Lou Reed - Rock N Roll Animal
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Lou Reed - Rock N Roll Animal

昔からロックの詩人なんて言われる人ってパティ・スミスとジム・モリソン、そしてルー・リードでディランあたりが親玉みたいな感じなんだけど、そこから時代は50年経過していて、そういう立ち位置での名前を聞かないんだけど誰かいないのかな。いるんだろうけど、なかなか出てきにくいのか、伝説に敵うまでにはならないってのかな、どうなんだろ。もちろん時代が平和になってきたからロック的に詩的に言うべきことが少なくなった、メッセージ色が薄くなった、求められることが少なくなった、なんてのがあるのかもしれないけど…。多分自分が知らないだけなんだろう。
Lou Reedの1973年のライブツアーを記録した中から抜粋されたハードロックなライブアルバムに仕上げられた「Rock N Roll Animal」。聴いてみると、誰のアルバム聴いてるんだっけ?って思ってしまうくらいには70年代のアメリカのハードロックした作品で、二人のギターが弾きすぎだろ、ってくらいには弾いていて、しかもそれが同時代のハードロックギターとほぼ同じ鳴り方で…、バンドメンバーをみればボブ・エズリン絡みのいつものお二方ってことでなるほど、そういうトコロで使われていくのがショウビジネスかと妙に納得しちゃったり、それで良いのかルー・リード、ってのもあったりなかなか複雑だ。言われているほど偏屈でも繊細でもなくってイメージ戦略が上手く出来すぎちゃってるのかもなぁ…なんて思ったりもする。こんなメンツ押し付けられてハードロックしてるヴェルヴェッツの曲ってどうなんだ?と言う気がするけど、本質的に反骨心と芸術心があるからメタリカとのアルバム作りなんてのもあるくらいで、基本的に暴力的な音はキライじゃないんだろうから、おかしくはない、か。あまりにも詩人的な側面がクローズアップされすぎててリスナー側で勘違いしていたってことかもね。
ルー・リードって割とバックの音とか無頓着だしメロディにしても出来る範囲の中でしか出さないから、芸術肌なんだろう。だからバック陣営の実験から自身も刺激を受けるというトコかな、そのプロセスはともかくながらも出来上がったアルバムはジャケットのインパクトもあるしタイトルだって何だこりゃ?みたいなのあるし、聴いてみれば思い切りハードロックなライブアルバムに仕上がってるし、しかも曲はヴェルヴェッツ時代のが多いから知ってるの多いし、ルー・リードの歌がどうの、とかあんまり関係ない作品とも言えるのか、曲の骨格のセンスの良さはこういうアレンジでも生きるってとこからさすがだよなぁと思う。

昔からロックの詩人なんて言われる人ってパティ・スミスとジム・モリソン、そしてルー・リードでディランあたりが親玉みたいな感じなんだけど、そこから時代は50年経過していて、そういう立ち位置での名前を聞かないんだけど誰かいないのかな。いるんだろうけど、なかなか出てきにくいのか、伝説に敵うまでにはならないってのかな、どうなんだろ。もちろん時代が平和になってきたからロック的に詩的に言うべきことが少なくなった、メッセージ色が薄くなった、求められることが少なくなった、なんてのがあるのかもしれないけど…。多分自分が知らないだけなんだろう。
Lou Reedの1973年のライブツアーを記録した中から抜粋されたハードロックなライブアルバムに仕上げられた「Rock N Roll Animal」。聴いてみると、誰のアルバム聴いてるんだっけ?って思ってしまうくらいには70年代のアメリカのハードロックした作品で、二人のギターが弾きすぎだろ、ってくらいには弾いていて、しかもそれが同時代のハードロックギターとほぼ同じ鳴り方で…、バンドメンバーをみればボブ・エズリン絡みのいつものお二方ってことでなるほど、そういうトコロで使われていくのがショウビジネスかと妙に納得しちゃったり、それで良いのかルー・リード、ってのもあったりなかなか複雑だ。言われているほど偏屈でも繊細でもなくってイメージ戦略が上手く出来すぎちゃってるのかもなぁ…なんて思ったりもする。こんなメンツ押し付けられてハードロックしてるヴェルヴェッツの曲ってどうなんだ?と言う気がするけど、本質的に反骨心と芸術心があるからメタリカとのアルバム作りなんてのもあるくらいで、基本的に暴力的な音はキライじゃないんだろうから、おかしくはない、か。あまりにも詩人的な側面がクローズアップされすぎててリスナー側で勘違いしていたってことかもね。
ルー・リードって割とバックの音とか無頓着だしメロディにしても出来る範囲の中でしか出さないから、芸術肌なんだろう。だからバック陣営の実験から自身も刺激を受けるというトコかな、そのプロセスはともかくながらも出来上がったアルバムはジャケットのインパクトもあるしタイトルだって何だこりゃ?みたいなのあるし、聴いてみれば思い切りハードロックなライブアルバムに仕上がってるし、しかも曲はヴェルヴェッツ時代のが多いから知ってるの多いし、ルー・リードの歌がどうの、とかあんまり関係ない作品とも言えるのか、曲の骨格のセンスの良さはこういうアレンジでも生きるってとこからさすがだよなぁと思う。
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