Martin Carthy - Martin Carthy
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Martin Carthy - Martin Carthy (1965)

トラッドフォーク系での神様的な存在、ロックで言えばプレスリー、ブルースならロバジョンみたいな感覚になるのかなぁ、マーティン・カーシーとかデイヴィー・グレアムってのはそういう存在に近いんだろうと。ただ、もっと前にもそういう人はいたのは確実だろうし、それがトラッドという世界で、伝承音楽だから、口伝えでしかないからアルバム作品としてきちんと残されているという事が無かったんだろうと。それが故にSteeleye Spanのアシュレー・ハッチングスは形として残したくて古いトラッドをたくさん漁ってきては録音して形を残していったというのもあるだろうし。
そんな事でその筋では神と崇められているマーティン・カーシーの、英国トラッドフォークの原点とも言える1965年の作品「Martin Carthy」。旋律にしろメロディにしろギターにしろアコーディオンやフルート、フィドルなど後にトラッドフォーク系統のバンドが使っているものの原点があちこちに詰め込まれている作品だ。それでいてまだポップシーンからの要請もあったのか聴きやすい歌やメロディが収録されているからそういうところに並べても違和感なく聴けるんじゃないだろうか?自分的には明らかにこのメロディってやっぱりトラッド系譜だよな、ってのはあるけど。歌に比重が置かれてるから聴きやすいってのはある。それでもバックのギターとかかなり特殊で普通のとは大きく異なるよね。
何でもディランやポール・サイモンへの影響が云々とかあるけど、スティーライ・スパンから名前知ったので、ちょっと時代錯誤的な覚え方にはなっちゃってて「ん?」みたいなトコあるけど、こちらがオリジナルってことだ。ディランやポール・サイモンって純粋にアメリカ的なフォークエッセンスじゃないのはこういうところからのパクリとか影響とかあるからなんだな、その辺のルーツなんて調べたことなかったから知らなかったけど、なるほど、ユニークなオリジナリティにおいては英国は強いね。

トラッドフォーク系での神様的な存在、ロックで言えばプレスリー、ブルースならロバジョンみたいな感覚になるのかなぁ、マーティン・カーシーとかデイヴィー・グレアムってのはそういう存在に近いんだろうと。ただ、もっと前にもそういう人はいたのは確実だろうし、それがトラッドという世界で、伝承音楽だから、口伝えでしかないからアルバム作品としてきちんと残されているという事が無かったんだろうと。それが故にSteeleye Spanのアシュレー・ハッチングスは形として残したくて古いトラッドをたくさん漁ってきては録音して形を残していったというのもあるだろうし。
そんな事でその筋では神と崇められているマーティン・カーシーの、英国トラッドフォークの原点とも言える1965年の作品「Martin Carthy」。旋律にしろメロディにしろギターにしろアコーディオンやフルート、フィドルなど後にトラッドフォーク系統のバンドが使っているものの原点があちこちに詰め込まれている作品だ。それでいてまだポップシーンからの要請もあったのか聴きやすい歌やメロディが収録されているからそういうところに並べても違和感なく聴けるんじゃないだろうか?自分的には明らかにこのメロディってやっぱりトラッド系譜だよな、ってのはあるけど。歌に比重が置かれてるから聴きやすいってのはある。それでもバックのギターとかかなり特殊で普通のとは大きく異なるよね。
何でもディランやポール・サイモンへの影響が云々とかあるけど、スティーライ・スパンから名前知ったので、ちょっと時代錯誤的な覚え方にはなっちゃってて「ん?」みたいなトコあるけど、こちらがオリジナルってことだ。ディランやポール・サイモンって純粋にアメリカ的なフォークエッセンスじゃないのはこういうところからのパクリとか影響とかあるからなんだな、その辺のルーツなんて調べたことなかったから知らなかったけど、なるほど、ユニークなオリジナリティにおいては英国は強いね。
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