1970年出世作二枚目のアルバム「Abraxas」。ご存知「Black Magic Woman」が入っているんで知られているし、それよりもやっぱりウッドストックでのパフォーマンスの後にリリースされているってのもあってリスナー側からはかなり期待のアルバムとなった時代背景も大きいだろう。そして、あのパフォーマンスで見せたようなラテン・ロックの中でギターを歌わせるという全く新しいモノを見せてくれたという期待感、何だあれ?みたいなのがあったんだと思う。それでいてまだ皆が知らなかったラテンな雰囲気と綺麗に奏でるメロディラインをギターで弾くという、そんなところが斬新だった時代。どこか宇宙的神秘的なアルバムジャケットも宗教的で不思議感を味わせてくれたものだ。
この手の音楽ってやっぱり一般的には鳴り得なかったんだろうけど、それでも時代背景によって結構売れたようだし、それで知名度も上がり、おかげでFleetwood Macも株が上がったってモンだ。今聴いててもやっぱり斬新なスタイルでの音楽だと思うもん。こういうの聴いてると何で70年代の英国のあのヘンのB級ロック路線の連中がやってた何でもありなロックのどれかが当たらなかったんだろうか?とも思う。このサンタナだって十二分にヘンテコなワケだし。本当の音楽のセンスがポイントなのだろうか、B級感なんてまるでなく、ダントツに唯一無二の世界観を早々に出しているアルバムで、いつ聴いても新鮮な作品。
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