Cheap Trick - Bang Zoom Crazy, Hello
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Cheap Trick - Bang Zoom Crazy, Hello (2016)

アメリカのバンドって長々とバンド活動できる環境が多いんだろうな、とふと思った。ヨーロッパや英国だとそこまで色々と活躍の場が揃っていないのか、古くからのバンドがずっと続けてやっていられる、みたいなのが少ないように感じる。もっともそれでも主戦場はアメリカになるので、やはり土壌の違いが大きいんだろう。だから故、KissやCheap Trickやちょっと前じゃEaglesとかその手のバンドまで含めて長々と活動していられるんだろうね。あまりにも老いぼれたロッカーを見るのはちょいと忍びないけど、元気にやってる姿はそれなりに楽しめる。
Cheap Trickが久々に新作「Bang Zoom Crazy, Hello」をリリース。これもまたジジイたちの回顧録かと思いきや、とんでもなくCheap Trickで且つハードにドライブしているサウンドに化けてて驚いた。化けてて、ってかもともとその傾向のバンドなのでそのままなんだけど、相変わらずのパワーポップ調のメロディに加えてのハードロック。それも今のハードロックじゃなくてもちろん昔のハードロックサウンドの現代版だ。全体的に音が軽いのは変わらずに、見事なまでに出来上がっている作品。やはりプロ中のプロ、ロビン・ザンダーの歌声も渋くなってるけど相変わらずのロビン節健在。どっからどう聴いてもCheap Trickなアルバムだ。
ドラムは、リック・ニールセンの息子なんだな…、ひとりでも若いのが入ってくるとバンドの音が若返ると言うのはホントで、ここでもそのマジックは生きている。しっかりと勢いのある若さ、パワーが出つつ、ベテランの旨味なんてのもあって充実している。ちょっと前のThe Whoと同じ構図でね、その時も変わるんだな〜って思ったけど、ここでも同じように感じる。しかしどの曲もホントに「ロック」な感触とそれでいての自分たちの個性がバリバリに出ているというのはホント凄い。若いのに全然負けてない、どころかやっぱり王道バンドの風格だよ。単なる回顧録じゃなくて今のハードロックバンドとして真っ向から取り組んでる傑作。

アメリカのバンドって長々とバンド活動できる環境が多いんだろうな、とふと思った。ヨーロッパや英国だとそこまで色々と活躍の場が揃っていないのか、古くからのバンドがずっと続けてやっていられる、みたいなのが少ないように感じる。もっともそれでも主戦場はアメリカになるので、やはり土壌の違いが大きいんだろう。だから故、KissやCheap Trickやちょっと前じゃEaglesとかその手のバンドまで含めて長々と活動していられるんだろうね。あまりにも老いぼれたロッカーを見るのはちょいと忍びないけど、元気にやってる姿はそれなりに楽しめる。
Cheap Trickが久々に新作「Bang Zoom Crazy, Hello」をリリース。これもまたジジイたちの回顧録かと思いきや、とんでもなくCheap Trickで且つハードにドライブしているサウンドに化けてて驚いた。化けてて、ってかもともとその傾向のバンドなのでそのままなんだけど、相変わらずのパワーポップ調のメロディに加えてのハードロック。それも今のハードロックじゃなくてもちろん昔のハードロックサウンドの現代版だ。全体的に音が軽いのは変わらずに、見事なまでに出来上がっている作品。やはりプロ中のプロ、ロビン・ザンダーの歌声も渋くなってるけど相変わらずのロビン節健在。どっからどう聴いてもCheap Trickなアルバムだ。
ドラムは、リック・ニールセンの息子なんだな…、ひとりでも若いのが入ってくるとバンドの音が若返ると言うのはホントで、ここでもそのマジックは生きている。しっかりと勢いのある若さ、パワーが出つつ、ベテランの旨味なんてのもあって充実している。ちょっと前のThe Whoと同じ構図でね、その時も変わるんだな〜って思ったけど、ここでも同じように感じる。しかしどの曲もホントに「ロック」な感触とそれでいての自分たちの個性がバリバリに出ているというのはホント凄い。若いのに全然負けてない、どころかやっぱり王道バンドの風格だよ。単なる回顧録じゃなくて今のハードロックバンドとして真っ向から取り組んでる傑作。
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