Def Leppard - Hysteria

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Def Leppard - Hysteria (1987)
ヒステリア

 シモンズドラムか…懐かしいな。80年代にものすごく流行してありとあらゆるトコロで使われていた、ある意味80sの象徴でもあるドラムの音という印象が強い。ところが電子ドラムという機能のおかげで全く異なるアプローチから役に立った事例が合って、その代表的なものがDef Leppardの「Hysteria」というアルバムだろう。ご存知このアルバムの制作前に日事故により左腕切断となってしまったドラマーが仕事を優先して考えた時に出てきた選択肢がソモンズの電子ドラムでのアプローチ、というワケだ。左足でスネアを叩くというロジックは出来たとしても音のバランスを調整するのは明らかに電子ドラムの方がラクだ。右手とのバランスも綺麗に取れるだろうし、実際アルバムを聴いてもそのドラムに違和感はほとんど感じない。見事なものだ。意識して聴くと確かにドラムのタム回しなんてのはないし、幾つかのオブリガードだってちょいと不安定だったりするのはあるからなるほど、というような部分はあるけど気にはならないだろう。

 そんな話題から入りつつも、実際にはこの「Hysteria」がどんだけ世界中で売れまくったアルバムだったか、の方が重要だろうか。自分的にはリアルタイムだったにも拘らず、まるでこのアルバムには興味を持たなかったしデフレパにも興味を持たなかったので、どんだけ売れようがよく分からなかったのだが…。記録だけ見れば12曲中7曲のシングルヒット、しかもロックバンドというよりはAOR代表格的な位置付け、Bon Joviみたいなもんですかね、そんな印象が強かったんだけど、アルバムジャケットにしてもPVにしてもメタルバンド風ではあったので軽々しくは見られなかったんだろう。それでもこの音でどこがハードロックなんだ?ってのがずっとあったな。だからアルバムがどんだけ聴かれていようとも興味を示さなかったってワケだ。

 今となって改めて聴いてみるけど、確かにAOR風味が強いしポップ的でもある。決してハードロックの代表アルバムじゃないけど、苦肉の策からここまでの作品を作り上げ、更に世界で支持されていたのはバンドを強くしただろう。そこからもまた苦難は続くにしてもよく作られたアルバムなのは間違いない。ただしやはり自分的な好みからしたら、対象にはならないかな。突き抜けるならもっと突き抜けても良いし、その度合がなんとも、か。



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フレ
Posted byフレ

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お〜ぐろ  

デフレパは元々そんなにはメタルメタルしてなかったですからねぇ
そこら辺でメイデンはアメリカ進出で遅れを取った感じですが 
 
ポップな面もミドルテンポでドマイナーのノリの曲も前作の延長て感じではありますね
が、幾分洗練されたのでシングルヒットに繋がったのではないかと・・・
全体としては好きなアルバムですが、1・2・7辺りは今聴いてもピンとこないですね〜 

2017/06/20 (Tue) 20:48 | EDIT | REPLY |   

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