Simo - Let Love Show the Way

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Simo - Let Love Show the Way (2016)
Let Love Show the Way

 今のネットワーク時代ならともかく、昔はホント、ロック聴くのも一人だし、どんなのがあるのか探したり調べたりするのもネットないからね、一人で探すし、友達ったって、そんなに知ってるヤツもいるワケじゃないからホント、今思えばよく情報集めてたよな、って思う。レコードのライナーから辿って行ったり、雑誌のインタビューから探したり、色々と夢中になって情報探したりして、それもまず普通に売ってなかったから探し行かないといけないし、楽しかったんだろうけどね。そんなのが同じような話で出会うとさ、よくやってたよなぁ〜なんて会話。だから今でも好きなんだろうし、そこにこだわるのもあるかな。

 2016年デビューのアメリカはナッシュビルからのバンド、SimoはもちろんSimoさんのバンドで、「Let Love Show the Way」ってアルバムでデビューしてきたけど、スタジオアルバムはともかくながらもライブのビデオ見るとさ、もう暑苦しくギター弾いてるワケですよ。絶対女史にはモテないだろうスタイルでひたすらギター弾いてる。んでまたやってるのが古臭いブルースロックのちょいとハード系ってトコで、ギターはレスポールとか335だし、スライドバリバリだし、なんじゃこりゃ、ってくらいにあの時代の雰囲気出してる。ところがデビューは最近だけど、既にキャリア的にはパープルやジョー・ボナマッサと一緒に回ってたりしてしっかりと実力は折り紙付きという地味な活動の結果なようで、どこもかしこも評判が良かったから出てきたようだ。こういう順番で出てくるのって本来の姿だろうし長持ちするだろうし良いな。

 オールドロックファンにはかなり聴きやすい曲構成やバンド構成、音も複雑じゃなくてストレートに聴けるし出てくる楽器もヘンなのないからラクだ。ブルースロック…ロックにブルースが入ってるのは当たり前だろ、って音でグイグイと畳み掛けてくる。トリオ編成だからあまり無茶してこないし、それでいてどことなく新しいことにチャレンジはしているのもあって聴きやすい。しかしどここあレスリー・ウェストを思い起こさせる風貌でも何かあれば売れるのかもしれないなぁ…(笑)。







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フレ
Posted byフレ

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