Slayer - Show No Mercy

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Slayer - Show No Mercy (1983)
Show No Mercy

 往年のスラッシュメタルバンドの初期を聴いていると日本のシーンも同じ時期に進化していたんだなぁとマジマジと実感。いずれも自分の趣味という世界からは離れるんでさほど詳しくはないけど、それでもこのシーンは正に進化している過程だったんだろうし、そういうのを目の当たりに通ってきていたってのに気づいたのはもちろん後になってからだ。ハードコアパンクとテクニカルなスラッシュメタルの台頭と融合、その攻撃性とメッセージ、更に演奏力だったりイメージだったりが加わって世間的にそのバンドをどちらの軸で出していくのか、みたいな感じか。日本はスラッシュという軸よりもパンクの世界の発展系だったし、アメリカはメタルからの流れになってた。テクニカルだったのはあるけどね。

 そんな筆頭格のSlayer、帝王と呼ばれる彼らにも最初という時期は存在していて1983年のアルバム「Show No Mercy」でシーンに登場してきた、その前のオムニバスアルバムでシーンに出てきてはいたみたいだけど、この「Show No Mercy」でフルレンスのアルバムは初登場、それでこれか、と驚くばかりの代表的スラッシュメタル…、いやスレイヤーそのもの、と言った所だ。吐き捨てるようなボーカルスタイルと悪魔主義に加えてのスラッシーなギターリフと速さ、圧倒的に攻撃的なスタイルがバンドのイメージをそのまま出してきていて、加えてテクニカルなバンドサウンドだ。もっともドラムの音だけはどうにもならんのかと言う所ではあるが、ここまで殺人的なギターサウンドってのはほぼこれまで聴かれたことはなかっただろう。それでいてテクニカルだし、そりゃ注目されるでしょ。そもそもスラッシュメタルって上手くないと出来ないからね。

 全編に渡って殺戮を醸し出すかのような攻撃的なプレイは実に疲れる。音が良くなくても疲れる。それこそがスレイヤーの狙っていた所だろう、若さに任せての勢いある作品、今から35年くらい前の話だけど、シーンでは超異端児として扱われていたけど、カルト的な人気を博していたと思う。リアルタイムで接する機会もあったけど、無理だったもん(笑)。ただ、ハマるヤツはしっかりハマってた。ギターにしてもサウンドにしてもこのパワーにしても。敏感な連中だったんかな。ヤバいんじゃね?って思ってたくらいだけどさ。今聴いててもこの攻撃性とかはやっぱり斬新だし、通じるし、やっぱり凄いのをやってたんだ、という感覚。



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フレ
Posted byフレ

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