Gary Clark Jr. - Blak & Blu
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Gary Clark Jr. - Blak & Blu (2012)

ブルースロックってのは70年代の言葉でしかなく、80年代以降、何となく出て来ることはあってもコイツだ!ってのはほぼ見当たらない。ブルースロックの影響を受けているバンドってのは山のようにあるけど、ブルースロックそのままを語る時は常に70年代だ。実際そうなのか?それでもそれぞれの時代にいただろうし、そいつらは残ってないんかい?って思いたくなるよね。ジャンルそのものが古くなっているから影響はあるけど、そのままやってもしょうがない、ってのがあるのは事実だろう。大して発展しようのない世界だし。でも、常にブルースをポップシーンに持ち込む連中はいるし、楽しめるのはまだまだあるだろう。
Gary Clark Jr.の名をこないだ聴いて、見て、そうだよなぁ、この人カッコ良いギター弾くからな…、ルックスはアレだけど、楽しみな人だし、って思っててね、もうじき新しいアルバムも出るみたいだけど、とりあえず最初のスタジオアルバム「Blak & Blu」です。2012年リリースの作品で、その前年にクラプトンの「Crossroads Guitar Festival」で突然世間に大アピールになって、何だありゃ?あんなのいるんか?ってくらいに話題になったことでメジャーになったとの話。ライブパフォーマンスどころか、ギタープレイだってそりゃかなりインパクトあっただろうしなぁ…と。んで、スタジオ・アルバムってそんなに評判良くなくってライブ盤が良いよ、ってなことばかりだったんだけど、聴いてみると全然そんなことなくて思い切りスタジオ盤でもギター弾きまくってるしグイグイと自分の世界に引っ張ってってる。そういう曲が幾つか入ってて自分的にはものすごくハマってしまうね。
ただ、確かに一方でまだ多種多様の音楽感の中で出せるワザを模索しているのか、一般的にロック人間には好まれにくいであろうタイプの曲も入ってて、そこでのプレイはじっくり聴けば流石だな、って話だけど曲が受け付けないってのはあるだろう。好みのお話だけどさ、世代的にそういう何でもあり的な状況で育ってるワケで、新世代的な感覚を聴く側も受け入れてみれば面白く聴けるんだろうけど、どうにもロックリスナーは保守的になる傾向が強いので(笑)、いや、こだわり、か。それは自分もそうだし、当然だろうけど、振り切った時のプレイも凄いんだからさ、多分今後ライブアルバム中心になっていけば自ずと激しいプレイの方になっていくだろうし、期待ですよ。今度のライブアルバム「Live North America 2016」もね。

ブルースロックってのは70年代の言葉でしかなく、80年代以降、何となく出て来ることはあってもコイツだ!ってのはほぼ見当たらない。ブルースロックの影響を受けているバンドってのは山のようにあるけど、ブルースロックそのままを語る時は常に70年代だ。実際そうなのか?それでもそれぞれの時代にいただろうし、そいつらは残ってないんかい?って思いたくなるよね。ジャンルそのものが古くなっているから影響はあるけど、そのままやってもしょうがない、ってのがあるのは事実だろう。大して発展しようのない世界だし。でも、常にブルースをポップシーンに持ち込む連中はいるし、楽しめるのはまだまだあるだろう。
Gary Clark Jr.の名をこないだ聴いて、見て、そうだよなぁ、この人カッコ良いギター弾くからな…、ルックスはアレだけど、楽しみな人だし、って思っててね、もうじき新しいアルバムも出るみたいだけど、とりあえず最初のスタジオアルバム「Blak & Blu」です。2012年リリースの作品で、その前年にクラプトンの「Crossroads Guitar Festival」で突然世間に大アピールになって、何だありゃ?あんなのいるんか?ってくらいに話題になったことでメジャーになったとの話。ライブパフォーマンスどころか、ギタープレイだってそりゃかなりインパクトあっただろうしなぁ…と。んで、スタジオ・アルバムってそんなに評判良くなくってライブ盤が良いよ、ってなことばかりだったんだけど、聴いてみると全然そんなことなくて思い切りスタジオ盤でもギター弾きまくってるしグイグイと自分の世界に引っ張ってってる。そういう曲が幾つか入ってて自分的にはものすごくハマってしまうね。
ただ、確かに一方でまだ多種多様の音楽感の中で出せるワザを模索しているのか、一般的にロック人間には好まれにくいであろうタイプの曲も入ってて、そこでのプレイはじっくり聴けば流石だな、って話だけど曲が受け付けないってのはあるだろう。好みのお話だけどさ、世代的にそういう何でもあり的な状況で育ってるワケで、新世代的な感覚を聴く側も受け入れてみれば面白く聴けるんだろうけど、どうにもロックリスナーは保守的になる傾向が強いので(笑)、いや、こだわり、か。それは自分もそうだし、当然だろうけど、振り切った時のプレイも凄いんだからさ、多分今後ライブアルバム中心になっていけば自ずと激しいプレイの方になっていくだろうし、期待ですよ。今度のライブアルバム「Live North America 2016」もね。
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