Imelda May - Life Love Fresh Blood
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Imelda May - Life Love Fresh Blood (2017)

アーティストやバンドってある程度のカテゴライズされたイメージがある。それがあるからこそファンが付いてきて、新作なんかでもその流れを期待して買うワケで、コロコロと色々と変えたりするってのもそうそう簡単に出来るもんじゃないし、そのときのファン離れっていうリスクもあるから商業的な面でのリスクも追うことになる。昔からそういうのはあってなかなか変えられてないという人もあったし、今でもそうだろう。だから10年一日的なバンドやアーティストも多い。どこかでブランド作っちゃえばなにやっても売れるってなるんだろうけど、そういう人も多くはない。
Imelda Mayって人、覚えてる?そう言ったら失礼か…、イメルダ・メイって女性ボーカリストの2017年作「Life Love Fresh Blood」。これまでは基本的にロカビリーを歌う女性ボーカルってアルバムばかりを出していて、そういう人だと思ってたけど、ジェフ・ベックと一緒にやってるのを見ると普通に歌が歌える女性なんじゃない?って思ってたけどね、それはゲスト参加だからやれる歌で、自身の方向性ってのはロカビリーなんだろうと。だからソロアルバムにはあんまり興味なかったんだけどさ、今回はアルバムジャケットからしてこれまでと違って、何か妙にしっとりとしててケバさが無い…、何か変化があったんかなぁ…と思って見てたけどちょっとタイミングあったんで聴いてみたら、なんと驚いた。まさかこんなアルバムを出してくれるとは。それはイメルダ・メイのイメージを覆す作品だったからという部分が大きいのと、楽曲なり作品なりの中身の質が高い低いってよりも充実している、じっくりと熟成しているというような意味になるのかな、その深みが合って作品に重さがある。
簡単に書けばアデルなんかであるような世界。もうちょっとロック寄りだけど、基本そのヘンに加えてジャズボーカル的エッセンスが香るか。しっとりとした大人の雰囲気、ドタバタした曲が全然無くって歌声をしっかりと聴かせる曲ばかりで、2曲めに配置されているジェフ・ベックがゲストギターで参加している「Black Tears」にしてもしっとりとしたバラード曲でその流れでのベックのギターが味わい深く弾かれている。あくまでも話題になる程度のもので、アルバムそのものの評価はしっかりと作り上げられているイメルダ・メイの歌声にある。こんな風に歌えるのか、と驚くばかり。情感溢れる歌声は正に新たな挑戦ながらも自らの拡張領域をしっかりと伝えていて新たな力量を発揮している女性ボーカルとして嬉しい限り。
風呂井戸さん、オススメでっせ♪

アーティストやバンドってある程度のカテゴライズされたイメージがある。それがあるからこそファンが付いてきて、新作なんかでもその流れを期待して買うワケで、コロコロと色々と変えたりするってのもそうそう簡単に出来るもんじゃないし、そのときのファン離れっていうリスクもあるから商業的な面でのリスクも追うことになる。昔からそういうのはあってなかなか変えられてないという人もあったし、今でもそうだろう。だから10年一日的なバンドやアーティストも多い。どこかでブランド作っちゃえばなにやっても売れるってなるんだろうけど、そういう人も多くはない。
Imelda Mayって人、覚えてる?そう言ったら失礼か…、イメルダ・メイって女性ボーカリストの2017年作「Life Love Fresh Blood」。これまでは基本的にロカビリーを歌う女性ボーカルってアルバムばかりを出していて、そういう人だと思ってたけど、ジェフ・ベックと一緒にやってるのを見ると普通に歌が歌える女性なんじゃない?って思ってたけどね、それはゲスト参加だからやれる歌で、自身の方向性ってのはロカビリーなんだろうと。だからソロアルバムにはあんまり興味なかったんだけどさ、今回はアルバムジャケットからしてこれまでと違って、何か妙にしっとりとしててケバさが無い…、何か変化があったんかなぁ…と思って見てたけどちょっとタイミングあったんで聴いてみたら、なんと驚いた。まさかこんなアルバムを出してくれるとは。それはイメルダ・メイのイメージを覆す作品だったからという部分が大きいのと、楽曲なり作品なりの中身の質が高い低いってよりも充実している、じっくりと熟成しているというような意味になるのかな、その深みが合って作品に重さがある。
簡単に書けばアデルなんかであるような世界。もうちょっとロック寄りだけど、基本そのヘンに加えてジャズボーカル的エッセンスが香るか。しっとりとした大人の雰囲気、ドタバタした曲が全然無くって歌声をしっかりと聴かせる曲ばかりで、2曲めに配置されているジェフ・ベックがゲストギターで参加している「Black Tears」にしてもしっとりとしたバラード曲でその流れでのベックのギターが味わい深く弾かれている。あくまでも話題になる程度のもので、アルバムそのものの評価はしっかりと作り上げられているイメルダ・メイの歌声にある。こんな風に歌えるのか、と驚くばかり。情感溢れる歌声は正に新たな挑戦ながらも自らの拡張領域をしっかりと伝えていて新たな力量を発揮している女性ボーカルとして嬉しい限り。
風呂井戸さん、オススメでっせ♪
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