Ben Poole - Time Has Come

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Ben Poole - Time Has Come (2016)
Time Has Come

 あ〜、そうだ、譜割り出来ないのがロックだ(笑)。そんな会話してて思った。今更ロックにこだわることもないんだけどね、何かその辺崩れるとそもそもが崩れる気がするので敢えて書いてるだけ。ついでに、ここのところ電子タバコがヒットしている様相で、ちょこちょこと見かけるようになってるけど、色々な要素はともかく、あれじゃタバコ吸いながらギター弾けないよな、って事を呟いたら大いに納得されたというか…、そういうのがこだわりだろ、と。笑い話。

 英国からの若手ブルースメン、若手過ぎたけどようやく大人になってきたかなというBen Pooleの新しい作品「Time Has Come」がリリースされてたのでちょいとつまみ食い。相変わらずの正確で安定したギタープレイはまるではみ出ることのない優等生なギタースタイルで、ともすればフュージョン的とすら言えるもので、サウンド方も相変わらずモダンな音で手堅くリリースしてきた。もうちょっと弾けまくった音とギターフレーズを展開してもらうと心地良いんだけど、それこそが今の若手の音なのかな。もちろん悪くもないんだけど、ブルースまでもが教科書で学ぶ音になっちゃうと面白く無いじゃない?天才だからこうなっちゃうのは当たり前なんだが、ちょいと物足りない…のは多分自分の僻みか。

 ただ、アレだなぁ…、この路線で進むと普通にポップシーンにいるギター弾いて歌う人ってなっちゃうので、自分が聴く人じゃなくなっていくんだろうなぁ。クラプトンは元々のああいう時代があってからポップブルースの第一人者になってるからいいけど、その後釜に入るってのはどうなんだろ?もちろんあんだけ人気のあるクラプトンへのリスペクトからそういうのが出てくるのはおかしくも何ともなくてあって当然の事ではあるが。そうか、だからクラプトンに近づいてる、っていう言い方で解釈すれば良いのか。うん、それはそうだ。



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フレ
Posted byフレ

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