Jean Jacques Kravetz - Kravetz

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Jean Jacques Kravetz - Kravetz (1972)
Jean Jacques Kravetz

 70年代ドイツのバンドってのは英国のロックに影響を受けていて、やっぱり近いから何だかんだと生々しい情報も入ってきたんだろうね。ビートルズが武者修行のライブの場所としてハンブルグを選んだので分かるように逆もまた真なり、って事での影響は大きかったように思う。それでいて、そのまま出来上がらずにどうしてもドイツ的な部分が出てきていたバンドが多かった。ところが幾つかのバンドは英国からのアルバムリリースも果たしていて、音を聴いてもドイツ産には聴こえないセンスってのもあって、昔からその手のは大抵聴いてたけど、まだまだ抜けてた。今回このジャン=ジャック・クラヴェッツのソロアルバムにようやく着手。

 1972年リリースのまだジャン=ジャック・クラヴェッツがFrumpyに在籍していた頃のソロアルバム「Kravetz」で、ヴァーティゴからのリリース。この時点でそのアルバムの出来具合をチェックしておかなかったのは失敗だった。フランス人だろ、ってのもあったけどさ。ドイツで活躍していたFrumpyのフランス人鍵盤奏者が英国のレーベルからリリースしたものを日本人が聴いているというワールドワイドなお話。しかもこれさ、初っ端から自分の凄く好みな曲調で始まってくれて、歌からギターから曲からオルガンから展開から全部好みで、もうこれ、良いよ、ホント、って感じ。アルバム全般になるとそこまでの入れ込みはないけど、それでも英国の音として聴けちゃうし、フランス人の鍵盤奏者のアルバムなんて思わない。インガ・ランプも歌ってるからその存在感も凄いし、アルバムとしての完成度も高い。多分ウチのブログでこの手の音で共通項になっている人ならば必ず気に入る作品。こういうギター好きだわ、ホント。

 時代だよな、ブルース&オルガンハードなのにアルバム5曲しか入って無くて、ほとんどが8〜9分の曲。もちろん期待通りに展開されていくし、飽きさせないソロの応酬も好みだし、こういうのはじっくり組み立ててやるんだろうね。オルガンハードとギターハードが両方あって、英国風ロックに展開していくから頼もしい。こんだけのギターって普通に弾けちゃうんだな…、時代なんだろうか。そんな事を思いつつアルバム丸ごと一気に聴けてしまう傑作♪





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フレ
Posted byフレ

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風呂井戸(photofloyd)  

ジャン=ジャック・クラヴェッツって知りませんでした。
これはアルバム通して是非聴きたいですね。おっしゃる「歌からギターから曲からオルガンから展開から全部好みで、もうこれ、良いよ、ホント」・・・・・いっやーー、ほんとですね。参った。

2017/01/15 (Sun) 21:43 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>風呂井戸さん

うん、びっくりなくらい良いんです、これ♪

2017/01/22 (Sun) 22:03 | EDIT | REPLY |   

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