Amaranthe - Maximalism

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Amaranthe - Maximalism (2016)
MAXIMALISM(デラックス・エディション)(初回限定盤)(DVD付)

 聴いたことない音だ、ってのが一番差別化出来てて商業的に売り文句にもなるし、宣伝しやすいのはわかるけど、それは新しすぎて受け入れられるかどうかって疑問符は付くので難しいところだ。それでも新しいのが無いとどんなトコでも何でも衰退していくんだからきちんと新陳代謝を図っていかないといけない。ましてやロックの世界なんてそうだろうし、音楽の世界そのものがそうやって膨らんできていたものだ。

 スウェーデンからの新進バンドAmarantheの2016年作「Maximalism」、4枚目くらいかな。そもそもがディスコ(ユーロビート系)とメタルの融合ってトコで、そのミックス具合は時々によるし曲次第でもあったんだけど、これまではやっぱりメタル寄りな音から見ての異質感が強かった。ところが今回は逆にユーロビート感が強い中でのメタル度って感じで、それが好き嫌いを分けているようだけど、そんなモンだろう。いつも聴いてて笑っちゃうんだけど、今回も大爆笑してしまったアルバムで、いや、何度も絶対聴かないし、何だろなぁ、これさ〜、って思うんだが、面白い試みだよなぁと云うのはいつも思う。ホントにユーロビートとメタルの融合だからさ、相反する世界が同居してて絶対イヤだもん。でも、こりゃよく出来てるわ…っていうのはある。

 同じような世界をやっててもっと世界に通用しているのがBabymetalなんだろうけど、ユーロビートというカテゴリがちょいと狭かったか。Babymetalはアイドルというものを合わせてるから幅広いもんな。そこがAmarantheの難しい所で、だからアルバムごとに新しい試みをしていてもなかなか広がり切れないのかも。それでもこんだけミクスチュアなのをこのクォリティでどんどんと立て続けに出してくるのは凄い制作陣だと思う。もっと凝っても良い気がするけどな。メタル側のどの世界のリスナーに訴えていくのかもちょいと中途半端だし、ユーロビート側も然り。その辺の戦略の甘さはある気がするが、面白いのは面白い。



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フレ
Posted byフレ

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