Jeff Beck Group - Jeff Beck Group

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Jeff Beck Group - Jeff Beck Group (1972)
Jeff Beck Group

 誰でも何かしらの音楽的背景があったり、好きなバンドがあったりアイドルがいたりしたのだろう。ふとした事からそんな会話になり、アレが好きだったなんて話がよく出てくる。自分のロック好き…マニアックなまでの好きさはさほど外に出すこともないけど、やっぱり知ってるから話は出来ちゃうんだよね、そんなに知らなくてもさ。そこから何かの共通項見つけて話に突っ込むとやっぱり会話としては盛り上がる。面白いよね。何か若い頃に戻って会話して熱くなっていくみたいな瞬間があって、自分ってホント、ロック好きな子供のままなのかなぁ…とか。

 ボブ・テンチってベックのトコで歌ってた人だよな…ってことで、1972年リリースの第二期Jeff Beck Groupの2枚目の作品「Jeff Beck Group」、通称オレンジアルバムなんてのを聴いてみた。この手の音ってあんまり好きじゃなかったからそこまで聴いてなかったんだよね。ベックと言えどもまだ普通のギタリストしている頃ってかさ、ソウル、R&Bに大接近しててプロデュースにはスティーブ・クロッパーを迎えての作品で、ドラムがコージーなのにどうしてこんなに黒い系統な音になるのか、やっぱり黒人メンバーの音ってのは大きなインパクトなのだろう。もっともそういう音を目指していたってのが一番大きいだろうけど。ということで、本物の黒いのを聴いた後だと、全然黒くもなんともないけど、やっぱりベック的にはこの頃はこの手のソウルフルなサウンドに傾倒していてのサウンド、ボブ・テンチの歌がロッドの黒いバージョン的なもので、本格的なシンガーではあるけど表現力に乏しい、と言うのか、どうもこのバンド、もっさりしていてイカン。コージーのドラムは冒頭からさすがに痺れるぜって感じに刺さってきたんで期待できたんだけど、アルバム全般だと後にベックがメンバーに満足しきれなかったと言ってたような事が何となく分かる。

 もっともベックのギターもそこまでトリッキーに何か出来ているという風でもなく、ひとつのロックバンドのひとりのギタリスト的になっている感があるからちょいと勿体ないかな〜、今聴けばだけどね。リアルタイムあたりで聴いてた人は結構衝撃的なバンドのひとつだっただろうし、こんな黒っぽいのでもこんだけギター聴かせちゃうワケ?ってくらいにギターが鳴ってるのは確か。インストもあるし、もちろん歌ってるギターですよ。ただ、やっぱり時代からしたら物足りなかっただろうなぁ、なんて思ったり。でもね、やっぱりベックですよ、聴いてるとついつい耳がギターに進んでしまうし、そのプレイもメロディアスだったりしてソウルフルな音とのギャップがあったりね、なるほど、そういう事か、ってな局面も多々あります。





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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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おっさん  

メンバーが黒人になったHummingbirdを 聴いていると、
こちらのほうがリズムが重くロック的かなと思います。

2017/02/14 (Tue) 07:03 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>おっさん

黒い、ですよね、やっぱ。

2017/02/19 (Sun) 19:22 | EDIT | REPLY |   

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