Babymetal - Live At Wembley
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Babymetal - Live At Wembley

そのBabymetalが2016年の4月にセカンド・アルバム「Metal Resistance」をリリースした翌日に行われたロンドン・ウェンブリーアリーナでのワンマンライブの模様を全て記録したライブ映像がようやくリリースされた。「Live At Wembley」というタイトルでの登場で音源盤も別にリリースされるらしいけど、そっちは13曲しか入ってないので少々物足りないものになるのだろう。やっぱり映像付きで見て聴くのがばっちりなベビメタなので、いいのかなぁ、これで…と思いつつさっさと見るワケだ。既にWowowでもほぼ8割方放送されてるし、それも数回見ているのにもかかわらず、何故にここでまたパッケージを入手して見ているのか…、我ながら呆れるばかりだが、それだけの魔力を持っているのが今のベビメタ、恐るべし。
そもそもが12,000人をロンドンで集める、というところからしておかしい。そこで繰り広げられているのは普通のベビメタのライブ、即ちほぼMCなしで日本語の歌で占められたライブショウそのまま、もちろん新曲が多数織り込まれたものになっていたし、これからの海外ツアーの幕開けという意味もあったが、やってることはホント日本のライブそのまま。それだけ完璧に出来上がっているショウとも言えるが、それでも毎回見る毎にスケールアップして良いショウになっているしどんどん成長しているし、計り知れないパワーと野心的な挑戦心が見えるし、何よりも夢を着々と実現しているという姿に惚れる人が多いんだろう。そしてスキの全くない完璧な出来映え、完成品、ここまでやれば世界に対抗できるだろう、ってくらいの完璧さが見事。もちろん偽物感もアイドル感もヤラされ感もあるだろうけど、それを超越して凄い、ってのがあるからなぁ。でも、それが全然響かないという人もいて、やっぱりニッチな世界のお話になるようだ…、ま、それでこそロックだけどさ。あ、彼女たちはまるでロックじゃないし、やってる音もロックじゃない。何だろね、やっぱBabymetal、なんだよな。
これだけのボーカリストってのも日本の歌手の中でそうそういない。クセがなくストレートにそのまま、テクニックも何もなくそのままストレートに歌声がまっすぐ出てきて感情表現して歌を歌っている、しかもこんなうるさい音をバックにして、そしてこんなに速いビートに乗せての歌で声が真っ直ぐに抜けてくるという才能、アイドルの道を歩まなかったら本格的シンガーになっていただろうか?多分そうはならなかっただろうし、もっと妙なテクニックなんかが付いたんじゃないだろうか。それが幼少時代からプロのレッスンを受けていた事でこれだけの才能が開花しているのだ。なるほどアイドル教育も悪くないのかも、などと思うが、それはこういう事を思い付いた人がいたから出来ただけで、ホントに偶然の産物だろう。それでも面白いものが出来上がるのだから多々感心。そんな冷静に思っててもこういう映像見たりするとついつい見入ってしまってダメだ。
先日の東京ドームでのライブは恐らくこのウェンブリー公演を凌駕する出来映えだったので、そのライブ映像を早く楽しみたい所だが、とりあえずこのウェンブレー、音はホントに良いし、しっかりとミックスして作り込まれているし映像も完璧だし、どこを取っても楽しめない所がないという作り込み具合。ライブそのものが完璧な上に作品としてのクォリティが異常に高くて売れないワケはないだろうと思う。それを無意識に見ているから余計にその凄さを楽しめる。最後まで見てると感動的だもん。乗る曲は凄く乗るし、アイドル的なのはアイドルだし、聞かせる曲はホントに聴かせる、聴かせてくれるし、踊る曲はとことん踊るし、ひとつの物語、演劇を見ているかのようなバリエーションの広さとストーリー展開のような起承転結と感動を味わえる作品、やっぱり素晴らしい。まだまだ飽きる事はなく、これからもひっそりと大胆に追い続けていこう。

