The JB’s - Doing it to death
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The JB’s - Doing it to death (1973)

ロックの世界に比べてファンクの世界は相当にお遊び要素が強いような気がする。ファッションにしてもコメディ的だし、極端だしド派手であり得ない格好してるのは多いし、それは今に至るまで金ピカラメラメみたいなのが脈々と続いているしね。更にアルバムにしろバンドにしろ、とにかく流動的でおふざけで簡単にバンドが組まれてアルバムをリリースしている。良く捉えるとジャズの世界と同じくリーダーがいて幾つも好きにメンバーを組み直して演奏すれば良いんだ、ってことなんだけどそれにしても一貫性がなくってその場の流れで名前付けたり遊んでたりするのが多そうだ。単なる印象でしかないけど。もっともその印象はJBやP-Funkなんかを見ているからそう思うだけで、それ以外は皆まともにバンド組んでアルバム出してってやってるんだからド派手な格好以外は当てはまらないのかもしれない。
JB’sの1973年リリースのセカンド・アルバム「Doing it to death」。そもそもJB’sってのはもちろんジェームズ・ブラウンのバックバンド経験者で組まれているバンドなんだけど、その仕掛けはジェームズ・ブラウン御大自らがプロデュースもやって自身のレーベルからリリースしているワケで、しかもジェームズ・ブラウン自らボーカルで参加しているんだからそれはもうほとんどジェームズ・ブラウンのアルバムなんじゃないか?って傍目からは思えるものだ。曲だって御大自らのものばかりなんだから、一体何なんだ?というのはあるが、こういうのがあるから面白いってのと冒頭に書いたようなお遊び的な要素が多い、っつうかね、そういうトコなわけ。そんな背景は抜きにしてアルバム聴いてみればそりゃもう鉄壁のサウンドによるアルバムに決まってるワケで、御大自らのお遊びでメイシオー・パーカーをイジりまくるのもあるけど、基本的にはジャズファンクなグルーブをひたすら奏でるスタイルが中心のアルバムで、とっても心地良い。そりゃ後になってサンプリングされまくるハズだ。
一方ではきちんとスーパーファンクしてるのもあって、この頃のJB周辺のファンク度合いは見事なものだ。強烈にグイグイと引っ張り込む勢いを持ってるから、そりゃそのままP-Funkという世界にまで進んでしまうのも分かるってなくらい。似て非なるホーンセクションの存在、とんがりすぎない程良いバンドの演奏はJBというバックで鍛えられていたからこそのアンサンブルなのだろう、他のファンクバンドほどの多方面へのトンガリ具合は多くない。その分聴きやすくて良いね。

ロックの世界に比べてファンクの世界は相当にお遊び要素が強いような気がする。ファッションにしてもコメディ的だし、極端だしド派手であり得ない格好してるのは多いし、それは今に至るまで金ピカラメラメみたいなのが脈々と続いているしね。更にアルバムにしろバンドにしろ、とにかく流動的でおふざけで簡単にバンドが組まれてアルバムをリリースしている。良く捉えるとジャズの世界と同じくリーダーがいて幾つも好きにメンバーを組み直して演奏すれば良いんだ、ってことなんだけどそれにしても一貫性がなくってその場の流れで名前付けたり遊んでたりするのが多そうだ。単なる印象でしかないけど。もっともその印象はJBやP-Funkなんかを見ているからそう思うだけで、それ以外は皆まともにバンド組んでアルバム出してってやってるんだからド派手な格好以外は当てはまらないのかもしれない。
JB’sの1973年リリースのセカンド・アルバム「Doing it to death」。そもそもJB’sってのはもちろんジェームズ・ブラウンのバックバンド経験者で組まれているバンドなんだけど、その仕掛けはジェームズ・ブラウン御大自らがプロデュースもやって自身のレーベルからリリースしているワケで、しかもジェームズ・ブラウン自らボーカルで参加しているんだからそれはもうほとんどジェームズ・ブラウンのアルバムなんじゃないか?って傍目からは思えるものだ。曲だって御大自らのものばかりなんだから、一体何なんだ?というのはあるが、こういうのがあるから面白いってのと冒頭に書いたようなお遊び的な要素が多い、っつうかね、そういうトコなわけ。そんな背景は抜きにしてアルバム聴いてみればそりゃもう鉄壁のサウンドによるアルバムに決まってるワケで、御大自らのお遊びでメイシオー・パーカーをイジりまくるのもあるけど、基本的にはジャズファンクなグルーブをひたすら奏でるスタイルが中心のアルバムで、とっても心地良い。そりゃ後になってサンプリングされまくるハズだ。
一方ではきちんとスーパーファンクしてるのもあって、この頃のJB周辺のファンク度合いは見事なものだ。強烈にグイグイと引っ張り込む勢いを持ってるから、そりゃそのままP-Funkという世界にまで進んでしまうのも分かるってなくらい。似て非なるホーンセクションの存在、とんがりすぎない程良いバンドの演奏はJBというバックで鍛えられていたからこそのアンサンブルなのだろう、他のファンクバンドほどの多方面へのトンガリ具合は多くない。その分聴きやすくて良いね。
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