Hummingbird - We Can't Go On Meeting Like This
2 Comments
Hummingbird - We Can't Go On Meeting Like This (1976)

ボブ・テンチさんってベックのトコロでやって有名になった人で、そこから名前を知った人も多いと思うし、実際そこからが売れっ子ミュージシャンへの道のりになったようだけど、職人芸的に色々やってて、好みはやっぱり黒い系のギターや歌やノリなんだろうね、やってる仕事が大抵そういうのばかりで、コテコテに暑苦しくてわかりやすい。ただ、それでもやっぱりセッション・ミュージシャンという枠組みからは出られない印象もあるんだけど、それは自分だけかな、ナイスなサイドマンという感覚なんで…。
Hummingbirdの1976年リリースの2枚目のアルバム「We Can't Go On Meeting Like This」。ベック・グループから派生したバンドがHummingbirdで、メンツはボブ・テンチ、マックス・ミドルトンにバーニー・ホランド、そしてこのアルバムからはドラムにバーナード・パーディーが参加、そしてクライブ・チェアマンと凄いだろ、って言うか、渋いだろ、って感じかな。その筋では有名な方々なんだけど、その筋でしか通じない有名度合いでして…、そんなマニアな連中が集まって超絶なR&Bグルーブバリバリのソウルをやってる。ん〜、でもロックなんだろうな、これ(笑)。やってることは明らかにR&Bベースな音で歌だってあの調子で真っ黒の暑苦しい歌だし、リズムだってベースだって真っ黒系だし、鍵盤がロック的なのか…、出てくる音は限りなく黒に近いロック。しかもドライブ感が凄い。これはもう偏にドラムの素晴らしさがそのままノリに出ているというトコロか、凄いグルーブ感。
そこに歌もギターも鍵盤もベースも見事に真っ黒な連中がブイブイとやってくれてるから女性コーラス陣も入ってきてそのまんまの世界。なんでロック畑にいるんだ?って思うが、聴いてるとロックなんだよ、それでも。何だろうねぇ、その境目。面白いわ。曲だって結構ノリが良いし演奏も良いし斬新なバンドだったし、メンバーの知名度もキャリアも見事なモンなのに当時はなかなか売れなかったのかな。今でもそりゃ玄人向けのバンドになっちゃってるけどさ、もっと知られても良いバンド。

ボブ・テンチさんってベックのトコロでやって有名になった人で、そこから名前を知った人も多いと思うし、実際そこからが売れっ子ミュージシャンへの道のりになったようだけど、職人芸的に色々やってて、好みはやっぱり黒い系のギターや歌やノリなんだろうね、やってる仕事が大抵そういうのばかりで、コテコテに暑苦しくてわかりやすい。ただ、それでもやっぱりセッション・ミュージシャンという枠組みからは出られない印象もあるんだけど、それは自分だけかな、ナイスなサイドマンという感覚なんで…。
Hummingbirdの1976年リリースの2枚目のアルバム「We Can't Go On Meeting Like This」。ベック・グループから派生したバンドがHummingbirdで、メンツはボブ・テンチ、マックス・ミドルトンにバーニー・ホランド、そしてこのアルバムからはドラムにバーナード・パーディーが参加、そしてクライブ・チェアマンと凄いだろ、って言うか、渋いだろ、って感じかな。その筋では有名な方々なんだけど、その筋でしか通じない有名度合いでして…、そんなマニアな連中が集まって超絶なR&Bグルーブバリバリのソウルをやってる。ん〜、でもロックなんだろうな、これ(笑)。やってることは明らかにR&Bベースな音で歌だってあの調子で真っ黒の暑苦しい歌だし、リズムだってベースだって真っ黒系だし、鍵盤がロック的なのか…、出てくる音は限りなく黒に近いロック。しかもドライブ感が凄い。これはもう偏にドラムの素晴らしさがそのままノリに出ているというトコロか、凄いグルーブ感。
そこに歌もギターも鍵盤もベースも見事に真っ黒な連中がブイブイとやってくれてるから女性コーラス陣も入ってきてそのまんまの世界。なんでロック畑にいるんだ?って思うが、聴いてるとロックなんだよ、それでも。何だろうねぇ、その境目。面白いわ。曲だって結構ノリが良いし演奏も良いし斬新なバンドだったし、メンバーの知名度もキャリアも見事なモンなのに当時はなかなか売れなかったのかな。今でもそりゃ玄人向けのバンドになっちゃってるけどさ、もっと知られても良いバンド。
- 関連記事
-
- Jeff Beck - Live At The Hollywood Bowl
- Hummingbird - We Can't Go On Meeting Like This
- Jeff Beck - Who Else