AC/DC - High Voltage

2 Comments
AC/DC - High Voltage (1974)
High Voltage

 今年の一発目は結構悩んだ。何が良いかな~って、酉年だから鳥の名前のバンド…か、アルバムかジャケットが、と色々考えて探して聴いたりしてたけど、どうもピンと来ない。それなりに聴けたり書けたりはするも、聴いててカッコ良い!って自分が盛り上がらないんだよ。だから新年一発目にこういうので良いんかな…と思ってしまって。もっと自分的に気分を盛り上げるものが良いし、ってのがあったから。んで、割と年末も忙しくてドタバタしてたからなかなか落ち着いて聴けないし、どうしたモンかと悩みながら今日を迎えている。結果的にはコイツで大正解だろう。

 AC/DCの1974年の世界デビューアルバム「High Voltage」。何て素晴らしくカッコ良いR&Rなんだと誰が聴いても思うであろうロック。偏見なしに一発目を流してみて欲しい。これぞロック、ってなばかりのギターリフにベースが、ドラムが、歌が絡み、シンプルにロックンロールが叩き込まれていく。こういうので良いんだよ、ロックってのは。ガツンと一発、何も考えずにカラダがリズムを取る、そしてついつい歌いながら乗っている自分がいて、それで気分良くなって今年もノリノリでイケるぜ、みたいな気分になる。そういうアホな事って必要でしょ。もちろんそんなに脳天気じゃないが、このアルバムは1974年のAC/DCの作品なのに、もうあのAC/DCだ。この時代からしたらかなり画期的なスカッとしたサウンドだったハズで、こんだけ洗練されててブルースでもないハードロックってのはなかなか無かったし、アメリカンらしくもなくってオージーらしい、ってのがまだ確立されてなかったから英国風味の方が強い…、でも湿っぽさはないし何か独特のジャンルを打ち出してる。そんなこと気にしてなかったとは思うが。

 ある意味今でも全く変わっていないAC/DCの原点がココにあって、原点っても今もそのままだし、ボン・スコットの歌声もバッチリ決まってるのは当然ながら、バンドが若いよなぁ~、やっぱり。The Answerを前座にしてツアー回ったのもこれ聴いてると分かるわ。こういうスタンスが似てるもん。いやはや、渋いブルース的なアプローチもあれば脳天気なR&Rもあって、色とりどりだけど、単純に名盤。さすがAC/DC!



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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おっさん  

明けましておめでとうございます。
70年代大阪にロックのビデオ喫茶があって、
そこでライブ映像を見てこりゃ凄いなと思って
初来日に行きました。
ブライアン・ジョンソン加入した頃だったかな。

2017/01/02 (Mon) 12:11 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>おっさん

相当凄かったんじゃないでしょうか、特に当時映像で見れたら…。

2017/01/03 (Tue) 23:04 | EDIT | REPLY |   

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