Betty Davis - Betty Davis
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Betty Davis - Betty Davis (1974)

男の影には必ず女がいて、表に出てくるのもあれば裏で仕切ってるのもある、全く別世界に生きている人もいればとことん関わりたがる人もいる。表面的に出て来れば分かりやすいけど、そういうのも多くはないだろう。元々表舞台にいたもの同士が一緒になるってのはあるだろうけど、やっぱり何かしらシーンと絡む事が多い。きっぱりと手を引くなんてのはなかなか出来る事ではないようだ。ベティ・デイヴィスって聞いて、あの映画女優の?って戸惑ったんだけど、何の事はない別人の黒人女性シンガーのお話だった。ややこしい…。
Betty Davisの「Betty Davis」、1974年リリースのファーストアルバム、既にマイルス・デイヴィスと結婚してからのデビューなので、ちょいと珍しいパターンか。しかもジャズに影響を受けて云々ではなくて思い切りファンクソウルそのままで、強烈な個性を放ってのシーン登場、ともすればロックとの融合でもあろうかと思えるくらいのアグレッシブなサウンドが詰め込まれている。彼女の影響でマイルス・デイヴィスも派手な衣装になりエレクトリックの世界も更に深くなっていったようだが、それはそれで新鮮な刺激だったろう。単なる女性ではなく、もちろんその筋に近い所にいた人なのでマイルス・デイヴィスとも一緒になれたんだろうし、スライやジミヘンなんてのも自身の知り合いだったから紹介していたというから、まぁ、そういう立ち位置での女性だったんだろうな。
その縁を目一杯発揮した作品が「Betty Davis」で、バックメンバーにはTower of Powerにスライ達などのベイエリアのファンクシーンから続々と参加しているという一大セッションに仕上がってるし、サウンド的にはまるで問題ない。それを以ってしても更に斜め上を走るベティ・デイヴィスの強烈な個性を放つボーカルが圧倒的。なんじゃこりゃ?って感じのヒステリックでエキセントリックな歌で、そのハチャメチャさはロックボーカルのそれに近い。故にロックとファンクの融合と言われるんだろう。それにしてもこういうファッションセンスってのはどこから出てきたのか、皆好きだよねぇ…。

男の影には必ず女がいて、表に出てくるのもあれば裏で仕切ってるのもある、全く別世界に生きている人もいればとことん関わりたがる人もいる。表面的に出て来れば分かりやすいけど、そういうのも多くはないだろう。元々表舞台にいたもの同士が一緒になるってのはあるだろうけど、やっぱり何かしらシーンと絡む事が多い。きっぱりと手を引くなんてのはなかなか出来る事ではないようだ。ベティ・デイヴィスって聞いて、あの映画女優の?って戸惑ったんだけど、何の事はない別人の黒人女性シンガーのお話だった。ややこしい…。
Betty Davisの「Betty Davis」、1974年リリースのファーストアルバム、既にマイルス・デイヴィスと結婚してからのデビューなので、ちょいと珍しいパターンか。しかもジャズに影響を受けて云々ではなくて思い切りファンクソウルそのままで、強烈な個性を放ってのシーン登場、ともすればロックとの融合でもあろうかと思えるくらいのアグレッシブなサウンドが詰め込まれている。彼女の影響でマイルス・デイヴィスも派手な衣装になりエレクトリックの世界も更に深くなっていったようだが、それはそれで新鮮な刺激だったろう。単なる女性ではなく、もちろんその筋に近い所にいた人なのでマイルス・デイヴィスとも一緒になれたんだろうし、スライやジミヘンなんてのも自身の知り合いだったから紹介していたというから、まぁ、そういう立ち位置での女性だったんだろうな。
その縁を目一杯発揮した作品が「Betty Davis」で、バックメンバーにはTower of Powerにスライ達などのベイエリアのファンクシーンから続々と参加しているという一大セッションに仕上がってるし、サウンド的にはまるで問題ない。それを以ってしても更に斜め上を走るベティ・デイヴィスの強烈な個性を放つボーカルが圧倒的。なんじゃこりゃ?って感じのヒステリックでエキセントリックな歌で、そのハチャメチャさはロックボーカルのそれに近い。故にロックとファンクの融合と言われるんだろう。それにしてもこういうファッションセンスってのはどこから出てきたのか、皆好きだよねぇ…。
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