Weather Report - Mr.Gone
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Weather Report - Mr.Gone (1978)

時代はクロスオーバー、正にジャズとロックの融合体でもあるフュージョンが全盛期となり、ロック側からもジャズ側からもテクニカル志向なプレイヤー達が集まってバンドを組んだりセッションしたりとリスナーを楽しませるのもあるが、まずは本人達が楽しむというトコロからのスタイルが出来上がってきた。もちろん出自はそれぞれあるので色は付いているのだけど、それでもジャコはやっぱりロックだ、と思う部分あるしさ、なかなか頼もしい時代だったんだろうなと。
んで、80年前後のロック側からフュージョン的なのへアプローチが盛んになっている頃って、その前に同じ取り組みをしていたフュージョン系の方はどうだったんだろうか?なんてのもあって、Weather Reportの1978年の作品「Mr.Gone」なんてのを聴いてみる。なんてったってジャコ・パストリアスのいた最全盛期の時代のアルバムですよ、悪いはずも無かろう、ってなセレクトで、そもそも背景も何も知らないフュージョンの世界へのジャコパスだけでの繋がりで聴いているという無謀な自分としての聴き方です。まぁ、それでもどうもアレコレ読んでると相当にこのアルバムは評判が悪かったようで、そういうのもあるんだな、なんて思ったりもするけど、聴いてみてなるほど、これは評判悪かっただろう、ってのは納得。だからと言って面白くないというものでもなく、聞き所は満載だったので、ある種、ロック側の何でもあり感覚からしたら楽しめるけど、ジャズ側からしたらダメだったってだけ?なんて思ったり。
アフロだったりテクノだったり方向が定まらない中でのテクニカル集団のプレイ、かと言ってソロプレイが充実しているってんでもなくて見事に散漫に仕上がってしまっている作品、というのは否めないんだろうね。BGMにもならないし…、ロック的に言えばSoft Machineの中期の作品ってこういう雰囲気あって、どこに行くんだ?的なのが面白かったりしたしさ。だから何でもありなんだよ、っていうのがロックで、やっぱりどこかきちんとしたものがないと難しいというジャズ、か。故にこのアルバムはバンドはジャズ系所属ながらも音的にはロックに所属する作品なのだろう。

時代はクロスオーバー、正にジャズとロックの融合体でもあるフュージョンが全盛期となり、ロック側からもジャズ側からもテクニカル志向なプレイヤー達が集まってバンドを組んだりセッションしたりとリスナーを楽しませるのもあるが、まずは本人達が楽しむというトコロからのスタイルが出来上がってきた。もちろん出自はそれぞれあるので色は付いているのだけど、それでもジャコはやっぱりロックだ、と思う部分あるしさ、なかなか頼もしい時代だったんだろうなと。
んで、80年前後のロック側からフュージョン的なのへアプローチが盛んになっている頃って、その前に同じ取り組みをしていたフュージョン系の方はどうだったんだろうか?なんてのもあって、Weather Reportの1978年の作品「Mr.Gone」なんてのを聴いてみる。なんてったってジャコ・パストリアスのいた最全盛期の時代のアルバムですよ、悪いはずも無かろう、ってなセレクトで、そもそも背景も何も知らないフュージョンの世界へのジャコパスだけでの繋がりで聴いているという無謀な自分としての聴き方です。まぁ、それでもどうもアレコレ読んでると相当にこのアルバムは評判が悪かったようで、そういうのもあるんだな、なんて思ったりもするけど、聴いてみてなるほど、これは評判悪かっただろう、ってのは納得。だからと言って面白くないというものでもなく、聞き所は満載だったので、ある種、ロック側の何でもあり感覚からしたら楽しめるけど、ジャズ側からしたらダメだったってだけ?なんて思ったり。
アフロだったりテクノだったり方向が定まらない中でのテクニカル集団のプレイ、かと言ってソロプレイが充実しているってんでもなくて見事に散漫に仕上がってしまっている作品、というのは否めないんだろうね。BGMにもならないし…、ロック的に言えばSoft Machineの中期の作品ってこういう雰囲気あって、どこに行くんだ?的なのが面白かったりしたしさ。だから何でもありなんだよ、っていうのがロックで、やっぱりどこかきちんとしたものがないと難しいというジャズ、か。故にこのアルバムはバンドはジャズ系所属ながらも音的にはロックに所属する作品なのだろう。
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