Bob Dylan - Hard Rain

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Bob Dylan - Hard Rain
Hard Rain

 ボブ・ディランがノーベル文化賞を受賞って…、ロックもそういう風に認められるような時代になってきた、すなわち歴史の遺物になりつつあるという見方も出来るのかも。そんな穿った見方しなくても素直にディランの書いていた歌詞が歌というものに乗って、世間に広く伝えられて文化として成り立ったというキャリアとポリシーの産物ということが評価されての受賞なのだろう。アメリカでの街頭インタビューでは割と万人がディランを知っていて喜ばしいことと言っていたようだけど、日本じゃその知名度は圧倒的に低いと言わざるをえないだろう。それでも普通のノーベル賞受賞の人ってのはそんなに世間に知られているワケでもないから、それに比べりゃ知名度あるんだろうが。

 Bob Dylanの1975年の最も有名高名なツアーとなったローリングサンダーレヴューツアーからのライブアルバム「Hard Rain」。ジャケットからしてさ、この時代でこのメイクってちょっと時代遅れだったんじゃないか?って思ったのだが、実際のライブシーンを見ることもなかったのでよく知らない。確かこんなメイクでライブやってる写真なんかもあったけど、このツアーだったのかな。アルバムってよりも自分的にはテレビ放送のヤツね、今じゃYouTubeに普通に上がってるから見れるけど、なんかなぁ〜って感じで見たことあるくらい。文学賞ってことで、やはり歌詞に重きを置かれての受賞だろうからやっぱり歌詞を追いかけてその芸術性を味わうべきなのだろうけど、なかなかそういう見方が出来なくて。そこにこの字幕付きのテレビ放送ですよ。いつもながら全部を訳さない中途半端な訳が付けられているんだけど、そういうことを歌ってるんだな、ってのがわかりやすくてこういうのはよろしい。

 時代的にジョーン・バエズも知名度あったし、ここで一緒にやってる絵はかなり自然で上手さが光る。この二人気が合うんだろうな。言いたいことも似ていただろうし、ここで惹かれ合うのは当然か。しかしこの手のモノってのはあまりにも一辺倒で聴いて見ているのが割と苦痛になってくるのは多分自分の好みの問題だけだ。この良さが分からないなんてロックを語れねぇだろ、っていう人が多いのも分かる。英語が普通に理解できればもっとすんなり入ってくるのは間違いなんだけど、生憎そういう耳じゃないからダメなんだろう。でもね、なんか、その熱気とかスタンスとか曲げない所とかってのは伝わってくるし、歌詞だってあんだけ歌いたいことをたくさん詰め込んでメッセージにしているのも分かるし、うん、さすがだよね。これで見直されてまたこういうのが風潮的に流行るのも面白いかも。





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フレ
Posted byフレ

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風呂井戸(photofloyd)  
歴史的遺産になってしまった?

 フレさん今晩わ。フレさんの言う「ロックもそういう風に認められるような時代になってきた、すなわち歴史の遺物になりつつあるという見方も出来るのかも」というくだりが実は大きな問題だと思いますね。ロックはその成り立ちからいっても、社会から否定されるのであれば、その時代に生きているように・・・思えるし、このように社会に賞として評価されるというのは完全に「歴史的遺産」になってしまった・・・・とも言えるのでは?。
 今や、若者にとっては、やっぱりロックは単なるミュージック?
 

2016/10/16 (Sun) 22:42 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>photofloydさん

その通りなんじゃないかなぁと思います。
ディランが何も言わないってのはまだロックですけど、これでホイホイ行ってたら幻滅しただろうなぁとか。
もうロックは終わってるもん…と言いたいけどね、ポーランドとかあるし、まだまだ楽しめますよ、きっと。

2016/10/23 (Sun) 09:02 | EDIT | REPLY |   

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