Rory Gallagher - Photo Finish

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Rory Gallagher - Photo Finish (1978)
Photo Finish

 根本からロックな音を聴いていると絶対に魂揺すぶられるし、ハートが熱くなってくるってのが自然な事だ。そうならないのは多分自分にとってロックじゃないのかもしれない。人と同じものを聴いて同じように感じるワケじゃないから、人それぞれでロックの価値観が異なるのだろうけど、面白いことに結構重なっていくんだよな。好みとは別にそのハートは分かる、ってのもあるし。何となく好みが重なると会話が弾むってのはあるが重ならなくてもマインド同じだからわかる、ってのも多い。そんな所で自分の意思を線引しているんだろうね。小さい話かもしれんけど、そんなモンだ。

 ロリー・ギャラガーのプレイはホントにいつもいつも自分を単なるロック少年に戻してくれる。今回は1978年リリースの「Photo Finish」を聴いてたのだけど、冒頭から勢い余ってのノリノリに加えての魂たっぷり乗った上手くはないけどソウルフルな歌声とギタープレイが感動的。こういうストレートなのってなかなかありそうで無くてね、そこに生々しいギターが重なるからそれだけで痺れるってなモンだ。冒頭から熱気ムンムンの歌声とギター、そしてスライドプレイでムーディな枯れたトーンでのソロプレイが艶めかしく、ちょいとハードなエッジでのテキサス的なスタイルでのプレイ…とは言い過ぎだけどアップビートなプレイなどなどと続いていく。ゴキゲンなR&Rが多めに入っているが、この頃のロリーは割とハードロック寄りのプレイをしていて、一時期鍵盤を入れてのバンド形態だったけど、ここではまたトリオ編成に戻っている。そしてドラムには何とこの後マイケル・シェンカーの所にも参加することになるテッド・マッケンナが参加しているってなもんだ。

 汗臭いとか暑苦しいって言葉が似合うアルバムなんだが、なんてったてこの後にはツアーやって名盤ライブ「Stage Struck」なんてのが残るくらいの絶頂期だからアルバムが悪いはずがない。ロックってのはこういうのを言うんだよ、ってアルバムだし、ギターってのはこうやって弾けばいいんだよ、っていうお手本にもなるアルバム、こんな風に弾けることはないんでお手本も何もないのだが…。どの曲取っても隙がなくって楽しめるし、アルバム全体で聴いたって大した長さじゃないから一気に聴いてしまえるし、何よりもハマり込んでしまう作品。ブルースとロック、そしてエッジの効いた楽曲、それに加えてのセンスの良いアルバムジャケット。シンプルなR&Rが最高だ。







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フレ
Posted byフレ

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