Orange Peel - Orange Peel

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Orange Peel - Orange Peel (1970)
Orange Peel

 昔レアだったアルバムってのは今割とネット経由で色々とDLできたりYouTubeにあったりと聴きやすい環境にあるのかもしれない。本人たちですらこんな風に聴けるんだったらもっと聴いてくれよみんな、くらいの気持ちもあるのだろうか、大手みたいに躍起になって消されることもなく転がっている。おかげで幻の…ってアルバムもちょいと探せば聴けたり買えたりするのは良い。しかもCDってやっぱりきちんと再発しているんだねぇ…、このヘンのって需要見込めないだろうから再発するのって意味あるんかな?って思う世界じゃない?それでもやっぱりきちんと形で残されているってのは良いよ。凝った製造しなきゃCDなんて安く作れるものなのだろう。

 Orange Peelというドイツはケルン出身のバンドの唯一作が1970年に「Orange Peel」としてリリース、ジャーマンハード創成期のバンドで、ここからアチコチに波及していったメンツが割と雁首揃えているとかいないとか…、人脈まで追いきれてないんだよね、ジャーマンハードって。音は真面目に聴いてるんだけど誰それが云々とあっち行ってコッチ来てとかまできちんと追いかけてない。どっかで整理したい気もするけどそれよりも新たな刺激が欲しくて(笑)。いやいや、そういうのを疎かにしてはいかんです。

 話逸れまくったけど、このOrange Peelというバンド、今度はオルガンハードの世界です。冒頭からオルガンが鳴り響いてて全然ガツンとしたギターが来ないからあれ?って思ってたくらいに長々と弾いているインスト、ところがきちんとガツンガツンと生々しいギターが絡んできて、そもそもA面一発目から20分弱の長尺曲一曲だけでA面終了だから恐れ入る。バンドの自己紹介としては最高にインパクトあるけど、商業主義的には全く売れるはずもなく、また聞かせるとも考えてないだろ、ってくらいにワガママなバンドのぶつかり合いをそのまま入れているかのようなオルガン主導なハードロックバンド。これまでのごった煮の世界からしたら、相当洗練された音でのハードロックだし、無理やり色々なフレーズを繋げて長尺曲にしているのとは違ってすんなりと流れるような展開と楽器ごとの区分けがきちんと出来ているのでB級感はほとんどない。レーベルがきちんとしているのだろうか、しっかりとした録音で残されていることも大きいかな。

 60年代末期にDepp Purpleのドイツツアーなんてのがあったのか?そこでの前座で同行していたこともあるらしいが、その影響も大きいんだろうな、こういう音って。そう言われてみればかなりパープル的だ(笑)。しかも初期のパープル的だからそりゃイモ臭いだろ、って言わんばかりなのだけど、その辺はクラシックじゃなくてロックのエネルギーを貪欲に出している所とオルガンをどう上手く鳴らしていくかの所なのかな。A面の長尺曲が終わってB面での普通のサイズの曲だとこのバンドの面白さが発揮できていないのかな…、どうも冗長に聞こえてしまうが、これはこれで時代を反映した楽曲群と言うべきだろう。かなりダサいけど(笑)。



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フレ
Posted byフレ

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