Jethro Tull - Nothing Is Easy: Live At The Isle Of Wight 1970

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Jethro Tull - Nothing Is Easy: Live At The Isle Of Wight 1970
Nothing Is Easy: Live At The Isle Of Wight 1970 (CD + DVD)

 一般的にプログレバンドと捉えられているバンドでもライブを見るともちろん普通のバンドじゃないか、って思い直す時があって、それは単にプログレバンドって仰々しい楽器をいっぱい並べて音を出してるんじゃないのか、みたいなのもあるから普通のバンド編成であんな仰々しいのが出来るはずがないとかね、そういう思い込みもあってさ、だからライブ映像とか見ちゃうと、案外普通のバンドでちょっとスカされたりする。まぁ、間違った思い込みしてる自分がおかしいのだが。

 Jethro Tullもワイト島フェスティバルで素晴らしいパフォーマンスを見せたバンドの一つだ。イベントを無茶苦茶にしたのもこの人達かもしれない(笑)。どっからどう見てもただの乞食野郎の集団にしか見えないのが、実はとてつもなく演奏が上手くてライブでもしっかりと存在感を魅せつけるイアン・アンダーソンが主役ってのはどう見ても分かりすぎる。そしてバックの面々のロックバンドらしい演奏、マーティン・ベレってやっぱりブルースギタリストだよなぁ、とかさ、英国ではこの頃絶大な人気を誇っていたバンドでもあると言われている。日本じゃなかなかわかりづらいJethro Tullの本質。こういうライブ映像見るとフルートがヘンなだけで普通にロックバンドなのでやっぱりビジュアルで損してる?いやいや…。

 このJethr Tullの「Nothing Is Easy: Live At The Isle Of Wight 1970」もCDとDVDで出てて、バンドの真髄をきっちりと魅せつけてくれるのでかなり楽しめた。スタジオ盤聴いてるだけより、ライブ映像見てるとやはり変な凄さを感じられる。しかし、なんで歌いながらフルート吹けるんだ?同時に、だよ?この人やっぱかなり変態で凄い人、音楽的才能に溢れすぎている人、そういうのが分かるからもっともっとJethro Tullってバンドをじっくりと見聞きする必要がある。こりゃ人気あったハズだわ…、と改めて思い知った。






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フレ
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