Roxy Music - For Your Pleasure
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Roxy Music - For Your Pleasure (1973)

Roxy Musicというバンドについてはこれまでも書いてきた通りに、とんと興味が沸かなかったバンドで、どこが面白いのかさっぱり理解できない自分だった。こういうナヨっとしたのは好きじゃないってのが大きな要因だろうけど、それだけでもなく、バンドの見地からしてもそれぞれの楽器的に別に面白味もないし、一般的にはブライアン・フェリーの歌がどうのってのと、イーノのセンスが云々ってのが大きいようだけど、それでも前者はそもそもそこが好きじゃないからさ、って話で自分的にはさほど気にする必要のないバンドとして捉えておけば良いかと。
まぁ、そうも言ってられず、と言うか、折角の機会には何度も聴き直したりするんですよ、実は。好きじゃないというだけじゃちょっと勿体無いし、ってね。だから再発見することも多くて、そういう風に聴けば分かるんだ、とかあってね。今回もそういう意味ではようやく少しだけRoxy Musicの面白さが理解できたかも。1973年リリースのRoxy Musicのセカンド・アルバム「For Your Pleasure-remaste」。アマンダ・レアの美しいジャケット、というものの、アマンダ・レアって何者?って…、モデルかと思ってたけど歌手なんだね、しかもアルバムたくさん出てるんだ、ってことを知らなかった。へぇ…、聴いてみる?ネタでしかないだろうけど。そんでもってサルバドール・ダリの愛人だった、って…ちょっと待てよ、年齢差どんくらいあるんだ?40歳差?んでボウイやミックやブライアン・フェリーですか…、何だろなぁ…と。話が逸れまくりますな(笑)。
Roxy Musicのセカンド・アルバム「For Your Pleasure-remaste」。ようやく判ってきたのはブライアン・フェリーの歌の世界がバンドを持たせている、世界観を作っている、って所だ。どういうロックに進もうとしていたのかもわからないし、確かにアートバンドでしかないから音的にどんな、ってのもない。ただ、ブライアン・フェリーの世界があって、そこを皆が味付けている、そういう集団。だから音的に好きとかキライとかしょうがない話になる。Velvet Undergroundもそんな世界だけど、彼らは音楽の中でアートをやってたからまだ分かる。ところがRoxy Musicはアートの手段の一つに音楽があるだけ、に近い。だからプログレッシブであるとも言えるのはそこだね。なるほど。しかしフィル・マンザネラのギターは良い音してるな…。
そんなことを思いながらじっくりと聴いてみたんです、マジマジと。そしたら判ってきたことがあって、イーノのしごとの必要性とかも含めて、あぁ、なるほどな、こういう混沌とした世界に結びつけていくことでブライアン・フェリーのアート性が実現できているのか、と。でもそこまでだったんだろうね、イーノがこの後バンドを捨てて出てっちゃうってのはさ。そしたらバンドはまともに音楽するようになったってか?う〜ん、ロックは深い。

Roxy Musicというバンドについてはこれまでも書いてきた通りに、とんと興味が沸かなかったバンドで、どこが面白いのかさっぱり理解できない自分だった。こういうナヨっとしたのは好きじゃないってのが大きな要因だろうけど、それだけでもなく、バンドの見地からしてもそれぞれの楽器的に別に面白味もないし、一般的にはブライアン・フェリーの歌がどうのってのと、イーノのセンスが云々ってのが大きいようだけど、それでも前者はそもそもそこが好きじゃないからさ、って話で自分的にはさほど気にする必要のないバンドとして捉えておけば良いかと。
まぁ、そうも言ってられず、と言うか、折角の機会には何度も聴き直したりするんですよ、実は。好きじゃないというだけじゃちょっと勿体無いし、ってね。だから再発見することも多くて、そういう風に聴けば分かるんだ、とかあってね。今回もそういう意味ではようやく少しだけRoxy Musicの面白さが理解できたかも。1973年リリースのRoxy Musicのセカンド・アルバム「For Your Pleasure-remaste」。アマンダ・レアの美しいジャケット、というものの、アマンダ・レアって何者?って…、モデルかと思ってたけど歌手なんだね、しかもアルバムたくさん出てるんだ、ってことを知らなかった。へぇ…、聴いてみる?ネタでしかないだろうけど。そんでもってサルバドール・ダリの愛人だった、って…ちょっと待てよ、年齢差どんくらいあるんだ?40歳差?んでボウイやミックやブライアン・フェリーですか…、何だろなぁ…と。話が逸れまくりますな(笑)。
Roxy Musicのセカンド・アルバム「For Your Pleasure-remaste」。ようやく判ってきたのはブライアン・フェリーの歌の世界がバンドを持たせている、世界観を作っている、って所だ。どういうロックに進もうとしていたのかもわからないし、確かにアートバンドでしかないから音的にどんな、ってのもない。ただ、ブライアン・フェリーの世界があって、そこを皆が味付けている、そういう集団。だから音的に好きとかキライとかしょうがない話になる。Velvet Undergroundもそんな世界だけど、彼らは音楽の中でアートをやってたからまだ分かる。ところがRoxy Musicはアートの手段の一つに音楽があるだけ、に近い。だからプログレッシブであるとも言えるのはそこだね。なるほど。しかしフィル・マンザネラのギターは良い音してるな…。
そんなことを思いながらじっくりと聴いてみたんです、マジマジと。そしたら判ってきたことがあって、イーノのしごとの必要性とかも含めて、あぁ、なるほどな、こういう混沌とした世界に結びつけていくことでブライアン・フェリーのアート性が実現できているのか、と。でもそこまでだったんだろうね、イーノがこの後バンドを捨てて出てっちゃうってのはさ。そしたらバンドはまともに音楽するようになったってか?う〜ん、ロックは深い。
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