Dragonforce - Reaching Into Infinity

0 Comments
Dragonforce - Reaching Into Infinity (2017)
リーチング・イントゥ・インフィニティ(初回限定盤)(DVD付)

 新しい系のアルバムってのは音が良くて今の器材に合ってるからそういう意味では実に聴きやすい。それはジャンル関係なく、どれもこれも当たり前ながら最新のアルバムは最先端の器材で録音されているからね。もっとも音の良し悪しだけで言えばアナログ時代のが一番ってのもあるけど、やっぱり音そのものの古さは否めないし、既に自分はほぼMacかiPhoneでしか音楽を聴いてないから余計にそう思うが、たまにアナログ聴くとやっぱ良いな〜みたいなのはあるね。

 Dragonforceの2017年新作「Reaching Into Infinity」。常に同じようなアルバムと曲が詰め込まれているバンドで、それが特徴的且つそれでもあり得ないだろうと言わんばかりのブラストビートに美しい歌メロとピロピロでとんでもないギターソロのツイン、今回もやっぱりあり得ないくらいにいつも通りに攻め立ててきてくれます。他の作品と何か違うのか、と言われると困るが、ちょいとミドルテンポなアレンジが加わっていたり、スピードだけでもなくてスピード中心の中に変化の要素としてのリズムが少々多いのとデス声が入ってきた。元々がデスメタルバンドだからおかしくないけど、どっちかっつうと明るく楽しいスピード・メタルだからその中にデス声ってのはちょっと意外。もちろん自分も慣れちゃったからこういうのもありかなとは思う。

 それにしてもホントにいつもながら驚かされるがこのメロディのユニークさ、アルバムずっと聴いてると日本の何かを聴いているような気になるくらいにメロディに共通項がある気がする。日本とDragonforceの相性が良いのは分かるけど、世界レベルでウケているんだからそれもまた不思議な世界観。この人達は一体どこまで突き進むのだろう?それでもやっぱり唯一無二の圧倒的存在感は素晴らしい。日本盤だと「Gloria」のカバーの話題が多くてそりゃ秀逸な出来映えだけど、違和感なくこれが収まっていることの方が重要じゃないか?アルバムにマッチしちゃってるってのはDragonforceの味付けが見事に振り掛けられてて違和感ないってことなんだろうけどね。いやはやそれよりもアルバム本編の変化の多様さとスピードを楽しむのが一番。自分的にはこのギターソロの嵐は大好きなんで♪





関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply