Hanoi Rocks - Lean on Me
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Hanoi Rocks - Lean on Me (1992)

フィンランド系ロックを聴いてて、そのメロディラインを哀愁深く聴いていたワケだが、そのルーツってのはやっぱり自分的にも多分世界的にもハノイ・ロックスだったんじゃないだろうか。もちろんメロディそのものは古くからあったのだろうけど、それを世間的に知らしめたってのはアンディ・マッコイの才能のひとつだった気がするんだよね。アンディ・マッコイ節ってのは確かにあって、それはフィンランドを代表するかのようなメロディのひとつでもあるし…、と言いつつもアンディ・マッコイって人はフィンランド生まれのスウェーデン育ちという経歴が故にスウェーデンのメロディセンスも入っているから妙に独特のセンスが生まれでている部分が大きいんだろうなぁ、などと思ったり。
Hanoi Rockの解散後に出てきた編集盤のひとつだけど、こんなのが出てくるのか、ってくらいにぶっ飛んだ一枚が「Lean on Me」ってヤツ。1992年のリリースなのかな、今では別の「リップド・オフ-レア・トラックス&デモ」ってボックスにもっとたくさん入ってるからレアなアルバムってワケじゃないけど、当時はもう驚きだった。普通のベスト盤は何枚も出てて、いつも騙されないように気をつけないとな、って思って見てたんだけど、これのクレジット見た時は頭の中「?」って感じ。知らないタイトルばかりが書かれてるなぁ…、って思って。その頃そんなに情報がないからクレジット見て判断するしかないんだもん。んで、まぁ、未発表系だろうなぁってことで、手に入れて聴いててね、当ってて驚いた。んでも、これらがバンドのデモって、十分すぎる作品じゃないかよ、何だ、アルバム出してくれりゃよかったのに、なんて思ったものだ。それでもCherry BombzやShooting Gallary、Suicide Twinsでそれぞれリリースしていた曲の元ネタだったからなるほどなぁ、マイケル・モンローが歌うとこうなってたのか、と。「Heartattack」はアンディがソロで自分でやってたからもっとゴージャスにカッコよく仕上がってたけど、それでもマイケル・モンロー版があるってのはちょいと感動的だった。
ドラムはあのテリー・チャイムズ、ベースもサムじゃなくて別のヤツ、ギター二人はそのままだから、マイケル・モンローは概ねそのギター二人と一緒のバンドで歌っていたんだろうけど、ダメだったんだなぁ。繊細だもんな。んでも、面白いのはこれらの曲を作ってたアンディ・マッコイ。やっぱりどうあれ、曲ってのは出来上がっちゃうし、可愛いからそのまま捨てる事はできないし、やっぱりアチコチで事あるごとにいろいろなメンツでやってみるんだよね。彼なりにしっくりくる瞬間を待っているんだと思う。だからアンディ・マッコイって人は自分の曲を大切に自分のモノとして抱えているし、納得するまで突き詰めたりするんだろう。ハノイ以降のアンディ・マッコイの曲の長持ち差加減って凄いもん。本田恭章に提供した曲だってハノイ・ロックスでマイケル・モンローに謳わせてようやく完成、みたいなトコあるし。ミュージシャン側からしたらそりゃそうだろうな、って思う。自分の血肉を分けた宝物だもん。
それにしてもこの「Lean on Me」を聴いた時、色々と感動したなぁ…、だからオリジナルアルバムに数えられることはないけど、「Two Steps From The Move」のとかも含めてえらく感動した作品集だった。アンディ・マッコイ、良いメロディ作るよなぁ〜とひたすらに。

フィンランド系ロックを聴いてて、そのメロディラインを哀愁深く聴いていたワケだが、そのルーツってのはやっぱり自分的にも多分世界的にもハノイ・ロックスだったんじゃないだろうか。もちろんメロディそのものは古くからあったのだろうけど、それを世間的に知らしめたってのはアンディ・マッコイの才能のひとつだった気がするんだよね。アンディ・マッコイ節ってのは確かにあって、それはフィンランドを代表するかのようなメロディのひとつでもあるし…、と言いつつもアンディ・マッコイって人はフィンランド生まれのスウェーデン育ちという経歴が故にスウェーデンのメロディセンスも入っているから妙に独特のセンスが生まれでている部分が大きいんだろうなぁ、などと思ったり。
Hanoi Rockの解散後に出てきた編集盤のひとつだけど、こんなのが出てくるのか、ってくらいにぶっ飛んだ一枚が「Lean on Me」ってヤツ。1992年のリリースなのかな、今では別の「リップド・オフ-レア・トラックス&デモ」ってボックスにもっとたくさん入ってるからレアなアルバムってワケじゃないけど、当時はもう驚きだった。普通のベスト盤は何枚も出てて、いつも騙されないように気をつけないとな、って思って見てたんだけど、これのクレジット見た時は頭の中「?」って感じ。知らないタイトルばかりが書かれてるなぁ…、って思って。その頃そんなに情報がないからクレジット見て判断するしかないんだもん。んで、まぁ、未発表系だろうなぁってことで、手に入れて聴いててね、当ってて驚いた。んでも、これらがバンドのデモって、十分すぎる作品じゃないかよ、何だ、アルバム出してくれりゃよかったのに、なんて思ったものだ。それでもCherry BombzやShooting Gallary、Suicide Twinsでそれぞれリリースしていた曲の元ネタだったからなるほどなぁ、マイケル・モンローが歌うとこうなってたのか、と。「Heartattack」はアンディがソロで自分でやってたからもっとゴージャスにカッコよく仕上がってたけど、それでもマイケル・モンロー版があるってのはちょいと感動的だった。
ドラムはあのテリー・チャイムズ、ベースもサムじゃなくて別のヤツ、ギター二人はそのままだから、マイケル・モンローは概ねそのギター二人と一緒のバンドで歌っていたんだろうけど、ダメだったんだなぁ。繊細だもんな。んでも、面白いのはこれらの曲を作ってたアンディ・マッコイ。やっぱりどうあれ、曲ってのは出来上がっちゃうし、可愛いからそのまま捨てる事はできないし、やっぱりアチコチで事あるごとにいろいろなメンツでやってみるんだよね。彼なりにしっくりくる瞬間を待っているんだと思う。だからアンディ・マッコイって人は自分の曲を大切に自分のモノとして抱えているし、納得するまで突き詰めたりするんだろう。ハノイ以降のアンディ・マッコイの曲の長持ち差加減って凄いもん。本田恭章に提供した曲だってハノイ・ロックスでマイケル・モンローに謳わせてようやく完成、みたいなトコあるし。ミュージシャン側からしたらそりゃそうだろうな、って思う。自分の血肉を分けた宝物だもん。
それにしてもこの「Lean on Me」を聴いた時、色々と感動したなぁ…、だからオリジナルアルバムに数えられることはないけど、「Two Steps From The Move」のとかも含めてえらく感動した作品集だった。アンディ・マッコイ、良いメロディ作るよなぁ〜とひたすらに。
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