Joss Stone - Colour Me Free
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Joss Stone - Colour Me Free (2009)

ソウルフルな歌声でってなるとねぇ、そんなに知らないし黒人系にはやっぱり入り込めていけないからこの辺りに落ち着く。こうなるともう性分の話で生理的に合うか合わないかみたいな所だろうな。相変わらずの黒人音楽まっしぐらの友人なんかと話すとその違いがくっきりと出てきて面白い。何でそんなに好みとセンスが違うのか…、自分が多分幼稚なんだろう、なんて思ったりもするけど、それならそれでこのまま好きなモノを聞いてくだけでいいかと。ロックなんてそんなもんだ。たまたま今はジジイのモノになってるけどさ(笑)。
Joss Stoneの2009年作品の3枚目「Colour Me Free」。最初はコレ聞いた時、なんかポップシーンに飲まれてしまった作品になったなぁ…って感じがして好みじゃなかったんだよね。オールドスタイルなソウルを情感たっぷり歌ってる白人のお姉さんってのが良かったからさ、こういう黒人リズム中心でポップを歌う女性なんて他にもたくさんいるし面白くもないし、アレンジ何とかしてクセ付けてくれりゃいいんだけどそういう方面には割と無頓着だし、何ともなぁ…ってのが最初。今でもこのアルバム全体的な音の質感は好みじゃないし、聞き辛いとさえ思うけど、本人の母親のスタジオで録られたらしく、気分的にはリラックスしていたのだろう、ほとんどジャムセッションのように録音されていたというから面白いものだ。こういうのがジャムで出来るのか?なんてね。最後のシークレットトラックにそのジャムの片鱗が残ってるからそういうことなのかな、とは思うけど。
豪華なゲスト陣が話題…だったのかな、自分的にはジェフ・ベック参加って所くらいだけど、それも聞いてみればどうにもあってもなくても良いような隙間でのギター参加ってだけでもうちょっとギターがフォーカスされるような曲なら良かったのだけどね、って。華のあるプレイヤーはベックくらいで、せいぜい同じ曲でシーラ・Eが叩いてる程度、それも凄いけどさ。バック陣営ではSteve GaddやPhil Ramoneなんてのが出てくるし、知らないけどボーカルでNazって人もいたりするようだが、ま、だからと言ってって話かなぁ…。いや、やってる現場ではそういう人ってやっぱり全然違うからテンション上がるんだろうけど、わかりにくいしさ。
肝心のJoss Stoneの歌は?てぇとそりゃアレンジとか音色とかの好みはあれども本質的に歌が下手になるワケでもないし歌えてないワケでもないから圧倒的なボーカルでソウルフルに力強く歌ってくれるものはもちろんそういう歌だし、さすがだな、ってのも多数。ただ、ソフトに歌ってるのはやっぱり単なるポップスにしか聴こえないのもあって、ボーカルスタイルが圧倒的なのはジェイミー・ハートマンって人と一緒に歌ってる「Stalemate」とか「Girlfriend On Demand」って曲が凄いね。ものすごくロック的。歌がうまいってだけで出てきても結局パートナーシップが上手く出来る人がいないと難しいワケで、その辺がビジネスでの要件になっちゃうからなぁ、ってのがよくわかるわ、この人見てると。巡り合いってのは運命だろうしなぁ…、売れると思われてもそこまでカネと人使ってくれるかとかそういう感じだ。この後モメたからかEMIと離れて自主制作レーベルへと進み、デイヴ・スチュワートと組んで最高傑作「Lp1」が出てくるのを聴くと、やっぱりロックってのは何かしらの反骨心が原動力なんだって思うが。

ソウルフルな歌声でってなるとねぇ、そんなに知らないし黒人系にはやっぱり入り込めていけないからこの辺りに落ち着く。こうなるともう性分の話で生理的に合うか合わないかみたいな所だろうな。相変わらずの黒人音楽まっしぐらの友人なんかと話すとその違いがくっきりと出てきて面白い。何でそんなに好みとセンスが違うのか…、自分が多分幼稚なんだろう、なんて思ったりもするけど、それならそれでこのまま好きなモノを聞いてくだけでいいかと。ロックなんてそんなもんだ。たまたま今はジジイのモノになってるけどさ(笑)。
Joss Stoneの2009年作品の3枚目「Colour Me Free」。最初はコレ聞いた時、なんかポップシーンに飲まれてしまった作品になったなぁ…って感じがして好みじゃなかったんだよね。オールドスタイルなソウルを情感たっぷり歌ってる白人のお姉さんってのが良かったからさ、こういう黒人リズム中心でポップを歌う女性なんて他にもたくさんいるし面白くもないし、アレンジ何とかしてクセ付けてくれりゃいいんだけどそういう方面には割と無頓着だし、何ともなぁ…ってのが最初。今でもこのアルバム全体的な音の質感は好みじゃないし、聞き辛いとさえ思うけど、本人の母親のスタジオで録られたらしく、気分的にはリラックスしていたのだろう、ほとんどジャムセッションのように録音されていたというから面白いものだ。こういうのがジャムで出来るのか?なんてね。最後のシークレットトラックにそのジャムの片鱗が残ってるからそういうことなのかな、とは思うけど。
豪華なゲスト陣が話題…だったのかな、自分的にはジェフ・ベック参加って所くらいだけど、それも聞いてみればどうにもあってもなくても良いような隙間でのギター参加ってだけでもうちょっとギターがフォーカスされるような曲なら良かったのだけどね、って。華のあるプレイヤーはベックくらいで、せいぜい同じ曲でシーラ・Eが叩いてる程度、それも凄いけどさ。バック陣営ではSteve GaddやPhil Ramoneなんてのが出てくるし、知らないけどボーカルでNazって人もいたりするようだが、ま、だからと言ってって話かなぁ…。いや、やってる現場ではそういう人ってやっぱり全然違うからテンション上がるんだろうけど、わかりにくいしさ。
肝心のJoss Stoneの歌は?てぇとそりゃアレンジとか音色とかの好みはあれども本質的に歌が下手になるワケでもないし歌えてないワケでもないから圧倒的なボーカルでソウルフルに力強く歌ってくれるものはもちろんそういう歌だし、さすがだな、ってのも多数。ただ、ソフトに歌ってるのはやっぱり単なるポップスにしか聴こえないのもあって、ボーカルスタイルが圧倒的なのはジェイミー・ハートマンって人と一緒に歌ってる「Stalemate」とか「Girlfriend On Demand」って曲が凄いね。ものすごくロック的。歌がうまいってだけで出てきても結局パートナーシップが上手く出来る人がいないと難しいワケで、その辺がビジネスでの要件になっちゃうからなぁ、ってのがよくわかるわ、この人見てると。巡り合いってのは運命だろうしなぁ…、売れると思われてもそこまでカネと人使ってくれるかとかそういう感じだ。この後モメたからかEMIと離れて自主制作レーベルへと進み、デイヴ・スチュワートと組んで最高傑作「Lp1」が出てくるのを聴くと、やっぱりロックってのは何かしらの反骨心が原動力なんだって思うが。
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