Oasis - Heathen Chemistry

2 Comments
Oasis - Heathen Chemistry (2003)
Heathen Chemistry

 単純に良いなぁ、って思える曲に出会いたい。カッコ良いなぁってだけでも良い、そんな話をしていたんだけど、それに出会いたいがゆえに色々なものを聴いてしまうし、良いよ、と言われると挑戦したくもなる。それでカッコ良い、って思えたらシビれるし、それで感動できるならそれは何かありがたい。何で感動したいんだ?と訊かれると少々答えに窮するけど、多分人間だから、って答えるのか(笑)。いいな〜って感動すると嬉しいじゃない?そういうのがどんどんと減っていく世の中でさ、シビれるのにたくさん出会いたいんだよ、きっと。

 2002年リリースのOasisの5枚目の作品「Heathen Chemistry」。このバンドもあんまり聴いてなかったバンドだったけど、この頃のブリットポップ競争ってのか、人気取りは凄かったな。ロックなんだろうけどポップよりの方向性でとにかくリスナーをガンガン獲得していってて、それでも基本的にギターバンドだからポップに振れすぎることもなくてアルバムをリリースしていった。ところがOasisの場合はどんどんとメンバーを入れ替えて行っちゃったもんだからバンドがだんだんとロックバンドになってったというのか、ライブにしてもしっかりとやるようになったと言うか…。兄弟げんかばかりのバンドというイメージだけど、やっぱり兄ちゃんの才能がありすぎたってところかな、それでもこのアルバムは他のメンバーの曲も取り上げてアルバムにバリエーションをもたらしたという作品ではあるけど、逆に兄ちゃんの才能が露呈してしまったというかね、際立ってしまったか。

 アルバムとしてはその分クォリティが高いままを維持できなかったというのもあってか、地味な作品に数えられているみたいで、それは同意するんだけど、こういう作品も必要だろうね。ビートルズを狙っていたバンドだからさ、誰かに寄りかかるってんじゃなくて、っていう意味でね、あって良かったアルバムだろうと。そこまで魅力的な作品が揃わなかったのかもしれんが、それは後で分かる話だ。ここの所強烈に暴力的攻撃的なのばかり聴いてたからこういう普通にソフトにロックなのを聴くと優しいなぁと思うけど、それが受けるんだからそういうのが普通です。こうして古いロックにどんどんと回帰していってしまうのだ(笑)。



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 2

There are no comments yet.
akakad  

中盤のStop Crying Your Heart Out,Songbird,Little by Littleの流れは素晴らしいと思います
あと凡曲だと思うんですけどThe Hindu TimesとShe Is Loveがなかなか気に入ってます
音が細いのはこの年代の作品の特徴で他のバンドの録音も結構そうだったりします

2017/04/08 (Sat) 21:35 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>akakadさん

音が細いのは時代かぁ…、時代の音に流されるバンドとも思えないけど…そうなんだ。

2017/04/09 (Sun) 18:29 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply