Amazing Blondel - Evensong

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Amazing Blondel - Evensong (1970)
Evensong / Fantasia Lindum

 優しい音楽に出会うとホッとする時もあれば、軟弱だな、って思ってハードなのを聴く時もあるけど、気分がマッチするととても優しく流れていって心地良さが増す。そんなに癒やされたかったのか、自分?みたいに思うくらいにはゆっくりとさせてくれる効果があるのは間違いない。古楽、中世音楽なんてのは普通あんまり耳にしないし、どういうのかもよくわからないけど、英国からヨーロッパ方面ではごく普通にある音楽なのだろう、そういう影響を受けるバンドや自然に取り込めているバンドも多い。

 Amazing Blondelの1970年リリース2枚目の作品「Evensong」。冒頭からモロに古楽的で電気的楽器がほぼ姿を表さない自然で心地良い楽器の生音がそのまま聴けるあたりはかなり特徴的。フルートやリュート、タブラに生ギター、そこにコーラスが絡まって何とも言えない雰囲気、これは英国以外じゃ出てこないだろうなぁと思う。こういうバンドでもロックというカテゴリに該当するのだろうか、大抵はトラッド風味のバンドの中で登場したりする。もっともファーストから大いに進化したのがこのセカンドアルバム「Evensong」で、この後も進化して最高潮となったのが「England」というアルバムになるのだろうけど、深みを増した作品にどんどんと突き進んでいったといいう所か。ここで聴ける音はやりたいことをやりまくってます、みたいな部分があって、のどかな村での広場で演奏しているかのような雰囲気の音楽で、大いに楽しめるってもんだ。

 トラッドじゃないしなぁ…、ロックでもないし、やっぱり古楽バンドになるけど、そういうカテゴリも成立しないからホント、独特の世界観。どういう経路を辿ったらこういう音を出せるのか、出したいと思うのか、伝統音楽に親しんでなきゃ無理だから、やっぱり身近にあるんだろう。面白い世界です。



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フレ
Posted byフレ

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