Genesis - A Trick of the Tail
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Genesis - A Trick of the Tail (1976)

ハードなロックが好きでギターサウンドが好きな自分的にはプログレバンドと言えども聞く回数の多いバンドは圧倒的にクリムゾン、フロイドで、その次にEL&P、グンと減ってイエスとジェネシスになるのだけど、それでももちろん結構聴いたりチャレンジしたりはしていて年数を重ねてもいるからそれなりには聴いてるんだろうと。でも、好む、までは至らずにまたちょっと聴いてみようかなという感じで何度か聴いている。そのウチ好きになる日が来るかもしれないっていうのもあるけど、やっぱり知っておかないとなぁってのもあるか。何となく傾向は判ってるけど深く入れないしさ、ちょこちょこ耳にして掌握してこうと。
1976年リリースのジェネシスのピーガブ脱退後、そしてフィル・コリンズ最初のフロントボーカルバンドとなった時期のアルバム「A Trick of the Tail」だ。昔初めて聴いた時、違和感なく聴けちゃって、こっちのジェネシスの方が良いじゃないか、って思ったくらいだ。ピーガブのジェネシス程のヘンさが無かったから素直にファンタジックなプログレが聴けたってのが良かったんだと。フィル・コリンズってのも意識してなかったから、これがそうだったのか、って後から思ったくらいで、まずアルバム的にいいな〜ってのが最初の印象。ただ、ちょっと線が細くて軽やかにすら聴けてしまったのがロック的じゃなくて気になった。ジェネシスは軽い音だな、っていう。英国のこの手のバンドとして聴くととても良く出来てて繊細な音もきちんと大切に鳴らされてて、もちろんアレンジも音使いも素晴らしいし、B級バンドにはない確実な才能が聞こえてくるのは確かなので、その耳で聴くと極上の作品とも言える。こういうのを作りたくて皆苦労してるんだよ、ってくらいのお手本的名盤。
今聴き直しててもプログレ的プログレとも言えず、もっと英国に密着した音と言うか、やはりそのヘンは12弦ギターの音色なんかも手伝うんだけど、キラキラしてるからかな、変拍子な訳でもないし、音楽の構成としては物語の展開があるから曲調が変わったりするのは当然のようにあったり、コーラスにしても鍵盤にしてもそういう雰囲気を出していく事でその音が必要みたいになってるし、フィル・コリンズの歌はクセもなくそのまま楽曲の歌を表現しているだけなので害はないしね。ただ、どうしてもあの顔と頭が浮かんでしまうから自分としては常にマイナスイメージが付きまとうのが苦しい…(笑)。そういうの抜きにすると素直に好きな音、です。もっと聴き込んでもいいんじゃない?ってくらいには思うけど、何故かやはりマイナスイメージのせいかあまり積極的には聴かないのだな…。

ハードなロックが好きでギターサウンドが好きな自分的にはプログレバンドと言えども聞く回数の多いバンドは圧倒的にクリムゾン、フロイドで、その次にEL&P、グンと減ってイエスとジェネシスになるのだけど、それでももちろん結構聴いたりチャレンジしたりはしていて年数を重ねてもいるからそれなりには聴いてるんだろうと。でも、好む、までは至らずにまたちょっと聴いてみようかなという感じで何度か聴いている。そのウチ好きになる日が来るかもしれないっていうのもあるけど、やっぱり知っておかないとなぁってのもあるか。何となく傾向は判ってるけど深く入れないしさ、ちょこちょこ耳にして掌握してこうと。
1976年リリースのジェネシスのピーガブ脱退後、そしてフィル・コリンズ最初のフロントボーカルバンドとなった時期のアルバム「A Trick of the Tail」だ。昔初めて聴いた時、違和感なく聴けちゃって、こっちのジェネシスの方が良いじゃないか、って思ったくらいだ。ピーガブのジェネシス程のヘンさが無かったから素直にファンタジックなプログレが聴けたってのが良かったんだと。フィル・コリンズってのも意識してなかったから、これがそうだったのか、って後から思ったくらいで、まずアルバム的にいいな〜ってのが最初の印象。ただ、ちょっと線が細くて軽やかにすら聴けてしまったのがロック的じゃなくて気になった。ジェネシスは軽い音だな、っていう。英国のこの手のバンドとして聴くととても良く出来てて繊細な音もきちんと大切に鳴らされてて、もちろんアレンジも音使いも素晴らしいし、B級バンドにはない確実な才能が聞こえてくるのは確かなので、その耳で聴くと極上の作品とも言える。こういうのを作りたくて皆苦労してるんだよ、ってくらいのお手本的名盤。
今聴き直しててもプログレ的プログレとも言えず、もっと英国に密着した音と言うか、やはりそのヘンは12弦ギターの音色なんかも手伝うんだけど、キラキラしてるからかな、変拍子な訳でもないし、音楽の構成としては物語の展開があるから曲調が変わったりするのは当然のようにあったり、コーラスにしても鍵盤にしてもそういう雰囲気を出していく事でその音が必要みたいになってるし、フィル・コリンズの歌はクセもなくそのまま楽曲の歌を表現しているだけなので害はないしね。ただ、どうしてもあの顔と頭が浮かんでしまうから自分としては常にマイナスイメージが付きまとうのが苦しい…(笑)。そういうの抜きにすると素直に好きな音、です。もっと聴き込んでもいいんじゃない?ってくらいには思うけど、何故かやはりマイナスイメージのせいかあまり積極的には聴かないのだな…。
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