Flairck - Variaties op een dame

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Flairck - Variaties op een dame (1978)
ヴァリエイションズ・オン・ア・レディ

 ロックを演る、音楽を奏でる側になると多種多様な音楽などからインスピレーションを受けて独自の解釈とイマジネーションを加えて創出していく必要がある。突然変異的に全くの独自才能だけで世に無いオリジナルな個性的な音楽を生み出す人もいるのだろうけど、大抵は何かしらのインスピレーションを受けていることが多いだろう。また、継続的に音楽を生み出すに当ってもその時々で影響を受ける音楽だったり思想だったりがあるハズで、己の内部の才能だけで音楽を生み出していくなんてことはなかなか出来ないものだと思う。だから音楽を奏でる側ってのはマルチにアンテナが張ってあって、面白そうなもの、刺激的なモノ、新しいモノってのを常に意識しているんじゃないかな。ま、違うかもしれないけど。

 Flairckというオランダのバンドの1978年のデビューアルバム「Variaties op een dame 」。う〜ん、ロックというジャンルでは括れない音で、そもそも本人たちもロックをやっているという感覚はないだろうし、シーンでもそうは受け止められてはいなかったんじゃないかな。ヴァイオリンを中心としたトラッド的なバンドで、インストモノですが、こういう旋律や音の出し方ってのはなかなか聴けるモンじゃないし、他にあるかどうかはともかく、自分の意思で聴こうとしてもなかなか出会えない。「Alive」をブログで教えてもらってから、不思議な感覚で聴いていたものの、まさか70年代にその起源があるとは思いもしなかったくらいに寿命が長いバンドで今でも活躍中。何なんだろうね、古楽とトラッドとヴァイオリンと…そういう方向でのミクスチュアな音の追求で、やってる姿勢はロックと同じ。ただ、音楽としてみたらロック的なものではない、というだけでスタンスがそういう世界でも融合作って事だし、そうか、そういう所が面白さを感じるトコなんだな、チャレンジしている、っていうかね。

 どう表現して良いものか…、特徴的なのはフルートとバイオリンがメロディを奏でつつもギターでアグレッシブに仕掛けていき、躍動感溢れる曲を仕上げている…、もちろんメロディによる旋律がその美しさを更に飛翔させているんだけど、音楽って深いな、と思わせる。何かわからんけど凄いわ…みたいな。







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フレ
Posted byフレ

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