Stray Cats - Live At Rockpalast 1981&1983

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Stray Cats - Live At Rockpalast 1981&1983
ライヴ・アット・ロックパラスト 1981&1983【日本語字幕付:DVD】

 人によるのだろうけどStrayという単語で思いつくバンドで一番メジャーなのはやっぱりStray Catsなんだろうなぁと。でも古い時代からロックを聴いている人にはStrayだろうし、プログレ畑を専門にしている人からしたらStray Dogだろうしとそれぞれで印象は異なることだろう。自分的にはどうもStray Catsが名前の親しみとしては一番ありそうな感じだ。スゲェ好きって感じで聴いていたワケでもないけど、やっぱりギター的にもスタイル的にもカッコ良いから気になるよね。実際あんなギター弾けないしさ。パンクとロカビリーってのも新鮮で、いつまでもロックは融合体の音楽なワケだ。

 Stray Catsのライブ2本を映像と音の両方で記録したアイテムの登場、「Live At Rockpalast 1981&1983」。1981年と1983年のロックパラストのライブで、1981年ったらデビュー時のライブだし、83年は圧倒的に全盛期の中でのライブ、そもそも最初からあのスタイルが完成されていたからか、あてゃ円熟していくしかなかったのか第一期は短命に終わったバンドではあったけど、そりゃそうだろうなぁ、と言うのも頷けるくらいに突っ走ったスタイルは軍を抜いている。そもそもアルバム出してすぐにこんな番組でライブが出来ちゃうってのも凄いし、それは多分見た人がこのテクニックとスタイルなら、とか新鮮な刺激を持ってるバンド、ってのが一発で分かったんだろうと。映像見てもらうとわかるけど、初期はまだパンク的なエッセンスも出していたからか、ファッションなどはやや抑えめ、その分とんがり方が凄い。それでいてあのテクニックなワケで、ベースはウッドベースでドラムは立ってるし一体なんだこりゃ?な世界だったとは思う。自分も初めて見た時は何だ?って思ったしさ。それ以上にギタープレイの凄さというか革新的なところに惹かれたし、すもそもこのエネルギーこそロックだな、ってのもね、凄かった。そんなエネルギーが思い切り発散されているのがこのライブ作品。

 テレビ放送だからYouTubeで簡単に見れるけど、オフィシャルリリースものは音が違うね。トリオ編成なんだからそんなに変わるはずもないんだけど、ロックパラストってどのバンドのもそうだけど、レンジが狭くてかなり圧縮された感の音だから名演でもイマイチ感出ちゃうのが個性的で、その辺改善してるのが今回のリリースかな。しかしじっくりとギタープレイ見ててもよくわからん(笑)。根本的にギターに対する音の出し方の概念が違うんだろうとしか思えん。こんだけ広がりを見せるギタープレイってのはなかなかいないし、カントリーベースなんだよなぁ、やっぱり。そんなこと考えながらたっぷりと楽しんでたアイテム♪





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フレ
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