Ryan Adams - Ashed & Fire
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Ryan Adams - Ashed & Fire (2011)

ミュージシャンに好まれるミュージシャンという人が稀にいる。ホント、稀にじゃないかと思うくらいしか知らないんだけど、多分曲が良いとか上手いとかじゃなくて、新しい角度で音楽を生み出しているとか画期的な創造力を発揮しているから注目されている、とかだね。音的には新しい音処理とかサウンドをそのものや組み合わせの妙技なんかも注目される部分はあったりと普通に音楽を音楽として聴いているだけのリスナーにはわからない世界での評価というのがあって、それで且つ才能に長けていると飛び抜けてくるという人がいる。接してみないと分からないけど、昔の天才なミュージシャンなんかはそういうの割といたかな。お互いがそれぞれ影響しあってシーンを作っていったって感じだけどさ。
Ryan Adamsというアメリカ人はそんな類の一人だ。自分もそんなに聴いたことないし、音的には興味が薄いからさほどのモノでもないけど、聴いた時にはあぁ何か凄いな、ってのは思った。そんなRyan Adamsの2011年の作品「Ashed & Fire」なんてのを。暗いんだけどさ、その分染み入る度合いが深くて、中途半端に暗いとかじゃなくてどの曲もしっかりと重みもあるし真実味もあって作品としての出来映えも抜群でね、音的な所にスキがない。見事なまでに徹底された音世界を創り上げていると言える作品で、この時点で何枚もアルバム作ってた人だし、全てを知り尽くしての作品なんだから当たり前だけど、聴いてみるとわかるよ、このトップクラスのA級作品の出来映え。好みじゃないし、何度も聴かないの判ってるけど聴くと凄さも判っちゃう。そんなアルバム。
フォーク一本で作り上げたんだろうなぁ…、んでアレンジで幾つか楽器入れてるけど、基本がそこだろうから素朴でヒシヒシと歌い上げてる、いわゆる生々しいサウンドが出て来るから響きやすい。古くからアメリカに根付いているSSWの流れと言っても良いだろう。訴えたい内容もあったんだろうし、それを切々と嘘偽り無く力強く歌い上げている、なかなかできそうで出来ないアルバム。染み入る作品だな…。

ミュージシャンに好まれるミュージシャンという人が稀にいる。ホント、稀にじゃないかと思うくらいしか知らないんだけど、多分曲が良いとか上手いとかじゃなくて、新しい角度で音楽を生み出しているとか画期的な創造力を発揮しているから注目されている、とかだね。音的には新しい音処理とかサウンドをそのものや組み合わせの妙技なんかも注目される部分はあったりと普通に音楽を音楽として聴いているだけのリスナーにはわからない世界での評価というのがあって、それで且つ才能に長けていると飛び抜けてくるという人がいる。接してみないと分からないけど、昔の天才なミュージシャンなんかはそういうの割といたかな。お互いがそれぞれ影響しあってシーンを作っていったって感じだけどさ。
Ryan Adamsというアメリカ人はそんな類の一人だ。自分もそんなに聴いたことないし、音的には興味が薄いからさほどのモノでもないけど、聴いた時にはあぁ何か凄いな、ってのは思った。そんなRyan Adamsの2011年の作品「Ashed & Fire」なんてのを。暗いんだけどさ、その分染み入る度合いが深くて、中途半端に暗いとかじゃなくてどの曲もしっかりと重みもあるし真実味もあって作品としての出来映えも抜群でね、音的な所にスキがない。見事なまでに徹底された音世界を創り上げていると言える作品で、この時点で何枚もアルバム作ってた人だし、全てを知り尽くしての作品なんだから当たり前だけど、聴いてみるとわかるよ、このトップクラスのA級作品の出来映え。好みじゃないし、何度も聴かないの判ってるけど聴くと凄さも判っちゃう。そんなアルバム。
フォーク一本で作り上げたんだろうなぁ…、んでアレンジで幾つか楽器入れてるけど、基本がそこだろうから素朴でヒシヒシと歌い上げてる、いわゆる生々しいサウンドが出て来るから響きやすい。古くからアメリカに根付いているSSWの流れと言っても良いだろう。訴えたい内容もあったんだろうし、それを切々と嘘偽り無く力強く歌い上げている、なかなかできそうで出来ないアルバム。染み入る作品だな…。
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