Johnny Winter - Live at the Filmore East 1970
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Johnny Winter - Live at the Filmore East 1970

まだロックがロックとしての道を模索している時代のサウンドは実に熱気があって面白い。皆が皆可能性を求めて試行錯誤したり実験してみたり好きなものをいくらでも融合させて発展させてみたりと当人たちにどこまで意識があったかどうかは別として結果として残されているアルバム郡を聴いているとそういうのがよく分かるものが多い。ライブひとつ取っても実験的にトライしているライブばかりで、定型的にスタジオ音源を再現するんだ、なんてのはほぼ皆無だった。だからこそのライブアルバムの面白さはあるけど、機材がそこに追い付いていなかったのはあるか。
Johnny Winterの発掘ライブアルバム「Live at the Filmore East 1970」。1970年10月のフィルモアイーストのライブを生々しく録音してある作品で、よくぞここまでの音でリリースしてくれたと言わんばかりの傑作ライブ。相棒はリック・デリンジャーの時代、即ち「Live」のライブツアーと同じ頃のショウだから逆に「Live」がどれだけ編集されてたのか判ったりもするけど、それはともかくとしてこのライブそのものを存分に楽しめれば良いんじゃないかと。「Live」の方がアルバムとしての出来映えは素晴らしいけど、こちらの「Live at the Filmore East 1970」は臨場感とライブ感と何よりも生々しさが凄いから甲乙つけがたい、と言うか「Live at the Filmore East 1970」の方が白熱してるんじゃないだろうか。二人ともギター弾きまくりで上手いし、これだけギター弾いてくれると聴いてて気持ち良い。やりすぎなのは判るけど、それでもやりすぎまくっててその潔さがギター好きには堪らない。
それにしてもジョニー・ウィンターはブルースメンに近いハードギタリストとの印象が強かったけど、この頃はもう完全にロックギタリストだ。ブルースルーツのロックギタリスト。もちろんブルースやりますが、基本速弾きロックです、みたいな。リック・デリンジャーがそこにいるからその側面も強調されてて、ブルース聴きたいという話から結局ロックにハマって聴いてる。発掘ライブ盤は強烈なの多いし、しかもフィルモアだから気合入ってないハズなし。この熱気はこの時代特有だけど、ホント誰もが誰にも負けないという気迫でプレイしてる。こんなのマイク・ブルームフィールドも見てたのかな。どう思ったんだろ、なんて知りたいモンです。クラプトンからしてもジョニー・ウィンターってどうなんだろ?ちょいと興味あるね。

まだロックがロックとしての道を模索している時代のサウンドは実に熱気があって面白い。皆が皆可能性を求めて試行錯誤したり実験してみたり好きなものをいくらでも融合させて発展させてみたりと当人たちにどこまで意識があったかどうかは別として結果として残されているアルバム郡を聴いているとそういうのがよく分かるものが多い。ライブひとつ取っても実験的にトライしているライブばかりで、定型的にスタジオ音源を再現するんだ、なんてのはほぼ皆無だった。だからこそのライブアルバムの面白さはあるけど、機材がそこに追い付いていなかったのはあるか。
Johnny Winterの発掘ライブアルバム「Live at the Filmore East 1970」。1970年10月のフィルモアイーストのライブを生々しく録音してある作品で、よくぞここまでの音でリリースしてくれたと言わんばかりの傑作ライブ。相棒はリック・デリンジャーの時代、即ち「Live」のライブツアーと同じ頃のショウだから逆に「Live」がどれだけ編集されてたのか判ったりもするけど、それはともかくとしてこのライブそのものを存分に楽しめれば良いんじゃないかと。「Live」の方がアルバムとしての出来映えは素晴らしいけど、こちらの「Live at the Filmore East 1970」は臨場感とライブ感と何よりも生々しさが凄いから甲乙つけがたい、と言うか「Live at the Filmore East 1970」の方が白熱してるんじゃないだろうか。二人ともギター弾きまくりで上手いし、これだけギター弾いてくれると聴いてて気持ち良い。やりすぎなのは判るけど、それでもやりすぎまくっててその潔さがギター好きには堪らない。
それにしてもジョニー・ウィンターはブルースメンに近いハードギタリストとの印象が強かったけど、この頃はもう完全にロックギタリストだ。ブルースルーツのロックギタリスト。もちろんブルースやりますが、基本速弾きロックです、みたいな。リック・デリンジャーがそこにいるからその側面も強調されてて、ブルース聴きたいという話から結局ロックにハマって聴いてる。発掘ライブ盤は強烈なの多いし、しかもフィルモアだから気合入ってないハズなし。この熱気はこの時代特有だけど、ホント誰もが誰にも負けないという気迫でプレイしてる。こんなのマイク・ブルームフィールドも見てたのかな。どう思ったんだろ、なんて知りたいモンです。クラプトンからしてもジョニー・ウィンターってどうなんだろ?ちょいと興味あるね。
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