Memphis Slim - At the Gate of Horn
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Memphis Slim - At the Gate of Horn (1958)

シカゴにメンフィス、テキサスにニューヨーク、ブルースはその地域地域に密着したスタイルを着実に根付かせていて、今でもそのスタイルはその土地々々に継承されているし、ニューオリンズなんかは純然たるブルースというスタイルにはならずに更に独自進化している。そんな土着音楽がブルースだ。最初は分かんなくても、何となくこれがあれがと聴いているとシカゴは、メンフィスはなんてのが何となく判ってくるようになるし、だからこそ楽しめる世界もある。今回メンフィス・スリムを聴いてて、あぁ、やっぱりシカゴ系な音だなぁ…とマジマジと実感しちゃってね。
Memphis Slimの1958, 59年の録音素材をまとめたアルバム「At the Gate of Horn」。ブルースロックファンなら聴いておいた方が良い。メンフィス・スリム自体はもちろんピアノプレイヤーなのでロックファン的にはちょいとハマる事はなさそうだけど、ここでギター弾いてるマット・マーフィー、すなわちブルース・ブラザーズで有名なマット・マーフィーのギタープレイが超ロック的でストンとハマってくる。それにね、ロック的感覚からしてもかなりガレージ的なアプローチとも言えるスタイルがあったり、2曲目の「Steppin’ Out」なんてクラプトンで知られてるけど、このフレージング、自分的にはポール・バターフィールド・ブルース・バンドのアレなんだよなぁ。それでシカゴかぁ、確かに洗練されたシカゴブルースってああなるのかも(白人だけど)って思ってね、地域密着スタイルがそんな所で聴けて…、全編がそういう雰囲気。ピアノという楽器が流れているからかもしれないけど、当然の如くホーンセクションも鳴っている。
歌にアクはないけど、ギターにピアノという楽器のスタイルはともかく、出てくるサウンドが妙にスタイリッシュで洗練されてるのが印象的な名盤。ホント、ギターがかっこいい。こういうの聴いてたから後のロックバンドのギター小僧達はああなったのか、ってのも何か分かるわ。

シカゴにメンフィス、テキサスにニューヨーク、ブルースはその地域地域に密着したスタイルを着実に根付かせていて、今でもそのスタイルはその土地々々に継承されているし、ニューオリンズなんかは純然たるブルースというスタイルにはならずに更に独自進化している。そんな土着音楽がブルースだ。最初は分かんなくても、何となくこれがあれがと聴いているとシカゴは、メンフィスはなんてのが何となく判ってくるようになるし、だからこそ楽しめる世界もある。今回メンフィス・スリムを聴いてて、あぁ、やっぱりシカゴ系な音だなぁ…とマジマジと実感しちゃってね。
Memphis Slimの1958, 59年の録音素材をまとめたアルバム「At the Gate of Horn」。ブルースロックファンなら聴いておいた方が良い。メンフィス・スリム自体はもちろんピアノプレイヤーなのでロックファン的にはちょいとハマる事はなさそうだけど、ここでギター弾いてるマット・マーフィー、すなわちブルース・ブラザーズで有名なマット・マーフィーのギタープレイが超ロック的でストンとハマってくる。それにね、ロック的感覚からしてもかなりガレージ的なアプローチとも言えるスタイルがあったり、2曲目の「Steppin’ Out」なんてクラプトンで知られてるけど、このフレージング、自分的にはポール・バターフィールド・ブルース・バンドのアレなんだよなぁ。それでシカゴかぁ、確かに洗練されたシカゴブルースってああなるのかも(白人だけど)って思ってね、地域密着スタイルがそんな所で聴けて…、全編がそういう雰囲気。ピアノという楽器が流れているからかもしれないけど、当然の如くホーンセクションも鳴っている。
歌にアクはないけど、ギターにピアノという楽器のスタイルはともかく、出てくるサウンドが妙にスタイリッシュで洗練されてるのが印象的な名盤。ホント、ギターがかっこいい。こういうの聴いてたから後のロックバンドのギター小僧達はああなったのか、ってのも何か分かるわ。
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