Traffic - Traffic
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Traffic - Traffic (1968)

今年はどうだった、来年はこうしたい、などなど色々ケジメを考える時期になってきて、それこそ日本人、ってなトコですが一切お構いなしに進みまくる当ブログ、いやはや11年も軽く過ぎ去り12年目に突入中、それってよ、中学生くらいでロックに目覚めたヤツが既に社会人になってるって事だよな?そんなのは稀だろうけど、そこまで行くと誰かの人生に影響及ぼしているんじゃないか?なんて気にもなる(笑)。これほどに無責任に一方的に影響与えているんだとするならば結構怖いものあるな、などとふと思った。でも、そういうミュージシャンやアルバムってのもたくさんあるんだろうな。作り手の意思じゃなくても凄く影響を受けたアルバムってあるし、人生変わった、ってのもあるもんね。
…てなこととはまるで関係なく、普通に男の歌ものって何かあったかな、とあんまり聞く事のない作品郡の中から引っ張り出してみたのがスティーブ・ウィンウッド、Trafficの1968年のセカンド・アルバム「Traffic」です。どうもスティーブ・ウィンウッドのソロ作は多分自分的にはダメなんだろうな、と思ってて、ならばTrafficの方がまだ聴くだろう、ってことでチョイス。冒頭から、と言うか全編的にバンド的に基本カントリータッチ、スワンプ色が強いアルバムで、それは単純にデイヴ・メイソンの志向性なんだろうけど、その時のスティーブ・ウィンウッドはもちろんブルース系統の方になるんで、自分的にはそっちなんだけど、バンドの構成上ではデイヴ・メイソンと半分づつの負担になってる。聴いてるとどうしてもスワンプ色の方が強く聴こえてしまうんだな。自分が苦手な音世界だからだろうか、気分は悪くないんだけど、このタッチってどうにもねぇ…。
で、スティーブ・ウィンウッドの作品郡ではデイヴ・メイソンも良いギター弾いてるし歌はさすがに引き締まったかっちょいい歌で、やっぱりこっちのが良いよな、って思うんだけど、そのヘンがごちゃ混ぜになってるからTrafficはスゲェ、ってのとバランス悪いなぁってのと両方ある。ただ、この作品、恐ろしくハイレベルハイセンスな音作りされてるのは確か。これまで苦手だってだけであんまり聴いてこなかったけどさ。じっくりと聴いてくと多分好きになるんだろうという気もする。カントリータッチじゃないのは英国的な雰囲気がもちろん大きいし。でも、スティーブ・ウィンウッド的にはもっともっと歌を強調したかったんじゃないだろうか。それでソロに向かいたがる、解散に向かう、ってのも分かる。そんな事露知らずで個性と才能をぶつけ合って作り上げた作品だから悪いワケがない、が、自分的にはまだまだじっくり聴かないといけないバンドのひとつ。

今年はどうだった、来年はこうしたい、などなど色々ケジメを考える時期になってきて、それこそ日本人、ってなトコですが一切お構いなしに進みまくる当ブログ、いやはや11年も軽く過ぎ去り12年目に突入中、それってよ、中学生くらいでロックに目覚めたヤツが既に社会人になってるって事だよな?そんなのは稀だろうけど、そこまで行くと誰かの人生に影響及ぼしているんじゃないか?なんて気にもなる(笑)。これほどに無責任に一方的に影響与えているんだとするならば結構怖いものあるな、などとふと思った。でも、そういうミュージシャンやアルバムってのもたくさんあるんだろうな。作り手の意思じゃなくても凄く影響を受けたアルバムってあるし、人生変わった、ってのもあるもんね。
…てなこととはまるで関係なく、普通に男の歌ものって何かあったかな、とあんまり聞く事のない作品郡の中から引っ張り出してみたのがスティーブ・ウィンウッド、Trafficの1968年のセカンド・アルバム「Traffic」です。どうもスティーブ・ウィンウッドのソロ作は多分自分的にはダメなんだろうな、と思ってて、ならばTrafficの方がまだ聴くだろう、ってことでチョイス。冒頭から、と言うか全編的にバンド的に基本カントリータッチ、スワンプ色が強いアルバムで、それは単純にデイヴ・メイソンの志向性なんだろうけど、その時のスティーブ・ウィンウッドはもちろんブルース系統の方になるんで、自分的にはそっちなんだけど、バンドの構成上ではデイヴ・メイソンと半分づつの負担になってる。聴いてるとどうしてもスワンプ色の方が強く聴こえてしまうんだな。自分が苦手な音世界だからだろうか、気分は悪くないんだけど、このタッチってどうにもねぇ…。
で、スティーブ・ウィンウッドの作品郡ではデイヴ・メイソンも良いギター弾いてるし歌はさすがに引き締まったかっちょいい歌で、やっぱりこっちのが良いよな、って思うんだけど、そのヘンがごちゃ混ぜになってるからTrafficはスゲェ、ってのとバランス悪いなぁってのと両方ある。ただ、この作品、恐ろしくハイレベルハイセンスな音作りされてるのは確か。これまで苦手だってだけであんまり聴いてこなかったけどさ。じっくりと聴いてくと多分好きになるんだろうという気もする。カントリータッチじゃないのは英国的な雰囲気がもちろん大きいし。でも、スティーブ・ウィンウッド的にはもっともっと歌を強調したかったんじゃないだろうか。それでソロに向かいたがる、解散に向かう、ってのも分かる。そんな事露知らずで個性と才能をぶつけ合って作り上げた作品だから悪いワケがない、が、自分的にはまだまだじっくり聴かないといけないバンドのひとつ。
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