James Brown - Live at the Apollo 1962
0 Comments
James Brown - Live at the Apollo 1962

何でかな、JBだと実に聴きやすくてカッコ良いな、と素直に思えてしまうのは、やはりThe Whoのファーストあたりでの影響が大きかったからか、それを聴いてその異質感がカッコ良くて、それもThe Whoの魅力に思えたし、それがモッズな音ってモンで、つまりはその頃のファンク=JBの音だったってところに行かないとアレは分からないワケで、今でもThe Whoのファーストってのはよく分からんって人も多いだろうし、逆に好きだって人も多いだろう。生粋のファンクリスナーからしたらあんなもん…って感じらしいが、ロック畑からしたらアレは凄いエネルギーの塊なんだけどな。
James Brownの1963年リリース作品「Live at the Apollo 1962」。この時代にライブアルバムなんてまず見当たらないと思う。凄く珍しい事で、あり得ないくらいのリリースだろうなぁ、と思ってちょいと調べていると、やっぱりキングレコードからは断られててJBが自費で録音したソースをリリースしたらしく、それがまた大当たりしたということでJBが全国区になり、ライブアルバムってのが手法として認知されたワケだ。それくらいのインパクトを放ったアルバム、っつうかライブショウを記録しているワケで、今でこそ普通にJBのショウと言えばこんな感じだよな、って認識あるけど、当時からしたらライブ見たことなきゃ分からない世界なワケじゃない?最初に前説あってJB登場でノンストップライブで繋いでいるとかさ、一般のポップスからしたら一曲やって「ありがとう!」って言ってまた曲を始める、みたいな印象あるし。それが全てひとつのショウとして連続していて、また良く出来てるワケだ。まるで劇場での演劇を生で見ている感覚だし、やってる側は自然にそうなったんだろうと思う。ライブ=演劇ってことで一発勝負の劇なワケよ。だから解釈が全然違ってて面白い。
そしてこの「Live at the Apollo 1962」だ。もうねぇ…、息継く間もないほどの連続したショウで緩急つけながらの曲を並べ立ててて、えらくファンクなのからマイルドなバラードが入れ替わり立ち代わり、そして若々しいJBの底知れぬ歌声があのファンキーさと共に響き渡っていく。素晴らしい、正に素晴らしきライブアルバム、これを聞かずしてJBを語るなかれ、と言わんばかりの作品だ。後にどんだけのライブアルバムが出ようともこの一枚のインパクトは圧倒的。偽物の歓声があったりするけど、それもまた良し。この頃のライブアルバムなんて2chでしか録られてなかったんじゃない?頑張っても4chでしょ?正に生での一発モノ、だからこその一体感とプロフェッショナルさをたっぷりと実感できる一枚。超名盤。

何でかな、JBだと実に聴きやすくてカッコ良いな、と素直に思えてしまうのは、やはりThe Whoのファーストあたりでの影響が大きかったからか、それを聴いてその異質感がカッコ良くて、それもThe Whoの魅力に思えたし、それがモッズな音ってモンで、つまりはその頃のファンク=JBの音だったってところに行かないとアレは分からないワケで、今でもThe Whoのファーストってのはよく分からんって人も多いだろうし、逆に好きだって人も多いだろう。生粋のファンクリスナーからしたらあんなもん…って感じらしいが、ロック畑からしたらアレは凄いエネルギーの塊なんだけどな。
James Brownの1963年リリース作品「Live at the Apollo 1962」。この時代にライブアルバムなんてまず見当たらないと思う。凄く珍しい事で、あり得ないくらいのリリースだろうなぁ、と思ってちょいと調べていると、やっぱりキングレコードからは断られててJBが自費で録音したソースをリリースしたらしく、それがまた大当たりしたということでJBが全国区になり、ライブアルバムってのが手法として認知されたワケだ。それくらいのインパクトを放ったアルバム、っつうかライブショウを記録しているワケで、今でこそ普通にJBのショウと言えばこんな感じだよな、って認識あるけど、当時からしたらライブ見たことなきゃ分からない世界なワケじゃない?最初に前説あってJB登場でノンストップライブで繋いでいるとかさ、一般のポップスからしたら一曲やって「ありがとう!」って言ってまた曲を始める、みたいな印象あるし。それが全てひとつのショウとして連続していて、また良く出来てるワケだ。まるで劇場での演劇を生で見ている感覚だし、やってる側は自然にそうなったんだろうと思う。ライブ=演劇ってことで一発勝負の劇なワケよ。だから解釈が全然違ってて面白い。
そしてこの「Live at the Apollo 1962」だ。もうねぇ…、息継く間もないほどの連続したショウで緩急つけながらの曲を並べ立ててて、えらくファンクなのからマイルドなバラードが入れ替わり立ち代わり、そして若々しいJBの底知れぬ歌声があのファンキーさと共に響き渡っていく。素晴らしい、正に素晴らしきライブアルバム、これを聞かずしてJBを語るなかれ、と言わんばかりの作品だ。後にどんだけのライブアルバムが出ようともこの一枚のインパクトは圧倒的。偽物の歓声があったりするけど、それもまた良し。この頃のライブアルバムなんて2chでしか録られてなかったんじゃない?頑張っても4chでしょ?正に生での一発モノ、だからこその一体感とプロフェッショナルさをたっぷりと実感できる一枚。超名盤。
- 関連記事
-
- The JB’s - Doing it to death
- James Brown - Live at the Apollo 1962
- James Brown - Gravity