そのBabymetalが2016年の4月にセカンド・アルバム「Metal Resistance」をリリースした翌日に行われたロンドン・ウェンブリーアリーナでのワンマンライブの模様を全て記録したライブ映像がようやくリリースされた。「Live At Wembley」というタイトルでの登場で音源盤も別にリリースされるらしいけど、そっちは13曲しか入ってないので少々物足りないものになるのだろう。やっぱり映像付きで見て聴くのがばっちりなベビメタなので、いいのかなぁ、これで…と思いつつさっさと見るワケだ。既にWowowでもほぼ8割方放送されてるし、それも数回見ているのにもかかわらず、何故にここでまたパッケージを入手して見ているのか…、我ながら呆れるばかりだが、それだけの魔力を持っているのが今のベビメタ、恐るべし。
そもそもが12,000人をロンドンで集める、というところからしておかしい。そこで繰り広げられているのは普通のベビメタのライブ、即ちほぼMCなしで日本語の歌で占められたライブショウそのまま、もちろん新曲が多数織り込まれたものになっていたし、これからの海外ツアーの幕開けという意味もあったが、やってることはホント日本のライブそのまま。それだけ完璧に出来上がっているショウとも言えるが、それでも毎回見る毎にスケールアップして良いショウになっているしどんどん成長しているし、計り知れないパワーと野心的な挑戦心が見えるし、何よりも夢を着々と実現しているという姿に惚れる人が多いんだろう。そしてスキの全くない完璧な出来映え、完成品、ここまでやれば世界に対抗できるだろう、ってくらいの完璧さが見事。もちろん偽物感もアイドル感もヤラされ感もあるだろうけど、それを超越して凄い、ってのがあるからなぁ。でも、それが全然響かないという人もいて、やっぱりニッチな世界のお話になるようだ…、ま、それでこそロックだけどさ。あ、彼女たちはまるでロックじゃないし、やってる音もロックじゃない。何だろね、やっぱBabymetal、なんだよな。
これだけのボーカリストってのも日本の歌手の中でそうそういない。クセがなくストレートにそのまま、テクニックも何もなくそのままストレートに歌声がまっすぐ出てきて感情表現して歌を歌っている、しかもこんなうるさい音をバックにして、そしてこんなに速いビートに乗せての歌で声が真っ直ぐに抜けてくるという才能、アイドルの道を歩まなかったら本格的シンガーになっていただろうか?多分そうはならなかっただろうし、もっと妙なテクニックなんかが付いたんじゃないだろうか。それが幼少時代からプロのレッスンを受けていた事でこれだけの才能が開花しているのだ。なるほどアイドル教育も悪くないのかも、などと思うが、それはこういう事を思い付いた人がいたから出来ただけで、ホントに偶然の産物だろう。それでも面白いものが出来上がるのだから多々感心。そんな冷静に思っててもこういう映像見たりするとついつい見入ってしまってダメだ。
先日の東京ドームでのライブは恐らくこのウェンブリー公演を凌駕する出来映えだったので、そのライブ映像を早く楽しみたい所だが、とりあえずこのウェンブレー、音はホントに良いし、しっかりとミックスして作り込まれているし映像も完璧だし、どこを取っても楽しめない所がないという作り込み具合。ライブそのものが完璧な上に作品としてのクォリティが異常に高くて売れないワケはないだろうと思う。それを無意識に見ているから余計にその凄さを楽しめる。最後まで見てると感動的だもん。乗る曲は凄く乗るし、アイドル的なのはアイドルだし、聞かせる曲はホントに聴かせる、聴かせてくれるし、踊る曲はとことん踊るし、ひとつの物語、演劇を見ているかのようなバリエーションの広さとストーリー展開のような起承転結と感動を味わえる作品、やっぱり素晴らしい。まだまだ飽きる事はなく、これからもひっそりと大胆に追い続けていこう。
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