The Beatles - Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band Deluxe 50th Anniversary Edition

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The Beatles - Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band Deluxe 50th Anniversary Edition
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)

 50年前ってのは半世紀前ってことで、1967年のことなのだが、ロック的には創成期ではあるものの既に多種多様な実験やチャレンジが始まっていて、もちろんThe Beatlesを筆頭にPink FloydやThe Who、The Rolling Stones、The Kinksなどからジミヘンの登場とCreamの台頭、アメリカではジャニスやジェファーソンなんかも出てきた頃で正に新しく何かが始まる時代だったのだが、それが50年前。The Doorsの歴史的名盤もその歳にリリースされているが、50周年ってこともあり、今回は大御所The Beatlesの「」がとんでもないボリュームになって再発されている。正直The Beatlesに関してはそこまで入れ込んではいないし、入れ込むととんでもないことになるし、既にワケの分からない状況でのリリースが山のように出てきているしってことでウチのバンドメンバーは全員マニアの領域だが、自分は一歩引いてる…とは言え、それなりに知識は増えてしまうのだが(笑)。

 The Beatlesのオリジナルは1967年リリース作「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」。中身はともかくながら、今回の2017年リマスターっつうか新たなミックスが施されて音そのものも再構築されているとんでもないブツで、あの「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」をイメージして聴くと無茶苦茶ぶっ飛ぶ。これ、60年代のバンドの音じゃないです。今のバンドの音ってもおかしくないくらいに全ての音が新たに鳴っていて、一体どうやったらこんな風になるんだ?ってくらい現代的。音圧にしても音の綺麗さにしてもそもそもデジタルなんじゃね?ってくらいで、ギターやベースの音も艷やかになっているし歌だって生々しくってドラムもまったく古臭くなくって今風な感じじゃないですか、ってくらい。こんな風に蘇るものなのか、ってくらいに驚いた。50年前のシロモノの復活作品なんてレベルじゃなくて最高の機知と技術を結集して作り上げた素晴らしき傑作。この音だったら今時のリスナーでもThe Beatlesのなにが凄いのかって一発でわかるでしょ。古き良きバンドの音もみんなこんくらいに再構築して綺麗にしてみてもらいたいものだ。マニアからは賛否両論になるのだろうけど、これはもう凄いですよ。軽く聞き直すかな〜ってつもりで聴いたら、こりゃ凄い、ってことで聴きいってしまって…、それどころか改めてこのアルバムの完成度の高さと音の多様さを実感したね。ホント、良く出来てる。The Beatlesってやっぱり凄いわ、ってのをマジマジと実感した。

 あ、もちろんここまでのお話は普通にオリジナルアルバムに収録されているステレオミックスを聞いてのお話で、ボーナストラックだの何だのってのは評価や考慮に入れていないでのお話。色々なバージョンがあってモノラル盤入ってたり新たに発掘されたテープからミックスされてたりとかそもそも良く言われているテイク○○みたいなレコーディングの途中経過の音とか入ってるけど、このヘンって一度聞いてふ〜ん、そうなんだ、ってなものだから細かくこだわってないし、これまでも似たようなのあっただろうからそんなに意識はしてないです。が、聴いてるとへぇ〜っていう楽しみがあるのは事実。普通のリスナーは普通に新しいステレオミックスでぶっ飛び、新たなリスナーもそのステレオミックスで驚き、ニッチなリスナーはフルスペックの作品を買えば良いのだろう。そういうニーズに合わせてのリリースもThe Beatlesならではのワザか、普通の1CDで多分十分です。



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フレ
Posted byフレ

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